ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自民党総裁選と「世論」

昨日、自民党の総裁選が終わり、千葉県の自民党員・党友の開票結果がわかった。 河野太郎の圧勝だったことがわかる。【速報】自民総裁選党員票、千葉は「河野氏」圧勝 2位は高市氏 | 千葉日報オンライン 河野太郎 1万0617票(48.05%) 高市早苗 …

前総理と都議

自民党総裁選の日。下馬評では河野と岸田の決選投票と言われている。しかし、ジャーナリストの佐藤章さんは、一貫して、河野と高市のたたかいと述べている。なぜ、岸田でなく高市なのか。そこには暗躍するアベシンゾーの異様なる執念とその「資金力」がある…

白井聡さん「総裁選に寄せて」

誰が勝っても政局の狼煙になると言われた横浜市長選が行われたのが8月22日。地盤である(はずの)横浜で、自らの推す候補が敗れ「惨敗」を喫したかたちのスガ首相が、八方塞がりで自民党総裁選への出馬をついに断念したのが9月3日。それから1ヶ月近くにわた…

照ノ富士と「隻腕の力士」

大相撲秋場所は新横綱の照ノ富士が優勝した。けがや病気がなければ、もっと早くに横綱になっていたはずの人で、かつてのパワーや豪快さは薄れてしまったが、どん底を経験し、這い上がってきたその精神力は、場所中も随所に感じられた。贔屓目もあるが「風格…

共産党・志位委員長のTweetを見て

共産党の志位和夫委員長の9月24日付Tweetがちょっとした波紋を広げた。反共側から反響(!)があるのは、まあ当然のこととして、志位委員長自身がマルクスの「法則」や「共産主義」をどう理解しているのかがほの見えて、個人的には少し驚いた。志位和夫 on T…

揶揄の対象

今日は(も)短く。 過去のアベ発言を動画編集して笑いを届けてくれる「尾張おっぺけぺー」さんが、編集し直した動画を拝見した。「安倍晋三 胸に刻んだ爺ちゃんの言葉」。これは元は2018年、アベ絶頂期?に作成されたものらしいが、このたびこれに”新発見”…

10万円給付という公約

自民党の総裁選が終われば総選挙がやってくる。10月か、11月…? そのときコロナ感染はどうなっているか。中にはもうGO TOに前のめりになっている人がいるという話も聞く。確かに第5波は8月20日頃をピークに下降線をたどっているように見える。が、喉元過ぎる…

総裁選 雑記

昨日の毎日新聞の水曜日連載・「水説」が興味深かった。編集委員の古賀攻氏がある有力な古参議員から聞いた話として紹介した自民党の総裁選の経過の理解は意外なものだった。プレーヤーみんなが読み違い、「目算が狂って今の形になった」というのだ。なるほ…

森友問題 小さな疑問

森友問題の公文書改ざん(2017年2月以後)と赤木俊夫さんの死をめぐる小さな疑問。 「赤木さんは改ざん作業を強いられてうつ病になり、自ら命を絶った」という一文が繰り返されているうちに、我々もマスコミの一部も、ある重要な要素(プロセス)が抜きとら…

河野太郎と核燃料サイクルの停止

これは「こんなのを総理大臣にしてはいけない」シリーズの3回目であるが、今までとは趣を異にする。小生、個人としては、ちょっと様相が変わってきた。「変節漢」の河野氏にも「変節」しない部分がある(ようだ)。それが「核燃料サイクル停止」の問題。これ…

山添議員の書類送検のこと

むかし若い頃、夜8時過ぎまで仕事をし、車での帰り途、コンビニで買い物をした直後に検問に引っかかったことがあった。そのときたまたまシートベルトをしておらず、お巡りさんにそのことを指摘されたので「はい、はい」と愛想よく慌ててシートベルトをしたが…

太田さんの居酒屋ふらり旅を、また…

お酒が好き、というより、飲みながら人と話をするのが好きだった。40くらいまではお酒の誘いを断ることはなかったと思うが、近年は親の介護もあって、すっかり腰が重くなってしまった。旅行もしないので、旅番組や居酒屋紹介などを見ながら、「疑似体験」す…

懐かしいプリント原稿

6月にパソコンが壊れてしまい、今のパソコンに古いデータの取り込みをしていたら、むかし懐かしい授業プリントの原稿が出てきた。テーマは「アイデンティティーを考える」だったかと思う。引用資料として、読んだ新聞記事をすぐに切り抜いた記憶がある。 中…

スガ政権1年間の笑軌跡

官邸が「菅政権1年間の軌跡」なる動画を上げている。どれどれと眺めてみたら、これがまた、いつもにも増して「お手盛り」感満載で、「最後の一日まで国民のために働く内閣として全力を尽くします」と――これには声を出して笑ってしまった。ここまで来るとスガ…

「ひるおび」のスポンサーであること

先日の「ひるおび」での八代弁護士の発言を、小生は、誹謗中傷(差別発言)と捉えているので、一方で、オリンピック組織委の会長やらプロデューサーやらが自らの差別発言で辞任して責任をとっているのに、他方で、八代氏が謝罪にもならない釈明をして大目に…

大豆の値上がり +「ひるおび」

昨夜テレビを見ていて、「また豆乳を飲んでみようか」と思い始めた。買い物では牛乳2本がお決まりだったが、今後は1本は牛乳、1本は豆乳にしてみようかと思う。こういうのに「踊らされ」て何かを買うのもどうかとは思うが、豆乳が健康によいのは確かだろう(…

目取真俊『眼の奥の森』

「一月万冊」で佐藤章さんが推奨していた目取真(めどるま)さんの作品。2004年から2007年にかけて季刊『前夜』に12回にわたって連載された文章に加筆・訂正したもので、2009年の刊。現在は品薄状態にあるようで、入手できたのは幸運だった。 戦争末期の沖縄…

「従軍慰安婦」から「従軍」を削除すること

先週新聞を読んでいて小さな記事が気になってはいた。中学・高校の社会科教科書の記述から「従軍慰安婦」の「従軍」が削除されるというのである。慰安婦「従軍」を削除 教科書訂正を承認 文科省 | 毎日新聞 「従軍慰安婦」「強制連行」5社が教科書訂正 政府…

戦場から帰る兵士たち 

「月命日」(月忌)というのはあまり気にしてこなかったが、先日知人に母親と父親の月命日が続いていると言われて、「ああ、そうだ」と気づいた。 今日、父親の忌日。一月の早かったことを思う。 亡くなった人と向き合うに、アフガニスタンから帰還したアメ…

「ひるおび」八代発言と共産党

TBSの「ひるおび」は一時眺めていた時期もあるが、コメンテーターに呼ばれるスシロー氏の醜悪さに嫌悪感があり、最近はあまり見ていない。しかし、そのスシロー氏でもさすがにこれは言わないと思う。番組の顧問弁護士然と一見スマートなことを曰う(つもりの…

時事スガ川柳 「卒業」編

コロナ対応に専念するため、自民党の総裁選には出馬せず、今月末で退任する見通しのスガ総理。何と、今月の下旬に訪米し、バイデンとの日米首脳会談、「クアッド」と呼ばれる日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国による首脳会合への出席を調整する…

高市早苗はアベシンゾーである

自民党の総裁選など、基本的には勝手にやってろと思って眺めているが、当初「泡沫」「かませ」候補とみられていた高市が、アベの支持する意向が明らかとなるや、俄然▲ダークホースから〇対抗馬に格上げされていく状況には驚かされる。もし、高市を総裁に選ぶ…

やっと晴れて

一昨日から昨日のこと。 法務局に行き「法定相続情報一覧図」を申請する。これは、誰が被相続人(亡くなった人)で誰が相続人か、シンプルにわかって大変便利。役所で戸籍謄本など必要な証明書類を集めなければならない手間はあるが、一回つくると何枚でも無…

スガ自滅杯競走(狂騒)GⅡ

Webでおもしろい「馬柱」を見つけた。出所はわからないが、コラムニストの小田嶋隆さんのTwitterにある。無理やり8枠にしたところはあるが、なかなか笑える。なるほどね。こういうのがむしろ「世間の声」であるのかもしれない。勉強になるなあ。 pic.twitte…

総裁選と野田聖子

こういう闇世界の話を知ると本当に嫌になる。 スガが自民党総裁選に出馬しないことを明らかにしてから、政界やメディアは誰が立候補するかの話題一色となっている(まず国会を開かないことが不当であることを報道する方が優先だと思うが…)。そんな中、野田…

ビートたけしが襲われた

今日は事情があって手短に。 昨夜ビートたけしが襲われたというニュースを知った。最初は大昔のフライデー襲撃の話か何かと思ったが、「襲った」のではなく「襲われた」のがビートたけしだった。いやはや、昭和の人間であることを痛感したが、怪我がなくて本…

菅の不出馬 続 政局ばなし

昨日昼、スガ首相は来たる自民党の総裁選に出馬をしないと言い出した。総裁選にもコロナ対策にも莫大なエネルギーを費やすため?「(総裁選よりも)コロナ対策にセンニンしたい」(字幕には「専念」と「専任」の2つあり)というのが出馬断念の理由だが、もは…

もしもし、枝野さん…?

選挙で立憲民主党(その前身の民主党)とその候補者に投票したことはない。それでも野党勢力の主軸にある政党はこの政党だ。次の総選挙で議席を増やすのはまちがいない。しかし、最近の党代表の様子を見ていると、その発言内容とは裏腹に、政権交代できる、…

こんなのを総理大臣にしてはいけない 2

まだ選挙でないのに「落選運動」もないが、これは、情勢によってはすぐにでも自民党総裁に担がれて日本国総理大臣になりそうな一有力議員を、総裁や総理大臣には選ばないようにと呼びかけるキャンペーンのようなものである。賛同の声が大きくなることを望む…

スガーリンに棄てられる自民党議員

ワクチン接種の2回目。先月すでに2回目を終えた妹は、一時的に高熱を発し、カロナール(解熱剤)を飲んだらしいが、「でも、熱が出たのは1日だけだから、全然大丈夫ー」と言っていた。しかし、中には熱が40℃まで上がったという人もいるし、命にかかわる人も…