ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

政治文化

「政治的無関心層」と投票権格差

哲学系YouTuberのじゅんちゃんさんの動画を見ました。れいわ新撰組やNHK党、最近では参政党といったいわゆる「新興政党」はカルト的要素を抱え込まざるをえない土壌があると言っています。「カルト」というと、私的にはどうしてもオウム真理教を思い起こして…

石木ダムの社会科見学で

長崎市の小学校で、子どもが書いた社会科見学の感想文のコピーを、お礼として案内者に送ったところ、名前を伏せたかたちで、案内者の関係するグループのブログに掲載され、長崎市教育委員会が無断でコピーを送った等の理由でこの教員を文書訓告とした、とい…

「世界各国美人図鑑」の目線

今日は短く。 先月、国民の知らないところでいかに自身がコロナ対策の陣頭指揮に腐心し、その心労による湿しんと「死闘」することになったか(私的な解釈です)を明かす自著を世に出し、めったにお目にかかれないような低評価を受けている自民党・清和政策研…

「日本の三つの災禍」

日本の「不愉快な環境」に耐えかねて4年前に渡英したという「出国(帰国でなく)子女」の女性が綴った記事を読みました。母国の大学を卒業し、日本で働く決心をしたとき、父親から「日本の三つの災禍に気をつけて」と言われたとのことですが、この3つを同列…

「コロナ終焉宣言」としての西村本

今日は短く。 「一月万冊」を続けて見ていたら、前の経済再生担当大臣にして新型コロナ担当大臣だった西村康稔・衆院議員が、このほど幻冬舎より『コロナとの死闘』なる新刊本を出したという話が出てきました。買う気はしませんが、調べたところAmazonに「試…

民主主義は「神の摂理」…とはいえ

加藤哲彦さんが運営する「トイビト(問い人)」に、「民主主義は生き残れるか」と題した政治哲学者・宇野重規さんのインタヴューがあります。これはいい企画で、大変勉強になります。以前、前編を読んでから後編を楽しみにしていたのですが、5月9日付ですで…

島田雅彦さんの叙勲

作家の島田雅彦さんが昨日(4月28日)春の叙勲で紫綬褒章を受けたことを知りました。少し驚きました。 小生の狭い知見の限りでも、島田さんが「学問や芸術分野で功績を残した人」というのは全くそのとおりだと思います。ロシア語つながりの親近感?もわいて…

山本太郎の衆院議員辞職のこと

れいわ新選組の山本太郎代表が一昨日(4月15日)、衆議院議員を辞職し、この夏の参院選に(比例区ではなく)選挙区から立候補すると表明したことを知りました。夏の参院選のあと、衆院の解散がなければ、国政選挙は3年間なく、その間に「政治の暴走が実行さ…

プーチン崇拝の精神的風土論について

ロシア文学研究者・亀山郁夫氏のインタヴュー記事を読みました。大変興味深かったのですが、部分的に承服できないところもありました。 3月13日付毎日新聞の記事から一部引用させてください(聞き手は大野友嘉子・記者)。ロシア文学者を「絶望」させたプー…

逃走と抵抗

2月9日付朝日新聞に「現代の逃走論」という記事があり、ヨシダナギさん(フォトグラファー)、今井紀明さん(NPO法人「D×P」理事長)、浅田彰さん(批評家 大学教授)の3人の話が載っています。 「逃げ」や「逃走」には否定的なニュアンスがついて回ります。…

女性議員に立ちはだかる「5つの壁」

3月から隔週金曜日に放送されている(という)TBS・CS放送の「政治をSHARE」という対談(いや鼎談)番組を一週遅れで見た。YouTube配信はありがたい。今回のテーマは「女性議員は増えちゃダメ? 立ちはだかる5つの壁」。進行は久保田智子アナ。ゲストは国民…

維新躍進のこと

今回の衆院選で、維新の会は自民批判票の受け皿になったと言われる。全体の数字から見ると、確かにそうなのかも知れないが、それにしても当選者の政党別の地図を眺めると、大阪がまるで「独立国家」のようで、その「維新王国」ぶりが際だっている(バチカン…

投票率と教育文化

10月8日の「報道1930」は見ておくべき内容だったかも知れない。翌9日にキャスターの松原耕二氏がドイツの若者の投票率のことをTweetしている。松原耕二 on Twitter: "昨夜の『報道1930』、ドイツでは若者の投票率も70%。背景には学校での積極的な政治教育が…

総選挙をハロウィーンに 「投票日おめでとう!」

アイスランド在住の小倉悠加さんの連載記事「こちらアイスランド」を読んだ。 先週9月25日の日曜日にアイスランドでは総選挙があったようだ。盛り上がりの方は「アイスランド的」にはいまいちで、投票率は史上ワースト2位ということだが、それでも何と80%! …

総裁選と野田聖子

こういう闇世界の話を知ると本当に嫌になる。 スガが自民党総裁選に出馬しないことを明らかにしてから、政界やメディアは誰が立候補するかの話題一色となっている(まず国会を開かないことが不当であることを報道する方が優先だと思うが…)。そんな中、野田…

政府用語 考

「寄り添う」――近くで人を支える、物心両面で。「患者に寄り添う」「困っている人に寄り添う」…など、本来は「詩的」で、優しい言葉だと思う。 しかし、同じ人が同じような場面で二度も三度も口にするとだんだん優しさが剥がれていく。使う人が増えればます…

「自民党」なるものの「体質」

そのむかし父親は自民党員だった。特に強い思い入れなどがあったわけではなく、単なる「お付き合い」だったと記憶する。地元の自民党代議士にしてもたぶん「ノルマ」があったのだろう。党員であることによって何か「便宜」をはかってもらっていたかどうかは…

「余計なこと」を考える

元ラグビー日本代表でスポーツ教育学や運動学を専門とされている平尾剛(つよし)さんはアスリートの立場から東京五輪開催に異議を唱えてきた。4月18日更新の記事でもこう述べている。引用をお許し願いたい。スポーツ、これからどうなる? | みんなのミシマガ…

「政治的中立」という “事なかれ”

木村草太さん(東京都立大教授 当時は首都大学東京教授)という憲法学者の講演企画を2018年、鎌倉市が「政治的だ」という理由で拒否していたという。 昨日の東京新聞の記事が以下。部分引用する。【独自】憲法記念日の講演に憲法学者・木村草太さんの起用N…

「駿河大学客員教授」田﨑史郎氏のこと

テレビのワイドショーにコメンテイターとして頻繁に出演する田﨑史郎氏。新聞のインタヴューで、「政治」と会食は不可欠のような言い分を延々と述べている。小生は直接見ていないのだが、氏は今年1月12日に放映されたテレ朝のモーニングショーで「政治家は会…

ビルマの動画を見て

2月1日のビルマ(ミャンマー)の軍事クーデターから10日が過ぎた。国内外で抗議行動が続いている。日本に住むビルマの人々も連日声を上げている。 東京では、渋谷の国連大学前(1日)、外務省前(3日)、高田馬場駅・平和の女神像前(6日)、品川のビルマ大…

スーパークレイジー君の当選

昨日のブログでは敢えて埼玉県の戸田市議会議員選挙のことには触れなかった。スーパークレイジー君の当選に興味はあったが、自民党の「退潮傾向」とは “無関係” と思ったから。しかし、フリーライターの畠山理仁(はたけやま みちよし)さんの以下の記事を読ん…

これは「イスラム国」か !?

1月15日の「デモクラシータイムス」で齋藤貴男さんが話したこと(概要)をいくつか拾ってみた。https://www.youtube.com/watch?v=nJUGWF--Tzg&t=2010s 僕は「緊急事態宣言」だからみんなが自粛しなくてはいけないとは必ずしも思っていないんです。実際には生…

スガと政治部記者の共棲

読売新聞のスガ報道が波紋を呼んでいる。13日の新型コロナの政府対策本部で、7府県に緊急事態宣言を追加発令する際、スガは「福岡県」を「静岡県」と読み間違えたり、記者会見での質疑がかみ合わなかったりと、相次ぐ失態の理由を「ストレスがたまっている…

「なぜ君」5 小川さんの舞台挨拶 

6月から上映が始まったドキュメンタリー『なぜ君は総理大臣になれないのか』。12月28日、『ポレポレ東中野』で最終上映を迎え、映画の主人公の小川淳也・衆議院議員と大島新・監督が舞台挨拶をした。小川さん本人の希望ということで、挨拶はそこそこに、集ま…

たかまつなな × 堀潤 対談を見る

たかまつなな さんと 堀潤さんの元NHK職員同士の「対談」を見た。一応、これは「たかまつななチャンネル」という番組なので、たかまつさんが堀さんにインタヴューするというかたちなのかと思ったが、「先輩」の堀さんがさすがに聞き上手で、たかまつさん…

「自分の言葉で語れない……それが最悪」

たまたま見かけたのだが、高須クリニック・高須克弥氏がTwitterで村上春樹氏のインタヴューに噛みついたのだそうだ。高須院長が村上春樹氏の発言を批判「先生は日本人ですか?」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載 そもそも「日本人ですか?」という…

「ポチ」と「番犬」 M.ファクラー氏談

『吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール』(双葉社)を出したニューヨーク・タイムズの元東京支局長マーティン・ファクラー氏が「赤旗」のインタヴューに応じている。2020年12月20日付「赤旗 日曜版」の記事より、以下に概要を記す(記事は…

「感動して涙が出る国」 小川淳也さんの話

コロナウイルスの新規感染者数が、9日、全国で過去最多の2,851人となった。重症者も19人増えて555人となり、こちらも過去最多を更新。感染拡大が止まらない。千葉の田舎だから、マスクと手洗いさえしとけば……と、どこか他人事のような感じもあったが、毎日人…

「俺は酔ってねぇよ」 女川原発、防衛大のこと

宮城県の村井嘉浩知事が11月11日、女川町の須田善明町長と石巻市の亀山紘市長との三者会談を経て、東北電力・女川原発2号機の再稼働容認の意思を明らかにした。2日前(9日)の市町村長会議では3人の町長が反対を表明していたが、村井知事は結論を「三者会談…