ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

岸田政権

給料とグラブ

今日の衆院内閣委員会で特別職の国家公務員の給与を引き上げる法案が可決されました。首相や閣僚などの給与が引き上げられることから、野党が反対していた法案です(と思ったら、国民民主党の委員は今日採決で賛成しているんですね。ちょっと驚きました)。…

歴代総理大臣 > 閣僚 > 自民党国会議員

東京オリンピックに限りませんが、スポーツ興行の「裏側」を知ってからというもの、昔のようにスポーツ観戦するのが何となく馬鹿らしくなって、すっかり興ざめしてしまいましたが、何も見なくなったわけでもなく、野球などは嫌いではないので、今でもわりと…

岸田内閣 雑感

昨日の国会の模様を紹介する記事やTwitter(あっ、今はXとか言うんでしたっけ)などをいくつか見たのですが、予算委員会で質問を受けなければならないのに、「敵前逃亡」するかのごとく、辞職願を出して?委員会をトンズラする法務副大臣とか、まあ、あきれ…

スペイン戦勝利を祝う首相と政府

今朝のテレビはスペイン戦勝利の話題一色ですね。大方は、二匹目のドジョウを期待しつつも、スペインに勝つところまではなかなか想像できなかったので、朝起きて結果を知って「ええっ!?」と思った人は多かったでしょう。小生はたまたま中継をテレビで見てい…

杉田水脈氏の「不適材不適所」改めて…

昨日参院予算委で塩村文夏議員が杉田水脈・総務大臣政務官に過去の「発言」について質問している様子をテレビで見ました。杉田氏の過去の発言を網羅的に取り上げていましたが、常軌を逸したひどさですね。特に、これは知らなかったから余計に驚き、嫌悪しま…

「隙」を突かれて

今日はごく短く。 W杯サッカーで、先日日本代表がドイツに勝って盛り上がっていたので、昨日テレビで(珍しく)コスタリカ戦を通して見ました(見てしまいました)。結局後半35分の相手ゴールが決勝点になり、ファンには残念な結果となりました。 一瞬の隙突…

萩生田発言報道が引っかかる

今日はごく手短に。 Twitterを眺めていたら、お前が言うな! という声をあちこちで目にしましたが、自民党の萩生田政調会長が一昨日(21日)に「岸田内閣は……国民の信頼回復に全力を挙げるべきだ」と述べたという報道があります。 自民・萩生田政調会長「岸…

「政治主導を偽装した官僚専制」

最近安倍政権を「行政独裁」とか「官僚専制」と特徴づける人がぽつりぽつりと現れているように感じます。言葉として断片的には以前にも耳にしていましたが、筋立てた話を2つほど知りました。 日曜の毎日新聞朝刊に、ノンフィクション作家・保阪正康さんとジ…

鶴瓶さん、怒る

今日も短く。 昨日のblogで「政治への怒り」について触れたのですが、昨晩哲学系ユーチューバーじゅんちゃんのTweetを見ていたら、いました、いました、怒ってる人が。 これは、11月10日付「古舘伊知郎チャンネル」の動画(の一部?)のようです。ゲストの笑…

本気で怒るよりどころ

先週発表された読売新聞とJNN(TBS)の最新の世論調査によると、岸田内閣の支持率は30%台で、内閣発足以降最低を更新したとのことでした。 ※( )内は前回との増減 2022年11月 電話全国世論調査 質問と回答 : 読売新聞オンライン 内閣支持率が最低更…

次は寺田に杉田、細田、萩生田……

今日は本当に短く。 昨晩葉梨法相が辞任しました。事実上の更迭と言われています。急転直下で驚きます。「(法務大臣とは)朝、死刑のはんこを押して、昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職」など、葉梨大臣の一連の発言は、「失…

政治家とユーモア

岸田内閣の閣僚たちの失態が続きます。今度は葉梨康弘法務大臣の問題発言です。一昨日の夜、身内の自民党岸田派(武井俊輔外務副大臣)のパーティーで挨拶をし、その際「法務大臣は、朝、死刑のハンコを押して、昼のニュースになるのはそういう時だけという…

寺田総務大臣の進退と政界

旧統一教会と故安倍晋三氏の深いつながりが世に知られてからもう4ヶ月近くになります。その間、安倍氏どころか、国でも地方でも、自民党を中心に多数の議員がこの教団と関係をもち、中には選挙支援と引き換えに政策協定を結んでいたことが明らかになるなど、…

北朝鮮のミサイル「乱射」のこと

連日北朝鮮からミサイルが飛ばされているようです。こんなに短期間に、さながら「狂ったかのように」次々とミサイルが「乱射」されたことはありません。Jアラートで警戒や避難が呼びかけられた地域はたまったものではありません。大事な仕事や約束、行事が…

「時間がたてばどうせ忘れるんでしょ」

我が家の隣にある大銀杏が3年ぶりに美しく色づいて、快晴の空に一段と映えてうれしくなります。秋の深まりを感じます。 しかし、政治世界の方は季節の移ろいを感じるような世界とは隔絶されていて、不快なことが多いです。 先週10月24日、事実上更迭された「…

「凪」が「止んだ」とき

今もテレビで盛んに流されているCMで、今年の末までにマイナンバーカードをつくれば最大2万円分のポイントを付与するとしていた政府が10月13日に、2024年秋から紙の健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと一体化する方針を発表したのは、ポイント付…

モリアソ時事放談

仮想ショート下世話会談です。いつものごとく読み流してくだされば。 モ:おっ、タロー。杖なんか突いて歩いて、どうした? 足でも悪くしたのか? ア:いや、杖をついて歩くと、周りが、大丈夫ですか、大丈夫ですかと、大事にしてくれるもんで。 モ:ばかや…

気の早い岸田政権の「総括」

泥沼と化した統一教会問題に足をとられる岸田政権。国民からそっぽを向かれて支持率が急降下し、反転に必死です。今度は電気ガス料金の負担軽減など総合経済対策を打ち出すようですが(自民党から額が少ないと言われて、何と4兆円!も積み上げるとのこと)、…

山際大臣は辞任したけれど……

記憶はしないけど予知はする。自身の不都合な過去は忘却するが、不都合な未来は前もって的確に言い当てることができる――昨日の衆院予算委で、新たに出てきた旧統一教会幹部との集合写真を示され、「ご自身で予言を的中させましたね」と立憲の後藤祐一議員か…

トラス英首相辞任のこと

先週10月20日にトラス英首相が辞任表明したのには驚きました。当人は1980年代に保守党政権を率いた「鉄の女」サッチャー元首相に自身をなぞらえたかったと見えて、服装や言動など、元首相を気取る姿が何となく鼻につきましたが、彼女にならって発表した減税…

マイナカードの人権侵害

政府が今月、2024年秋に健康保険証とマイナンバーカードを一本化させ、健康保険証を廃止すると発表したため、マイナンバーカードは事実上義務化されたという話になっていますが、かなり大きな問題を含んでいると思います。ネットで集めた情報だけ見ても、こ…

岸田首相の揺れる最適解

昨日の参院予算委で小西洋之議員から「朝令暮改にも程がある」と吐き捨てられた岸田首相。その前日10月18日の衆院予算委では、旧統一教会の解散命令をめぐる要件について「民法の不法行為は入らないとの解釈だ」と答弁し、世間から「やる気なし!」と非難さ…

郷原さんの国会時評 +玉川氏の謝罪

弁護士の郷原信郎さんの動画「日本の権力を斬る! #184」を見ました。やっと始まった予算委員会で、岸田内閣が直面している諸問題――「統一教会」「マイナカードと保険証」「円安」――をズバリ解説していて、非常にわかりやすかったです。 岸田内閣の政策には…

「年金貰う前に死んじゃうよ…」

政府が国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年を延長し、65歳までの45年間とする検討に入ったという報道がありました。破綻しかけている年金財政にメスを入れざるを得ないのは、以前から言われてきたことですが、常に場当たり…

柿食えば 表敬訪問 

今日は短く。 柿が旬となりました。昨日畑で剪定作業をしたついでに、父親が植えた柿を見に行きました。この前見たときは、幾つかほんのり色づいていたので、晴れた日を狙ってもごうと思っていたのですが、なかなかパッと晴れず、伸び伸びになっていたのが禍…

だってカルト国家なんですもの……

今の健康保険証を再来年(2024年)の秋に廃止してマイナンバーカードと一体化させるという政府発表には唐突感しかありません。昨日の二番煎じのようで恐縮ですが、お店が客にカードを強要するのに似た、こんな会話が頭に浮かびました。 店員:お客様、お買い…

近石さん、円楽さん、猪木さんを偲んで

今日は短く。 最近著名人の訃報をよく耳にします。昨日はアニメ・サザエさんのマスオさん役で知られた声優の近石真介さんが、5日に亡くなったことを知りました。声優さんですから、他にもいろいろな役やナレーションなどで声を聞くことがあるとは思うのです…

国難の宰相と国民

むかし学校に勤めていた頃、同僚と、どういう校長(管理職)がよい校長か、という話になりまして、さすがにそのとき挙がった具体的なお名前を書くわけにはいきませんが、その同僚が言うには、某校の校長だった〇〇氏は、上意下達でなく学校を変えていこうと…

「ありがた迷惑」

今日は短く。 昨日知ったニュースにはいくつか驚かされるものがありました。 物議を醸した国葬が終わって、今週から「修羅場」の臨時国会に臨む岸田首相、このタイミングでご長男を首相秘書官に任命する意向であることがわかりました。支持率下落に悩む首相…

笑う人型ロボットと自民党

キンモクセイの薫る季節になって、朝玄関を開けるとき、今日はどうかなとちょっとドキドキします。 京都大学の研究グループが、人の笑い声の特徴を分析して一緒に笑い声を出す機能をもつ人型ロボットを開発したそうです。こういうケースでは女性ロボットの場…