ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

政治文化

投票率と教育文化

10月8日の「報道1930」は見ておくべき内容だったかも知れない。翌9日にキャスターの松原耕二氏がドイツの若者の投票率のことをTweetしている。松原耕二 on Twitter: "昨夜の『報道1930』、ドイツでは若者の投票率も70%。背景には学校での積極的な政治教育が…

総選挙をハロウィーンに 「投票日おめでとう!」

アイスランド在住の小倉悠加さんの連載記事「こちらアイスランド」を読んだ。 先週9月25日の日曜日にアイスランドでは総選挙があったようだ。盛り上がりの方は「アイスランド的」にはいまいちで、投票率は史上ワースト2位ということだが、それでも何と80%! …

総裁選と野田聖子

こういう闇世界の話を知ると本当に嫌になる。 スガが自民党総裁選に出馬しないことを明らかにしてから、政界やメディアは誰が立候補するかの話題一色となっている(まず国会を開かないことが不当であることを報道する方が優先だと思うが…)。そんな中、野田…

政府用語 考

「寄り添う」――近くで人を支える、物心両面で。「患者に寄り添う」「困っている人に寄り添う」…など、本来は「詩的」で、優しい言葉だと思う。 しかし、同じ人が同じような場面で二度も三度も口にするとだんだん優しさが剥がれていく。使う人が増えればます…

「自民党」なるものの「体質」

そのむかし父親は自民党員だった。特に強い思い入れなどがあったわけではなく、単なる「お付き合い」だったと記憶する。地元の自民党代議士にしてもたぶん「ノルマ」があったのだろう。党員であることによって何か「便宜」をはかってもらっていたかどうかは…

「余計なこと」を考える

元ラグビー日本代表でスポーツ教育学や運動学を専門とされている平尾剛(つよし)さんはアスリートの立場から東京五輪開催に異議を唱えてきた。4月18日更新の記事でもこう述べている。引用をお許し願いたい。スポーツ、これからどうなる? | みんなのミシマガ…

「政治的中立」という “事なかれ”

木村草太さん(東京都立大教授 当時は首都大学東京教授)という憲法学者の講演企画を2018年、鎌倉市が「政治的だ」という理由で拒否していたという。 昨日の東京新聞の記事が以下。部分引用する。【独自】憲法記念日の講演に憲法学者・木村草太さんの起用N…

「駿河大学客員教授」田﨑史郎氏のこと

テレビのワイドショーにコメンテイターとして頻繁に出演する田﨑史郎氏。新聞のインタヴューで、「政治」と会食は不可欠のような言い分を延々と述べている。小生は直接見ていないのだが、氏は今年1月12日に放映されたテレ朝のモーニングショーで「政治家は会…

ビルマの動画を見て

2月1日のビルマ(ミャンマー)の軍事クーデターから10日が過ぎた。国内外で抗議行動が続いている。日本に住むビルマの人々も連日声を上げている。 東京では、渋谷の国連大学前(1日)、外務省前(3日)、高田馬場駅・平和の女神像前(6日)、品川のビルマ大…

スーパークレイジー君の当選

昨日のブログでは敢えて埼玉県の戸田市議会議員選挙のことには触れなかった。スーパークレイジー君の当選に興味はあったが、自民党の「退潮傾向」とは “無関係” と思ったから。しかし、フリーライターの畠山理仁(はたけやま みちよし)さんの以下の記事を読ん…

これは「イスラム国」か !?

1月15日の「デモクラシータイムス」で齋藤貴男さんが話したこと(概要)をいくつか拾ってみた。https://www.youtube.com/watch?v=nJUGWF--Tzg&t=2010s 僕は「緊急事態宣言」だからみんなが自粛しなくてはいけないとは必ずしも思っていないんです。実際には生…

スガと政治部記者の共棲

読売新聞のスガ報道が波紋を呼んでいる。13日の新型コロナの政府対策本部で、7府県に緊急事態宣言を追加発令する際、スガは「福岡県」を「静岡県」と読み間違えたり、記者会見での質疑がかみ合わなかったりと、相次ぐ失態の理由を「ストレスがたまっている…

「なぜ君」5 小川さんの舞台挨拶 

6月から上映が始まったドキュメンタリー『なぜ君は総理大臣になれないのか』。12月28日、『ポレポレ東中野』で最終上映を迎え、映画の主人公の小川淳也・衆議院議員と大島新・監督が舞台挨拶をした。小川さん本人の希望ということで、挨拶はそこそこに、集ま…

たかまつなな × 堀潤 対談を見る

たかまつなな さんと 堀潤さんの元NHK職員同士の「対談」を見た。一応、これは「たかまつななチャンネル」という番組なので、たかまつさんが堀さんにインタヴューするというかたちなのかと思ったが、「先輩」の堀さんがさすがに聞き上手で、たかまつさん…

「自分の言葉で語れない……それが最悪」

たまたま見かけたのだが、高須クリニック・高須克弥氏がTwitterで村上春樹氏のインタヴューに噛みついたのだそうだ。高須院長が村上春樹氏の発言を批判「先生は日本人ですか?」 | 東スポのニュースに関するニュースを掲載 そもそも「日本人ですか?」という…

「ポチ」と「番犬」 M.ファクラー氏談

『吠えない犬 安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール』(双葉社)を出したニューヨーク・タイムズの元東京支局長マーティン・ファクラー氏が「赤旗」のインタヴューに応じている。2020年12月20日付「赤旗 日曜版」の記事より、以下に概要を記す(記事は…

「感動して涙が出る国」 小川淳也さんの話

コロナウイルスの新規感染者数が、9日、全国で過去最多の2,851人となった。重症者も19人増えて555人となり、こちらも過去最多を更新。感染拡大が止まらない。千葉の田舎だから、マスクと手洗いさえしとけば……と、どこか他人事のような感じもあったが、毎日人…

「俺は酔ってねぇよ」 女川原発、防衛大のこと

宮城県の村井嘉浩知事が11月11日、女川町の須田善明町長と石巻市の亀山紘市長との三者会談を経て、東北電力・女川原発2号機の再稼働容認の意思を明らかにした。2日前(9日)の市町村長会議では3人の町長が反対を表明していたが、村井知事は結論を「三者会談…

言葉の力 カマラ・ハリス氏の演説

アメリカの次期副大統領となることが確定したカマラ・ハリス氏が、ジョー・バイデン次期大統領に先立って、大統領選の勝利演説をした。どうしても「前座」扱いで、切り取られた一部しか報道されていなかったが、イギリスの月刊誌「ELLE」の全文翻訳ほか…

菅野完氏のハンスト

17日に行われた中曽根元総理の合同葬について調べていたら、フリージャーナリストの田中龍作氏のリポートを見つけた。しかし、それよりも驚いたのは、スガ政権の日本学術会議の人事介入に抗議するためにフリーライターの菅野完(たもつ)氏が10月2日午後から官…

「若者」と民主主義

朝日新聞のGLOBE+の9月30日付、玉川透氏の「なぜ若者の政権支持率は高いのか 学生との対話で見えた、独特の政治感覚」という記事を読んだ。 小生の周りは「老人」ばかりで「若者」はもういないので、「感覚」としてよくわからないところはあるが、むかし学校…

マスコミの馴致=私僕

メディアは事実や出来事を人々に正確に伝えるのが仕事。ジャーナリズムはその事実や出来事を論評するのが仕事。論評の内容が、事実を捻じ曲げるものであったり、政治的・経済的・社会的に優位に立つ者、あるいは論評する当人自身にとって「都合のよい」もの…

「なぜ君」4 オンラインで映画を見て

昨晩、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」を“視聴”した。アンテナが低くて、当日の朝までオンライン上映のことを知らなかったのだが、幸運なめぐりあわせにより、念願がかなった。なかなかおもしろかったので、ぜひ多くの人にみてもらいたいと思う。 以…

映画「なぜ君は総理大臣に…」今晩上映

今朝、本日9月26日(土)の夜、映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』のオンライン上映&トークがあることを知った。早速チケットを買った。久しぶりにワクワクする感じ。上映後には小川淳也さんと大島監督をゲストに迎えたトークも配信されるそうだ。〇配…

「生ごみのバケツのふた」 田中眞紀子氏談

自民党の総裁選や新・立憲民主党の旗揚げなどについて、田中眞紀子氏がインタビューに応じた。 「凡人、軍人、変人」の頃のような闊達さは望めないが、相変わらずの「眞紀子節」がさく裂している。もう「現役」を退いて8年になるのか、と時間の流れを感じる…

『なぜ君は総理大臣になれないのか』3

朝日新聞の記者・秋山訓子氏が小川淳也・衆議院議員と「再会」したときのやりとりをもとにした「取材ノート」を読んだ。新聞企画としては「アナザーノート」というメール配信記事(コラム)らしい。 小川議員と言えば、ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大…

「衰退途上国」

辞任したアベの後任に菅官房長官が有力視されている。「有力視」どころではなく、ほぼ「決まり」といった風潮にはうんざりする。いくら“不自由民主党”の総裁=トップ選びだといっても、一国の総理大臣に指名される人を選ぶのだ。より国民の声が反映される方…

繰り返される失敗 2

これも今は昔、5月2日付「Newsweek 日本版」に丸川知雄さんの「繰り返される日本の失敗パターン」というコラムが掲載され、一時反響があったように見受けられる。日本政府のコロナ対策はまるで日本軍の失敗パターンを踏襲しているかのようだという話なのだが…