ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

竹中平蔵退任とロスジェネ世代

パソナ会長の竹中平蔵氏の不可解な退任発表がネットをザワつかせているという記事があります。 竹中平蔵氏パソナ会長退任にネットがザワつく…安倍氏死去直後だけに"非常に不可解"の声も(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース 時系列で言うと、安倍氏が亡…

2015年夏、下村博文・文科大臣の疑惑

確か小学3年のとき、担任の先生が「このクラスには総理大臣が2人います」と切り出したのを覚えています。「えっ、誰のこと?」。みんなお互いの顔を見合いました。しばらくすると、先生はN君とI君の2人の名前を挙げて、「謎解き」をしました。N君は「博文…

Trending 追悼演説頓挫

数日前に、8月3日に召集される臨時国会で、亡くなった安倍元首相の追悼演説に、自民党は甘利明前幹事長を立てる意向だ、という記事を見ました。ところが、今朝のニュースでは、追悼演説は先送りされそうだとのことで、その最大の理由は甘利氏を選んだことに…

「国葬」の記憶

吉田茂元首相の国葬が行われた1967年10月31日の記憶は、小生にはありません。父親が生きていたら、何か覚えていたかも知れませんが、テレビは天気予報とプロ野球くらいしか見なかった人だし、そもそもこの頃、家にはまだテレビがなかったような気もします。 …

どっちがどっちに利用され……

昨晩ぎりぎりで更新したばかりなので、今日はほんとうに短く。 東京地検特捜部が昨日(7月26日)東京オリンピック組織委・高橋治之(はるゆき)元理事(みなし公務員 電通)の家宅捜索に入りました。この汚職事件、紳士服メーカーAOKIの前会長が元理事側にコン…

政治家はカルトとの関係を断つ気があるか?

父親の一周忌が近づき、自宅で法要をするので、昨日から庭木の剪定を始めたのですが、今日は朝から雨ぶりで気持ちを挫かれそうになりました。それでも、昼前に雨は上がったので、早めに昼ご飯を食べて、昨日の続きを始めました。夕方前には何とか終わり、ホ…

ある「ジャーナリスト」のこと

「ただ……なだけ」「ただ……したいだけ」なのに……という情緒的反論?(へ理屈?)をまた見た気がしました。議論や問題の核心を外して心情に訴え、同情を引く手法です。へ理屈の類いだけに普通の議論にはなりません。「思いは個人の自由だ」「考え方は人それぞ…

国葬の「踏み絵」効果

「二度目の梅雨明け」の炎天下に共同作業が入って朝からけっこう忙しかったです。今日も短く。 日本人は和を尊ぶとよく言われます。これが個性を押し潰す同調圧力のスローガンとしてよく利用されるので、あまり真に受けるわけにもいきませんが、百歩譲って、…

勝共と売国

今日は本当に短く。 昨夜のBS-TBSの番組「報道1930」にかかわるTweetを眺めていたのですが、これはちょっと衝撃的でした。本日(7月23日)10:00からYouTubeで放送の録画が見られそうなので、是非見ておきたい内容だと思っています。「現物」を見ていないの…

安倍氏国葬とその先

「PRESIDENT Online」の記事を2つ。 1つめは、『国葬の成立』(2015年)という著書がある歴史学者の宮間純一氏のもの。過去の国葬の事例を引きながら、安倍氏を国葬にするつもりの現政権の意図を考察する内容です。氏は、まず、大久保利通の葬儀と比べていま…

ボスなき「地元」

安倍氏亡き後の政界地図は大きく塗り替わりそうそうです。自民党・清和会(安倍派)は当面「集団指導体制」でしのぎ、代表選出には至らないようですが、安倍氏の「地元」選挙区は今後補選もあり(来年4月?)、「現状のまま」というわけにはいきません。安倍…

安倍氏の国葬問題

朝日新聞の川柳が話題になっているそうです。本ブログでも引用した7月16日付の7撰ですが、全体として亡くなった安倍氏の国葬方針を風刺するもので、フッと笑うレベルの話だと思うのですが、人によっては笑うどころか激高しているというのですから、いやはや……

サニブラウン選手の記事を見て

現在アメリカのオレゴン州で陸上の世界選手権が行われています。個人的には、東京オリンピックに関わる諸事件の記憶が尾を引いて、今でもスポーツの大会を冷ややかに見てしまう傾向があり、昔のように「純粋」には楽しめなくなっているのですが、それでもス…

「容疑者」の手紙を読んで

安倍氏を銃撃した容疑者が事件前日にある男性に送ったとみられる手紙を読みました。すでに現物の写真やコピーがネット上に多数出回っているようですが、全文を掲載していたものが次々と削除され、異様な感じがします。ソウル・フラワー・ユニオン on Twitter…

「クーリエ・ジャポン」の記事を読んで

講談社のオンライン誌「クーリエ・ジャポン」には、外国の記事がいろいろと翻訳・紹介されていて興味深いのですが、読んでいると、彼我の記者の視線のちがいを感じることがあります。おそらく記者の背後に広がる社会が日本とはちがうからでしょう。それは社…

奈倉有里『夕暮れに夜明けの歌を』

活躍中のロシア文学研究者の半生を綴った評判のエッセイを読みました。著者は研究者としては若手から中堅どころととらえるのがよいと思うので、「半生」という語はまだ適切ではないかもしれませんが、本の最後に「かつての自分といまの自分はまったく別人と…

安倍神格化と疑惑封じ

昨晩テレビで岸田首相の記者会見を眺めていたら、亡くなった安倍氏の葬儀を、この秋、国葬の形式で行うと「宣言」していて、ちょっと驚きました。というのも、国葬にするかどうかについては国民のあいだで賛否がわかれているため、政府は慎重に判断するもの…

「教団国家」の「正統」と「異端」

Twitterを見ていて共感したことばがが幾つかあります。 まず、岩下啓亮さんの昨日7月12日付のTweet。引用をお許しください。 https://twitter.com/iwashi_dokuhaku/status/1546546076949573633国が「納税しろ、納税は国民の義務だ、消費税減税などもっての他…

選挙と政教分離原則

今日は短く。 参院選は個人的には残念でした。結果として「改憲勢力」と呼ばれる四党が2/3を超えたのは確かにショックなことですが、これで一巻の終わりということはありません。岸田首相は、改憲案を詰めることに注力するようなことを述べていましたが、こ…

これは「民主主義への挑戦」なのか?

8日に安倍氏が銃撃されて亡くなった件をめぐり、メディアや政治家たちから「言論の自由の封殺、民主主義への挑戦」という言説があふれていることには違和感をもっています。警察発表によれば、逮捕された容疑者の話から出てくる動機に、政治的意図を感じさせ…

報道の暗中模索、五里霧中

まだ、昨日の「余韻」をひきずったままです。 うまく表現できないのですが、一年前に父親が亡くなったときの得も言われぬ喪失感に似ています。あのときは夜中にかかってきた電話で「心肺停止」と言われ、病院に直行しました。応対した看護師に「大丈夫なんで…

7月7日から8日のこと

昨日は七夕。夜は雲が多くて天の川はよく見えませんでした。 昨日の昼前に妹が線香をあげに来て、話をしていたら「今日7月7日は旦那の誕生日なのよね」と言います。義兄として恥ずかいことに、初めて知りました。そこでお祝いに?と、人からもらったメロンや…

「校内での政治的活動等は一切禁止」(生徒手帳)

宮城県の高校生が自分で作った参院選の仕組みを説明するポスターを校内に貼り出すため、生徒指導部長の教員に認印をもらいに行ったら「政治的活動だからダメだ」と言われたそうです。 高校で参院選解説ポスター張った女子生徒に起きたこと 線引きどこに [参…

伊藤俊一『荘園』

副題は「墾田永年私財法から応仁の乱まで」。荘園とその制度的変遷を追いながら日本中世史を一瞥した労作です。すでにかなりの人に読まれているらしく、今後、この方面の標準的テキストとして読み継がれていくのではないか、と人から言われたので、がんばっ…

政治家の暴言を黙認する国

「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられないんだって。違いますか。国もおんなじよ」――止めどなく続く麻生太郎・自民党副総裁の暴言。昨日のは特にひどかった。暴言もここに極まれりとさえ思います。メディアがいくら「選挙妨害」にならないよう批判…

小田原と吉祥寺 夏

今度の日曜に投票日が迫る参院選。今、選挙戦たけなわですが、二つの演説の動画を見ました。短い場面が切り取られたものだということには留意しなければいけませんが、一方には、落胆、他方には、快哉です。 まず、アベシンゾーの元秘書官で、あの千葉県の加…

バカロレアの哲学の問題を見て

日本の子どもたちは夏休みまであと3週間ですが、欧米の子どもたちの多くはすでに夏休み入っているようです。ということは、先月は年度の節目の試験期間に当たっていたはずです。フランスの高校生などは、最後の難関である修了資格試験バカロレアを受けないと…

ある講演 桑名・夏

今日は短く。 自民党副総裁・麻生太郎氏が昨日(7月1日)三重県桑名市内で講演したそうです。発言の一部を知っていやーな気分になりました。 「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏 [参院選2022] [自民]:朝日新聞デジタル 以下は…

政権党に巣くう病

先日の市民有志による参院選の政党別調査「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト-参議院選挙2022-」で、自民党の性的マイノリティに対する嫌悪感の一端を知りましたが、こうした感情の醸成に一役かっていると思われるのが「神道政治連盟国会議員懇談会…