ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

音楽

清水ミチコさんの「実験」

先週毎日新聞を見ていたら、三面の「万能川柳」が3日続けて政治ネタばかり集めていて、「おやっ?」と思いました。選者の仲畑氏の「気まぐれ」か、それともその種の句が多すぎて掲載せざるを得なかったのか、いずれにしてもここから垣間見える「世相」は、自…

「俗世」は品格のないニュースに事欠きません

先日叔母が亡くなり通夜に行ったのですが、最近は読経が済むと僧侶が挨拶というか、法話をすることが多くなってきた感じがします。話の内容はある程度定型化されているかも知れませんが、次の日(告別式)のこともあるし、参列者を前に何を話すのかは、なか…

音楽教室の著作権料判決のこと

音楽教室のレッスンで演奏される曲に著作権料は生じるのか。10月24日、最高裁で「生徒の演奏については、教室が著作権料を払う必要はない」とする判決が出されたという新聞記事を見ました。小生は音楽の素養がないので、音楽それ自体はもちろん、業界につい…

「個性重視」と言いながら…

日本社会は個性を尊重しない、個性を押し潰す社会のように言われてきました。学校はその元凶のように見られがちです。そこでむかし働いていた人間としては不本意ですが。 「天才ドラマー」と言われる(詳細はわかりませんが)相馬よよかさんのことを紹介した…

「木綿のハンカチーフ」

太田裕美さんが歌った「木綿のハンカチーフ」は懐かしい曲だ。1975年12月リリースというから、もう半世紀近くも前のこと。 この歌は「作詞・松本隆、作曲・筒美京平」のゴールデンコンビの作品として長く親しまれてきた(筒美氏は先月7日に亡くなった)。朝…