ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

民主主義

元名護市長・稲嶺進さんの記事

今日、沖縄は日本復帰50年を迎えました。50年前には、小生の住む千葉県の田舎の役場にも「沖縄返還」の垂れ幕が掛かっていて、毎日学校の行き帰りにそれを見ていた覚えがあります。しかし、それがどういうことなのか、子どもにとっては、何かめでたいことら…

民主主義は「神の摂理」…とはいえ

加藤哲彦さんが運営する「トイビト(問い人)」に、「民主主義は生き残れるか」と題した政治哲学者・宇野重規さんのインタヴューがあります。これはいい企画で、大変勉強になります。以前、前編を読んでから後編を楽しみにしていたのですが、5月9日付ですで…

沖縄復帰50年 あるハンスト

1972年5月15日に沖縄は日本に「復帰」しました。それからもう半世紀です。先月28日には衆議院で復帰50年についての決議が上げられました。しかし、「強い沖縄経済と平和創造の拠点としての沖縄をつくる」という見出しには、今さら感しかありません。「惰性」…

「大洪水よ、わが亡き後に来たれ」

昨日、新年度最初の地区の役員会に行きました。参加者の大半は小生よりも年長ですが、みんな元気で口も達者です(笑)。しかし、今後1960年代から70年代生まれ以降の世代へとスムーズに世代交代をしていけるかどうか、若者人口が減少傾向にあるなか、地域運…

「ヤジ排除訴訟」判決のこと

昨日の昼、テレビ・ニュースで「ヤジ排除訴訟」の札幌地裁判決を知りました。原告は、3年前、札幌で、街頭演説中だった当時首相のアベシンゾーに「アベ、やめろ」とヤジを飛ばした男性と、「増税反対」と叫んだ女性で、二人は警察官によって強制的に別の場所…

ゼレンスキー演説を見て

昨日の夕方、テレビでウクライナのゼレンスキー大統領の日本(国会)向け演説を見ました。注目度が高かったのか、NHKも主要民放もみんなLIVE中継をしていて、放送していなかったのは、Eテレとテレ東と、あとは(小生の見ているチャンネルでは)千葉テレ…くら…

ファシズムはイデオロギーなしに成立する

岩波書店編集部の「なみのおと」チームが公開しているnoteに、ロシアの作家・文芸批評家、ドミートリー・ブィコフ氏が、ロシアのウクライナ侵攻が始まった2日後の2月25日、ラジオの持ち番組「モスクワのこだま」で2時間近く語った話の抄訳が掲載されています…

2.22 山本太郎の不定例記者会見より

昨日2月22日、2022年度予算案が衆院本会議で採決されましたが、れいわ新選組の山本太郎代表ら3人が壇上から抗議しているシーンを見ました。まあパフォーマンスといえばそうなのでしょうが、「懲罰」だと騒ぐほどのことなのかなとも思いました。 予算案採決…

地方紙のジャーナリズム 千葉日報社問題

「千葉日報」は14万5千余りの発行部数をもつ千葉県の地方紙です。ちなみに、メディアバリューの調べでは、千葉県の新聞各紙の発行部数を多い順に並べると以下のとおりです。・読売新聞 681,599 ・朝日新聞 360,721 ・千葉日報 145,150 ・日経新聞 120,530 ・…

「プロメテウスの火」

昨日散歩をしていたら微かに焦げくさいにおいがしました。野焼きをした辺りの農道を歩いていたせいかもしれません。それで、父親の話を思い出したのですが、生前、父親は、稲刈り後の枯れた二番穂を燃やしていたら、誰かに通報されてしまい、警察から注意を…

傍観と暴力 名護市長選が終わって

昨日栃木県で腹立たしい事件がありました。電車内で高校生に喫煙を注意された男が逆上して暴行をはたらいたとのこと。しかも、同じ車両に何人乗っていたのかわかりませんが、乗客は誰も助けなかったというのです。ひどい話です。暴行を受けた高校生と家族の…

「戦後」77年としての2022年

「戦後」があれば「戦前」があります。この場合、節目となっている「戦争」とは、1945年に日本の敗戦で終わる「第二次世界大戦」のことです(アジア・太平洋戦争、十五年戦争、「大東亜戦争」など、微妙な差異はありますが、呼び方はいろいろです)。以後、…

ジュース買ってあげるから協力してね

北海道放送(HBCテレビ)が2年前、2020年4月26日に放送した『ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に~』を見ました。2019年7月15日、参院選の応援でJR札幌駅前で演説を始めたアベ晋三(当時首相)に対して、「アベやめろ!」と声を発した男性が十数人…

名護市長選 「沈黙」の問い

沖縄・名護市長選挙の告示(1月16日)が近づき、いくつか記事を目にします。千葉の田舎からは、報道で想像するだけでは、実際のところはよくわかりませんし、名護市の住民の思いとはズレやギャップがあると思います。メディアは辺野古の基地移設に関心を向け…

大阪府と読売新聞の提携のこと

先月下旬に発表された読売新聞と大阪府の提携(包括協定)話には危惧や批判が多い。協定では「包括」的と称して、取材や報道を他のものと混ぜ込んでごまかしているが、最重要のポイントは、何か事がわかったときに、読売は新聞として大阪府を批判する報道が…

国が何億かけても隠蔽したい事実

図書館に本を返しに行ったついでに本棚を眺めていて、野上忠興著『安倍晋三 沈黙の仮面 その血脈と生い立ちの秘密』(小学館 2015年)が目に留まった。今さらと思いながら、数ページめくって読んでみた。同情など一切する気はなかったが、読んでいて「気の毒…

「認諾」と憲法

12月15日、赤木さんの損害賠償請求訴訟を国が「認諾」という卑劣な手を使って強引に終了させた件は、当事者の赤木さんでなくても、「ふざけるな」という思いだが、ジャーナリストの神保哲生さんが興味深いTweetをしていた。神保哲生 on Twitter: "憲法83条は…

武蔵野市の住民投票条例案のこと

昨日12月13日、東京・武蔵野市で外国籍の住民も住民投票が可能となる条例案が市議会の総務委員会で審議され、賛成多数で可決した。ポイントは、外国籍の住民も日本国籍の住民と同様、住民基本台帳に3ヶ月以上登録されていれば投票資格があるということ。21日…

「民主主義サミット」の違和感

今日は手短に。 アメリカのバイデン大統領の外交攻勢が続く。北京オリンピックの「外交的ボイコット」宣言につづき、自ら主催した「民主主義サミット」なる109カ国のオンライン会議が昨日始まった。バイデン氏は、民主主義が専制主義国家からの挑戦を受けて…

女性議員に立ちはだかる「5つの壁」

3月から隔週金曜日に放送されている(という)TBS・CS放送の「政治をSHARE」という対談(いや鼎談)番組を一週遅れで見た。YouTube配信はありがたい。今回のテーマは「女性議員は増えちゃダメ? 立ちはだかる5つの壁」。進行は久保田智子アナ。ゲストは国民…

「祭りごと」 終わる

衆院選挙の開票終わる。寝起きは個別の結果に上機嫌だったが、よくよく全体が見えてくると、場所をかえて刺し違えているだけのような気がしてきた。それどころか、野党共闘の主軸だった立憲民主党と共産党はともに議席を減らしているのだから、維新は勝った…

連立政権 ドイツとイスラエル

衆院選挙当日。今日は勢い余って個別のことをあれこれと書くわけにはいかないが、ジャーナリストの鮫島浩さんが特に「若い世代」に向けた投票の秘策(と論理)を発信していて、ドイツの政党と比較するなど大変おもしろい内容だった。これは「世代」に関係な…

山口4区と安倍二代

なおも倉庫に眠るという8,300万枚ものアベノマスク保管費用が8ヶ月で6億円とか(この金額はおかしくないか? どういう倉庫に保管するとこんな金額になるのだろうか…?)、もはや総理大臣でもないアベシンゾーの24時間警察警護の人件費が2億円(必要なら私費…

「校則見直し」のこと

今年の夏、埼玉県が県立学校を対象に過去3年間で校則の見直しをした学校を調査したところ、全日制高校の97%が何らかの見直しをしていたという。浮世離れした「ブラック校則」が学校の「旧態依然」の象徴のように語られることが多くなり、文科省や教育委員…

小池さんと森さん 昨日の参院代表質問から

法務局で相続登記の手続きをしたら、後日重要な不備を指摘されてしまった。昨日は雨ぶりだったので終日居間で書類を探しながら、父親のいらなくなったものを処分することにした。「見てはいけないもの!」もいくつか目にしたが、写真や姪っ子が送ってきた年…

投票率と教育文化

10月8日の「報道1930」は見ておくべき内容だったかも知れない。翌9日にキャスターの松原耕二氏がドイツの若者の投票率のことをTweetしている。松原耕二 on Twitter: "昨夜の『報道1930』、ドイツでは若者の投票率も70%。背景には学校での積極的な政治教育が…

法人Dappiの解明を!

千葉県選出の参議院議員・小西洋之さんの9月6日のTweetを見た人のあいだに「どよめき」が広がっている。小西ひろゆき (参議院議員) on Twitter: "【お知らせ】TwitterアカウントDappi(@dappi2019)の名誉毀損のツイートについて、東京地方裁判所の発信者…

総選挙をハロウィーンに 「投票日おめでとう!」

アイスランド在住の小倉悠加さんの連載記事「こちらアイスランド」を読んだ。 先週9月25日の日曜日にアイスランドでは総選挙があったようだ。盛り上がりの方は「アイスランド的」にはいまいちで、投票率は史上ワースト2位ということだが、それでも何と80%! …

共産党・志位委員長のTweetを見て

共産党の志位和夫委員長の9月24日付Tweetがちょっとした波紋を広げた。反共側から反響(!)があるのは、まあ当然のこととして、志位委員長自身がマルクスの「法則」や「共産主義」をどう理解しているのかがほの見えて、個人的には少し驚いた。志位和夫 on T…

山添議員の書類送検のこと

むかし若い頃、夜8時過ぎまで仕事をし、車での帰り途、コンビニで買い物をした直後に検問に引っかかったことがあった。そのときたまたまシートベルトをしておらず、お巡りさんにそのことを指摘されたので「はい、はい」と愛想よく慌ててシートベルトをしたが…