反戦
2008年ということですから、もう18年も前なのかと思いますが、当時大阪府知事をしていた橋下徹氏は、私学助成金の大幅な削減を打ち出しました。面会した高校生たちから撤回を強く求められた氏は、「日本は自己責任が原則。それが嫌なら、あなたが政治家にな…
今日はごく短く。 4月2日の木曜午前(現地時間水曜夜)にトランプ大統領が米国の国民向けに「演説」をしました。イランへの攻撃開始から1か月。(世界ではなく)アメリカの国民に不安を与えていることを念頭に、政権として何らかの釈明をせざるをえなくなっ…
今日はもうひとつ記事を投稿します。 「後ずさりしながら勝利する男」――これは1974年10月、アフリカ・ザイールのキンシャサで、ジョージ・フォアマンを破って世界ヘビー級チャンピオンに返り咲いたモハメド・アリのことです。相手に攻め込ませておいて、打ち…
先回、ハミッド・ダバシさんのハーバーマス批判、ひいては、ヨーロッパ(欧米中心主義)批判について引用をしました。 彼らの中にはヒトラーがいる。自分たちに「ヒトラーが宿っている」ことに気づいていない。彼らが赦さないのは、ヒトラーが犯した罪自体で…
ドイツの高名な哲学者ユルゲン・ハーバーマスが2週間前に亡くなり、いくつか追悼記事を目にしました。ハマスの越境攻撃に端を発したイスラエルのガザ殲滅攻撃について、ハーバーマスは2023年11月、「イスラエルの攻撃は正当な反撃であり、ヨーロッパはイスラ…
今日は短く。 将棋を「スポーツ」に分類するのが適当かどうかわかりませんが、ロシア語では、チェスをするのと野球などのスポーツをするのは同じ動詞です(英語も同じくplayですね)。でも、将棋は他の多くのスポーツとちがって、慣例上「参りました」とか「…
福島県の中学校で、先週の3月11日、卒業生向けの最後の給食に赤飯を用意したところ、「震災のあった日に赤飯はおかしい」と学校へ電話があり、市の教育委員会の判断で、赤飯給食は急遽取りやめとなり、代わりに学校で備蓄していた非常用の缶詰パンを出したそ…
何かと話題にされる高市首相ですが、今度は先日彼女の公式サイトから削除されたブログ記事を全文検索できる「サービス」が登場したそうです。「逃げおおせた」つもりでしょうけど、そうはイカの天ぷら(笑)。どなたか存じませんが、やるもんです。 高市早苗…
冬のオリンピックが終わったと思ったら、今度はパラリンピック……と思いきや、日本ではすっかり野球のWBCの応援一色です。日本チームが前回優勝してることもありますし、盛り上がらないわけがありませんが、しかし、日本での1次ラウンドが終われば、会場は米…
米国・イスラエルによるイラン攻撃から2日。指導者のハメネイ師を殺害されたイラン側の報復攻撃も激しくなり、戦いは一層エスカレートしています。米国(トランプ)にとって、イランは自国から遠く離れた国です。半世紀近く前のイラン革命と米大使館人質事件…
最新の衆院選挙の情勢評価によると、参政党に前回ほどの勢いはないとのことです。あてにはなりませんが、TVで見ていると、前回参政党に投票したという男性は、「前回? 参政党に入れたよ。自民党にお灸をすえるためにね。でも今回は高市早苗だよ」と言って…
今日は短く。 昨年の秋、自民党が総裁選で高市を選んだ時、よく、こういう人を選ぶなと思いました。高市が「政策通」だという人にも「おいおい」と思いましたが、個人的に決定的だったのは、総務省の文書「捏造」問題の事後と「サナエノミクス」と称する経済…
今朝、テレ朝のモーニングショーを眺めていたら、米国トランプ政権がヴェネズエラに続いて、隣国のコロンビア(左派政権)への攻撃をも辞さず、グリーンランドの獲得まで視野に入れた外交姿勢を示していることを全体としてどう見るかというテーマで話がされ…
今年11月の中間選挙で負けが確定的なトランプ政権。血迷ったわけではないのでしょうが、なりふり構わず利権の強奪に猛進して他国の首都を武力攻撃し、大統領夫妻を拉致して連れ去るという暴挙に出ました。ならず者国家・アメリカが繰り返してきた介入・侵害…
今朝の毎日新聞9面に「論点 殺傷武器の輸出解禁」をめぐり、3人の識者のコメントが掲載されていますが、これは9条に基づく「平和国家」の否定、実質的な「改憲」に行き着くとした小野塚知二さんのコメントに心より賛同します。これは多くの方に読まれるべき…
自宅の近くに大銀杏があります。毎年黄色くきれいに色づいてくれて、しばらく秋の深まりを感じるのですが、一点だけ問題なのは落葉するということでして(笑)、位置関係や風向きからして一番被害を受けるのは我が家なもので、庭に散乱した葉っぱはともかく…
11月7日の衆院予算委員会の高市首相の「台湾有事発言」について、立憲民主党の辻本清美参院議員から出された質問主意書に対する政府の回答(答弁資料)からは、これは従来の政府見解に沿ったものではなく=「逸脱」であり、高市首相が答弁書にない内容を自身…
雑誌『地平』の最新号を眺めていると、一枚の写真に目が留まります。がれきの上に二人の女の子が座って笑っている。背後にあるのは廃墟となった家屋です。キャプションにはガザ南部のハーン・ユニス、アル・カティーバ地区とあります。見ていると既視感のよ…
「戦略的互恵関係」というのは、中国嫌いの安倍晋三が第一次政権時代から使い始めた日中間の外交用語と理解していますが、その内容というのが、官僚的というか、平たく言えば、仲は悪くても商取引はしましょうね、ということでしょう。それから約20年もたっ…
昨日元首相の村山富市さんが亡くなりました。2025年10月中旬、自民党が維新と連立茶番劇を演じるさ中、皮肉な(というか「天の声」のような)訃報に思えます。 1994年、自社さきがけの三党連立政権のトップに座ったとはいっても、実質は政権復帰に執着した自…
昨日の毎日新聞に、大阪・関西万博のパレスチナのパビリオンでスタッフを務めた2人の日本人学生のインタビュー記事がありました。二日続けてになりますが、若い人の声に励まされる思いです。 それぞれの万博:/4 パレスチナに連帯を 私たちは中立でいられな…
イスラエルによるガザの地上侵攻とジェノサイド(市民虐殺)が続けられ、ガザはおろかヨルダン川西岸を合わせたパレスチナ国家そのものを消滅させようとするイスラエルの傍若無人な蛮行に対し、「ニ国家解決」の原則に立ち返り、改めてパレスチナ国家の承認…
イスラエルによる現在のガザ攻撃を止めるため、国際社会が動きました。12日、国連総会でサウジアラビアとフランスが共同提案したイスラエル・パレスチナ紛争の2国家解決と平和的解決を求める決議は、賛成142カ国、反対10カ国、棄権12カ国と、圧倒的な支持で…
昨日土曜日の毎日新聞の記事から。2面の連載コラムの担当は編集委員の伊藤智永さんでした。私的な印象ですが、最近の伊藤さんの記事には、「挑発的」と言ったら語弊がありますが、逆説的と言うか、リアルな問題提起を含むものが目につきます。昨日のコラム「…
戦後80年。戦争体験者の回顧や証言を数多く目にします。小生は「体験者」ではないし、親世代から聞いた話でしか、80年前の戦争の実相(生活者目線)はわかりません。しかも、その親世代は当時まだ若年(子ども)でしたから、物心ついたときにはもう戦争の「…
昨日届いた雑誌『地平』を夜にぺらぺらとめくっていると、写真家の石田昌隆さんの連載記事に、戦後上野駅の地下道で暮らしていた戦争孤児の話がありました。子どものころ、自宅を訪ねてきた神奈川県在住の大叔父と父親が終戦直後の様子をよく話していました…
今日は短く。 ブログに以前から書いていますが、ガザの人々に対するイスラエルの「蛮行」を止めさせる手立ては、最終的にはイスラエル国民の意思にかかっていると思います。「悪の枢軸」と呼んでもいいアメリカとイスラエルの強固な「同盟」関係が、この間の…
千葉県の木更津駐屯地に「暫定的」に配備されているオスプレイ(計17機)の1機が、今日午前、熊本県高遊原分屯地経由で、佐賀空港の西側に新たにつくられた佐賀駐屯地に移りました。来月中旬にかけて順次佐賀へと移送されるという話です。政府が進める南西地…
今朝NHKのニュースを見ていたら、イスラエルのある世論調査が紹介されていて、それによるとイラン攻撃を支持すると答えた人が70%(反対13.4% タイミングが悪い10.1%)で、ユダヤ系イスラエル人に限れば82%が支持すると答えたそうです。直前まで懸念さ…
イランとイスラエルの戦闘を伝える報道を見ていると、日常に溶け込んだ戦争に違和感というか、やるせない気持ちになります。自国の安全とか、国家の威信とか何とか、自国民を煽る物言いには事欠きませんが、事実は、昨日まで普通に暮らしていた人々が、この…