ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

はぐらかし答弁

7月30日に緊急事態宣言が4府県に拡大された。記者会見に臨んだスガ首相、最近「スガ節」なる語を目にしたが、これで独演会をするにはあまりに内容が貧相で惨い。「ご飯論法」ならぬ「ヤギさん答弁」というのもあるようだが…。「やぎさん答弁」に見る菅首相の…

映画「パンケーキを毒見する」上映開始

昨日(7月30日)から上映されている映画「パンケーキを毒見する」がネットで話題になっている。アメリカでは、マイケル・ムーアが2004年に「華氏911」で当時の現職大統領のジョージ・ブッシュjr. を笑い飛ばしたことが懐かしく思い出されるが、ついに日本で…

過去の嘘 現在の嘘

むかし吉村徳蔵さんという高校の歴史の先生がいた。直接お会いしたことはないが、歴史教育者協議会という団体の副委員長を務めていたので、その筋では有名な人で、著書も何冊かある。最晩年の著作に、自身の半生を振り返った生徒向けの講演の記録があり、8月…

ゴミ箱のロールパン

「あげるとこなくなりやめた自家菜園」(さいたま 影無さん) 7月19日付毎日新聞の「万能川柳」の句。そうならないよう(?)週に1度くらいは「お裾分け」をしている。昨日野菜を届けたお宅のおかみさんは、数年前までは元気に自転車に乗って買い物もできた…

「じゅんみま」と「みまじゅん」

……NDANDANDANDANDANDAND…… これは確か、民族楽器の演奏家(…という肩書きでいいのかどうか)若林忠宏さんがどこかで聞いた話として紹介していたと思うが、上のアルファベットの連なりを「読んでみてください」と言われると、三通りの読…

1940年 幻影の東京五輪との類比

先週から始まったオリンピックは1964年の東京大会と比較されることが多い。実際、今大会の誘致に動いた人々の頭の中は、「1964年の東京大会を、もう一度」だったし、自分も何となくそう思ってきたが、時代の前後を含めれば、本当に比較すべきは、64年大会で…

時事スガ川柳 五輪編

オリンピック開催のさなか、国内にも選手村にもコロナ感染が急拡大し医療現場を逼迫させている。経験したことのない暑さに苦慮する選手も多い。東京五輪への懐疑と危機感を押し流すかのような(押し流したい?)五輪報道があふれかえっているが、そんな中で…

東京五輪の開会式のこと

東京五輪の開会式。小生は少ししか見ていないのだが、総じて評判があまり芳しくない。昨日出先で会った人は酷評していて、NHKの紅白歌合戦ばりのノリでつくられたものを見せられているような感じだと言っていた。昨夜TBSの番組「新・情報7daysニュースキ…

手を組むヒトラー 腕を組むスガ 

毎朝仏壇にご飯とお茶を供え、母親の写真を拝む。葬儀で写真が必要になったとき、母親は笑顔で写っている写真が少なかったので、探すのに苦労したが、葬儀屋さんがそれらしく仕上げてくれてありがたかった。以後、ずっとこの写真が母親の「基本的」肖像とな…

辞職ドミノの向こうで

パソコンを開くたびに「辞任」や「辞退」のニュースを目にしてうんざりさせられる。今回、開閉会式の演出担当だった小林賢太郎氏の場合は「辞任」ではなく「解任」である。過去にホロコーストを笑いの一部に取り上げたことが咎められたかたちだが、何か問答…

利己心と五輪

昨夜大ネズミが船から逃げ出したようだ。いやあ、呆れた。この大ネズミ、今度は腹も痛くないらしい。天皇が出席する開会式に組織委員会の「名誉最高顧問」が出なくていいんだったら、他にも「逃亡」する輩が出てくるのではないか。ひょっとしたらバッハまで…

「泥船」の出航

「大船」に乗ったつもりが実は「泥船」だった――いやまあ、「泥船」は言い過ぎだが、最大限好意的な表現を使ったとしても、出航前からこの船は完全に舵が壊れていると思う。 迎賓館でバッハの歓迎会をやるなど、一部の国民からすればケンカを売られているよう…

東京五輪「打ち切り」の可能性

〝東京五輪、選手村クラスターで前代未聞の「打ち切り」になる?〟 ――ずいぶん「刺激的」で大げさな見出しである。人によっては「悪意」を感じるかも知れない。しかし、すでに選手村からは少なくとも61人のコロナ陽性者が出ているとされている(日に日に増え…

スポンサー・ファースト 鹿嶋市の場合

「『福祉のよろず屋』ぽれぽーれ」さんがTwitterで驚くべき事実を紹介している。 東京オリンピックの競技は多くが無観客開催だが、茨城県は「学校連携観戦チケット」による地元の児童生徒の入場を受け入れることを表明している。鹿嶋市はサッカーの会場にな…

これで開催するのか、東京五輪

五輪開会式の音楽担当を務める小山田圭吾氏が過去に障碍者に対し悪質な「いじめ」をしていた件。どうしてこんなタイミングでとも思うが、いくら大昔の失態・悪行とはいえ、のちにそれを自ら堂々と笑い話として話すこと自体、後悔や反省の気持ちがあるとは思…

マフィアと政府の原風景

時事通信の今月7月の世論調査(7月9日~12日実施)によると、内閣支持率は29.3%(ー3.8)で、不支持率は49.8%(+5.6)となった。支持率が3割を切るのは、スガ政権では初めてであり、内閣としては「加計学園」問題で揺れていた前アベ政権の2017年7月以来、4…

「偉い人が見るためだけのオリンピック」

Bach,You are liar!…確かにそう聞こえた。 小池都知事との会談のため東京都庁を訪れたIOCバッハ会長らが記念撮影に並んで、しばらくすると男性の声が響いた。Bach,You are liar! Airport is dangerous! Bubble is broken!小池都知事から笑顔は消えたが、バッ…

バッハの顔がこわばるとき

Web上で「#次にバッハ会長がしそうなこと」というハッシュタグがトレンドになっているという。どれどれと眺めてみると……。うーん、みなさん、さすがだ。News about #次にバッハ会長がしそうなこと on Twitterたとえば、 〇「広島訪問中、フクシマと言い違う…

バッハの失言 笑って許せない理由

昨日(7月13日)のIOCのバッハ会長の失言。もう心中、半年後の次の「接待」地の方に関心が向いていたからだろうか。中には「凍り付いた」人もいたのではないか。去年10月、スガ首相が訪問先のベトナムでASEAN(東南アジア諸国連合)を「アルゼンチン」と言い…

街の「排除アート」

ある学校の正門は石畳と赤レンガづくりで味わいがあった。春に桜が咲けば映画のワンシーンにでもなりそうな趣だった。ところが、その石畳の上にニョキニョキと数個の「オブジェ」が現れた。見るたびに違和感を覚えたので、事情通に聞いたら、朝晩の車の駐停…

ジョコビッチの「半々」

梅雨明け間近となった。 今朝赤くなった庭のトマトを捥ごうとしたら、枝にアブラゼミがとまっていることに気づいた。ニイニイゼミが6月の下旬に鳴き始めたのには気づいていたが、いよいよアブラゼミの順番になったかと思った。…と、朝食を食べ終えたら、今度…

「You Are Not Welcome!! GET OUT!」

よいニュース。文部科学省は「教員免許更新制」を廃止する方針を固めたとのこと。この先もずっと「選挙前」だったらいいのに(笑)。 これは「アベ政治」から決別する一つの嚆矢ではないか。そうしないといけないと強く思う。 (教員免許更新制廃止へ 文科省…

総理大臣の「やらせ」記者会見

高校時代の教育実習生に笑える人がいた。確か慶応の学生と言ってたと思うが、帰りのホームルームかなにかで、「明日の授業、最後なんで、先生方がいっぱい見に来ます。そこで、私がこういう質問をしますので、答えてくれる人、はい、あなた、じゃあ、こう質…

「無観客なら安全」の欺瞞

政府が4回目の緊急事態宣言の発令を決め、オリンピックの一都三県の無観客開催が決定された昨晩、またしても、本当にまたしても、酒類提供の自粛を要請される東京都内の飲食店と酒類の卸業者、せっかく手に入れたチケットをふいにされた人など、多くの人びと…

ワクチン接種の副反応について

先週ワクチン接種券が届いた。副反応をめぐる報道を知ると、どうしたものかと考え込んでしまう。 たとえば、1度目の接種では何もなかったのに、2度目の接種後に副反応が出て、怠さや痛みで3日間仕事にならなかったという医師の話。 (コロナワクチン「重い副…

広島・買収事件 全員不起訴のこと

広島・河井夫妻の公職選挙法違反(買収)の件、夫妻から現金を受け取って告発された地方議員ら100人を、東京地検特捜部は6日、全員を不起訴処分(起訴猶予)にしたとのこと。 現金受領100人、全員不起訴 河井夫妻が買収 東京地検 | 毎日新聞 被買収100人…

教員免許更新制のこと

2009年から導入された教員免許更新の講習の見直しについて、春から中央教育審議会(中教審)で議論が進んでいる。小生はすでに学校から離れているが、もし、非常勤講師として勤めることにでもなれば、旧免許は有効らしいが、更新講習を受けなければ授業をさ…

都議会第一党の「敗北感」

昨日(7月4日)の東京都議選。選挙結果が判明した。自民党は前回未曾有の大惨敗を喫したが、今回はやっとのことで「第一党」へ返り咲いた。しかしながら政権与党(自公)への風あたりは強く、当初の甘い「皮算用」からすると、さほど議席数を伸ばすことが出…

「五輪の政治利用」 アベの「論理」

アソーの「何様?」答弁につづく、アベの「トンデモ」発言――両名ともこの国の総理大臣だった人である。驚き呆れるばかりだが、他国の政治家諸氏にならい、もう引退して「回想録」でも書いたらどうかと思う。能力がなくとも口述筆記で何とかなるだろうし、そ…

三菱電機の検査不正のこと

三菱電機の長年にわたる検査不正が発覚した。遅くとも(「早くとも」!ではなく)1985年にはすでに不正をしていたという。今から35年以上も前の話だが、これよりも前からやっていたということになると、あの「バブル経済」以前ということになる。驚愕である…