ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

東京五輪

詐欺メールと政治家の「無言主義」

昨日迷惑メールボックスに詐欺メールとおぼしき怪しいメールが入っていました。いつもは即ゴミ箱行きですが、確認したところ、「税務署からのお知らせ」という見出しでした。国税還付金があるから24時間以内にe-Taxのアカウントに登録せよというのです。いく…

モリアソ時事放談

仮想ショート下世話会談です。いつものごとく読み流してくだされば。 モ:おっ、タロー。杖なんか突いて歩いて、どうした? 足でも悪くしたのか? ア:いや、杖をついて歩くと、周りが、大丈夫ですか、大丈夫ですかと、大事にしてくれるもんで。 モ:ばかや…

「五輪依存症」と「平和ボケ」

2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を検討していたカナダは、候補地バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州政府が、10月27日、財政上の懸念を理由に招致を支持しないとの声明を出し、撤退する見込となったとのこと。残る候補地は札幌とソルトレー…

「底なし」なのは……

今日も短く。 東京五輪の汚職事件も底なしの展開になってきました。大手出版社KADOKAWAの角川歴彦つぐひこ会長が昨日(9月14日)東京地検特捜部に逮捕されました。同社の専務らが逮捕されて一週間後の逮捕です。この時差は、先に逮捕された専務ら2人が、取り…

世の空気 時代の風

7月8日に安倍氏が亡くなって四十九日。世の中の空気、というか、風向きは、参院選前に比べ、確かに変わったような感じがします。統一教会問題の報道では、TBSの「報道特集」はともかく、日テレ(読売)の「ミヤネ屋」があれほどガンガンやるとは想像もしませ…

どっちがどっちに利用され……

昨晩ぎりぎりで更新したばかりなので、今日はほんとうに短く。 東京地検特捜部が昨日(7月26日)東京オリンピック組織委・高橋治之(はるゆき)元理事(みなし公務員 電通)の家宅捜索に入りました。この汚職事件、紳士服メーカーAOKIの前会長が元理事側にコン…

組織委員会の「公式報告書」を見て

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が6月21日に公開した「公式報告書」はwebでも見られるようです。全体で447頁にも及ぶ長大なもので、全部読み通すのはちょっとしんどい感じです。ざっと眺めてはみたのですが、パートごとに書いた(書かされた)原…

五輪の闇

昨年夏に開催された東京オリンピック・パラリンピックの大会経費は、実際のところいくらかかったのかは今でもわかっていません(昨年12月時点の見通しで、約1兆4,530億円と言われています)。半分以上は税金と言われているこの「大規模公共事業」への支出の…

「コロナ終焉宣言」としての西村本

今日は短く。 「一月万冊」を続けて見ていたら、前の経済再生担当大臣にして新型コロナ担当大臣だった西村康稔・衆院議員が、このほど幻冬舎より『コロナとの死闘』なる新刊本を出したという話が出てきました。買う気はしませんが、調べたところAmazonに「試…

2030札幌五輪反対 再び

衆院議員の米山隆一さんのTwitterをいつも拝見しています。「強風」に顔を背けない姿はさながら「風に立つライオン」のようです(映画や歌とはちょっとちがいますが…)。その米山さんが昨日2月10日、アベ元総理の発言にこうTweetしています。安倍総理「国際…

「河瀬直美が見つめた東京五輪」を見て

「捏造」問題で話題になっているNHKのBS1スペシャル「河瀬直美が見つめた東京五輪」(2021年12月26日放送)を見ました。問題の箇所(part2. 20分頃)だけ見るつもりでしたが、冒頭に五輪反対のデモのシーンが出てきて、おっ?と思ったり、河瀬さんの「五輪を…

立川談四楼 五輪を斬る

立川談四楼さん。名前でわかる通り、故・立川談志の弟子。辛口世評は師匠譲りか。 師匠の談志は1971年、参院選挙に出馬し、当選。1期だけ議員を務めている。当時の全国区で、50人中50番目の最下位当選だったため、当選が判明したのは明け方頃だったという。…

「後の祭り」 茄子と五輪 

今朝、台風の強風が2日続いたせいで茄子が根元から折れてしまっていた。よい茄子株だっただけに残念で悔しい。隣に一本残った茄子は何とかもちこたえてくれている。葉に病気が出て、一時は枯れそうになり、背丈が伸びなかった分、こちらは風をしのげたのだろ…

1940年 幻影の東京五輪との類比

先週から始まったオリンピックは1964年の東京大会と比較されることが多い。実際、今大会の誘致に動いた人々の頭の中は、「1964年の東京大会を、もう一度」だったし、自分も何となくそう思ってきたが、時代の前後を含めれば、本当に比較すべきは、64年大会で…

森会長、オリンピック中止の可能性に言及

昨日(21日)、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会がスポンサー契約を結ぶ企業に対し、協賛金の追加拠出を要請したと伝えられていた。現在のコロナ禍にあって業績が極度に悪化している企業にとって、これはかなりの難題と予想されていたが、…