ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

文学

目取真俊『眼の奥の森』

「一月万冊」で佐藤章さんが推奨していた目取真(めどるま)さんの作品。2004年から2007年にかけて季刊『前夜』に12回にわたって連載された文章に加筆・訂正したもので、2009年の刊。現在は品薄状態にあるようで、入手できたのは幸運だった。 戦争末期の沖縄…

断片的すぎる随想

今日は新聞を読みながらの断片的でまとまりのない随想を少し。 昨日ふと思い立って、亡くなった父親の姿が映った紙をパウチ加工した。父親を預けていた施設のリハビリ担当の方が写したもので、6月に父親と面会した際にいただいた。表面をコーティングしてお…

100分de名著『戦争は女の顔をしていない』

さすがに弔問客は一段落したと思って、届け出や買い物などで外出したら、その間、意外にも来宅されていた人がいたりする。昨晩、弔問にいらした方は、留守中に2度も来宅されたと聞いて恐縮してしまった。 東京から夫婦で移住してきて10年というこの方、父親…

桐野夏生さんが疑う「正義」

朝日新聞に「コロナ後の世界を語る」という連載がある。昨日1月14日付の記事には台湾のオードリー・タンさん(台湾IT担当政務委員)のインタヴュー記事があった。台湾が感染拡大を抑え込めた理由を聞かれたタンさんは、台湾には「勝てないなら一緒にやろう…