ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

インタヴュー

森友問題 小さな疑問

森友問題の公文書改ざん(2017年2月以後)と赤木俊夫さんの死をめぐる小さな疑問。 「赤木さんは改ざん作業を強いられてうつ病になり、自ら命を絶った」という一文が繰り返されているうちに、我々もマスコミの一部も、ある重要な要素(プロセス)が抜きとら…

太田さんの居酒屋ふらり旅を、また…

お酒が好き、というより、飲みながら人と話をするのが好きだった。40くらいまではお酒の誘いを断ることはなかったと思うが、近年は親の介護もあって、すっかり腰が重くなってしまった。旅行もしないので、旅番組や居酒屋紹介などを見ながら、「疑似体験」す…

危機の時代と自己責任

8月20日に放送されたCSのTBS NEWS『国会トークフロントライン』で、元自民党幹事長の古賀誠氏が、コロナの感染拡大と自己責任について言及していることを知った。自民党の総裁選の話より、こちらの方が気にかかった。 以下、該当部分の引用。解散は…

100分de名著『戦争は女の顔をしていない』

さすがに弔問客は一段落したと思って、届け出や買い物などで外出したら、その間、意外にも来宅されていた人がいたりする。昨晩、弔問にいらした方は、留守中に2度も来宅されたと聞いて恐縮してしまった。 東京から夫婦で移住してきて10年というこの方、父親…

立川談四楼 五輪を斬る

立川談四楼さん。名前でわかる通り、故・立川談志の弟子。辛口世評は師匠譲りか。 師匠の談志は1971年、参院選挙に出馬し、当選。1期だけ議員を務めている。当時の全国区で、50人中50番目の最下位当選だったため、当選が判明したのは明け方頃だったという。…

「地の利」と「不公平」

オリンピックに「地の利」というのはあるのかも知れない。こんな高温多湿な悪条件で競技に臨む選手たちからすれば、こういう気候に「慣れている」ことは大きなアドバンテージだろう。しかし、ある選手は自由に練習できるのに、他の選手は練習時間さえ制約さ…

政府用語 考

「寄り添う」――近くで人を支える、物心両面で。「患者に寄り添う」「困っている人に寄り添う」…など、本来は「詩的」で、優しい言葉だと思う。 しかし、同じ人が同じような場面で二度も三度も口にするとだんだん優しさが剥がれていく。使う人が増えればます…

イスラエルと日本の「連立構想」

イスラエルの大連立構想が話題になっている。通算15年も続いたネタニヤフ政権の汚職と腐敗、外交の行き詰まりに対する国民の批判の声を受け、野党勢力8党が連立政権樹立で電撃的に合意し、大連立政権が実現する可能性が高まっているという。 ただ、8党の内…

一斉休校に感染防止効果なし

新聞の値上げと読者離れのスパイラル、「赤木ファイル」の公開日(6月23日)、「有観客」五輪への政府の猛進(妄信?)、山尾議員の政界引退?…等々、今日は記事にしたい話題がいくつかあったが、あえて、昨春の全国小中高校一斉休校にコロナ感染を防ぐ効果…

アベシンゾーと「歴史の法廷」

清水有高さんの「一月万冊」を見ていたら、ジャーナリストの佐藤章さんがこの国の前総理大臣のまたぞろ嘘八百を取り上げていた。今さらこの国恥男がウソをついたと言われても、またか、と呆れるだけだが、最近、身の程を分けまえずに活発に動き回っていて、…

パソコン故障につき……

パソコンが壊れてしまい、古いパソコンを代用しているが、これも入力キーに欠陥があり、飛車・角・香車・桂馬抜きで将棋をさしているようなもどかしさがある。前のパソコンがうまく修理できて、データが元にもどってくれるとよいのだが……。 平素よりつたない…

前川さんの記事2つ 

「憲法の逆さ読み」というのがある。条文を逆の意味になるように変えた上で、改めて読み直してみるという一種のゲームなのだが、普通にそのまま読むよりも憲法条文の重さを感じることができる。確か、半世紀くらい前の教員の授業実践がまとめられた本か何か…

五・一五事件から89年

1932(昭和7)年5月15日日曜の午後5時頃、青年将校や士官候補生、政治団体の塾生らが決起し、首相官邸、立憲政友会本部、三菱銀行、警視庁などを襲撃した。犬養毅首相は、この日、来日中だった喜劇俳優チャールズ・チャップリンと会食する予定だったが、それ…

佐藤章『職業政治家 小沢一郎』

清水有高さんの「一月万冊」で、佐藤章さんが出演する回で必ず紹介(推薦)される本。こういうのはふだんは買わないのだが、清水さんの番組をタダで視聴させてもらい、いろいろな政界裏情報を得ているので、“会費”代わりと思い、買って読んでみた。あにはか…

近江アナの転職

3月までNHKのアナウンサーだった近江友里恵さんがこの4月から不動産会社に入社したという。4月1日付毎日新聞デジタルにインタヴュー記事がある。人気アナウンサーだったこともあり、何かと世間の詮索の対象にされてきたが、本人にとってはきちんと説明する機…

『資本論』再読のこと 

マルクス『資本論』(の関連本)がよく読まれているという。小生も先月、筑摩書房のマルクス・コレクションで第1巻だけを通して読んで、懐かしかったし、昔は気づかなかったことがいくつかあった。内田樹さんも似たようなことを指摘していたが、「……論」とい…

森発言をめぐって 上野千鶴子さんの話

「Business Insider」にジャーナリストの浜田敬子さんが社会学者の上野千鶴子さんにインタヴューをした記事があり、興味深く読んだ。企業組織のあり方に話が及んだ後半の多くは割愛し、オリンピック組織員会の森喜朗退任の件をはじめ、前半を中心にいくつか…

D.アトキンソン氏が語る「日本の寛容さ」

スガ総理のブレインの一人と言われる小西美術工藝社社長のD.アトキンソン氏のインタヴュー記事を読んだ。「合理主義者?」の彼らしい話だった。彼の中小企業 “淘汰“ 論には反対だが、今回の「指摘」の大部分はごもっともだと感じた。彼の目にも、この国の政…

リコール署名の不正と民主主義

愛知県の大村秀章知事のリコール署名の約43万5,000人分のうち、約83%、約36万2,000人分に不正が疑われ、無効と判断された署名の約90%は同一の筆跡、約48%は選挙人名簿に登録されていない人の署名だったとして、県選管は刑事告発したというニュースを昨日…

「#五輪をどうする」

毎日新聞の連載インタヴュー「#五輪をどうする」を興味深く読んだ。3回の要約を以下に。<2月8日>辻田真佐憲氏(近現代史家) #五輪をどうする:「東京五輪は先進国のお葬式」 近現代史家の辻田真佐憲さん | 毎日新聞 1964年の前回の東京五輪は、日本が先進…

「キワキワだけど負けてない」

先月に強風が吹いて、小屋のトタン屋根が剥がれてしまい、恐る恐る上がって修理したのだが、錆やペンキの剥がれが目についた。ペンキの塗り替えの時期が来ているようだった。しかし、冬場に塗るのもなあ、と躊躇し、必要な道具だけはそろえておくことにした…

ロシア情勢 小泉悠さんの話

軍事アナリストの小泉悠さんが、1月25日昼のテレビ朝日「 ワイド スクランブル」でロシア情勢の解説をしているのを見たが、翌1月26日のTBSラジオ「荻上チキ・Session」にも出演して、いろいろと興味深い話をされていた。以下、概要をいくつか拾い上げてみる…