ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

米軍基地

目取真俊『眼の奥の森』

「一月万冊」で佐藤章さんが推奨していた目取真(めどるま)さんの作品。2004年から2007年にかけて季刊『前夜』に12回にわたって連載された文章に加筆・訂正したもので、2009年の刊。現在は品薄状態にあるようで、入手できたのは幸運だった。 戦争末期の沖縄…

佐藤章『職業政治家 小沢一郎』

清水有高さんの「一月万冊」で、佐藤章さんが出演する回で必ず紹介(推薦)される本。こういうのはふだんは買わないのだが、清水さんの番組をタダで視聴させてもらい、いろいろな政界裏情報を得ているので、“会費”代わりと思い、買って読んでみた。あにはか…

スガの訪米について

先延ばしになっていた日米首脳会談が4月16日(アメリカ現地時間)に迫ってきた。この時期になぜ日米のトップが(オンラインでなく)直接会談する必要があるのか。また、なぜ日本でなくアメリカで、なのか。おそらくアメリカ側よりも日本側の都合の方がより強…

具志堅隆松さんのハンスト

昨日あるTweetに目が留まった。沖縄の人のようだ……。https://twitter.com/Oshinako/status/1367481878622658574 親川さんという女性が書いたこのTweet。 小学生の頃、団地の砂場で遊んでいると、誰かが食べたチキンの骨らしきものが出てくる。それを戦争で亡…

「キワキワだけど負けてない」

先月に強風が吹いて、小屋のトタン屋根が剥がれてしまい、恐る恐る上がって修理したのだが、錆やペンキの剥がれが目についた。ペンキの塗り替えの時期が来ているようだった。しかし、冬場に塗るのもなあ、と躊躇し、必要な道具だけはそろえておくことにした…

「辺野古の海」と「大人食堂」

文章を書いていて意を尽くせないということは数多いが、昨日上間さんの『海をあげる』について書いたものは、意を尽くせないのと感覚のズレと両方あって、もやもやしたものが尾を引いていた。「感覚のズレ」の方は、朝日新聞12月20日付「日曜に思う」を読ん…

上間陽子『海をあげる』

エッセイ集。新年最初の一冊はこの本と決めていた。問われているテーマの一つ一つが重くてため息をついてしまうが、それほど「塞ぎの虫」にならないのは、著者の言う「隠れた伴走者」である小さな娘さんのおかげかもしれない。それは著者自身も同じなのだろ…

辺野古に基地はつくれない

沖縄の辺野古で強行されている新基地建設については、かねてよりその軟弱地盤の問題が指摘されてきた。マヨネーズがたまったような軟弱な地盤に石ころを大量に堆積させ、その上に巨大建造物を建てる;これは素人が考えても相当危うい話だ。しかし、これもい…