新聞
七夕。参院選の最中です。 昨日6日(日)付の毎日新聞・社会面に以下のような数行の短い記事がありました。 外国人労働者 「ルール無視」 保守・百田代表 | 毎日新聞 日本保守党の百田尚樹代表は5日、福岡市での街頭演説で、日本に居住する外国人労働者に関…
今日の毎日新聞には、通常の記事以外に、川柳や投書などにまで、やけにコメのネタが多い気がしました。編集側に何か意図でもあるのかなあ、と。 2面に「新米争奪戦が過熱」と題した記事があります。各地のJAが今年度産米の買い上げ価格(概算金)について…
女子児童の盗撮画像を交流サイトで共有していた小学校の教員が相次いで逮捕された事件が、昨日からトップニュースです。今朝の新聞の社会面の見出しなどには「盗撮仲間の教員……」などと書かれていて、一体集まって何をしているのかと、驚き呆れるばかりです…
東京都議会選が終わって、次は来月の参議院選挙です。昨日7月3日公示、20日投開票の日程が正式に閣議決定されましたが、この投開票日には小生も「んっ?」と思いました。三連休の中日です。今朝の毎日新聞には、三連休の中日に投開票日が当たるのは史上初。…
イランとイスラエルの戦闘を伝える報道を見ていると、日常に溶け込んだ戦争に違和感というか、やるせない気持ちになります。自国の安全とか、国家の威信とか何とか、自国民を煽る物言いには事欠きませんが、事実は、昨日まで普通に暮らしていた人々が、この…
横浜の大川原化工機の冤罪事件。昨日警視庁公安部と東京地検は、28日の東京高裁判決を受けて、最高裁への上告を断念し、ようやくこれで、被告の無実と違法捜査の判決が確定しました。これには、第二次安倍政権時代に盛んに叫ばれた「経済安保」に同調、ない…
「反知性主義」――米国でも日本でも、いや、ひょっとしたら大衆化とセットになって、世界中を蔽っているかもしれません。米国の「反知性主義」の原点には「西部開拓」とフロンティア精神があるというような話を以前、読んだことがあります。「西部開拓」の時…
水俣病が「遺伝する」!?――「家庭教師のトライ」が運営するトライグループがオンラインで2015年に公開し、翌年から動画サイトで配信していた教材にこのような誤記があるそうです。すでに配信が非公開になっているので、「現物」の確認はできませんでしたが、…
今日は短く。 今朝の新聞を見ていて、予想していたこととはいえ、「夫婦別姓」不成立へ、という見出しに深いため息が出ました。変なイデオロギーのせいで、良識をもって普通に暮らしたい人たちに、まだまだこれからも不合理かつ不自由を強いるわけです。いっ…
日刊スポーツに掲載された(らしい)乙武洋匡さんのXへの投稿をめぐる記事を眺めていて、何かもやもやした気持ちになりました。乙武さんは、これまでも「障害者を優遇し過ぎる」という類いのネットの反応には適宜反論と説明をしてきたようですが、もやもや…
連日子どもが絡む陰惨な事件報道が続いて、気が滅入ります。被害者になっても、加害者になっても。 千葉市で中学生が起こした殺人事件の現場がテレビに映ると、何かむかし普通に通っていた住宅街の風景とよく似ているように感じられて、余計に他人事に思えな…
今日は短く。 今朝新聞を見ていて、ひとつの投書に惹かれました。書いたのは東京都在住の40代の男性で、職業はアルバイトとなっていました。投書は「学び、問い続け、投じる1票に価値」という題名でしたが、おそらくこれは本人ではなく、編集担当の裁量で付…
今朝の毎日新聞のトップは、フランスのE.トッド氏のインタヴュー記事でした。だいたい『西洋の敗北』(文藝春秋)に書いてあったとおりの話です。彼は、ウクライナとロシアとの戦争で、米国と欧州は支援に失敗しているのではなく、「敗北(した)」と言って…
ちょうど一週間前に兵庫県の齋藤元彦知事が“パワハラ(防止)”研修を今月(5月)12日に受講するという報道がありました。どんな内容で「研修(研鑽と修養)」をするのかわかりませんが、報道する側にしてもこれで何かが変わると思っているわけではないでしょ…
「改正障害者差別解消法」の施行から1年。今朝の毎日新聞に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患いながら参院議員として活躍している舩後靖彦さんのインタビュー記事があり、興味深く読みました。元々は3月15日付の記事だったようですが、一部引用させてくだ…
大阪・関西万博開幕の「お祭り効果」で、ものにもよりますが、しばらくは様々な事件報道が薄められたり、かき消されたりすることがあるのではないかと心配しています。新聞では、この間に報道されないこと、ないし、報道されても「申し訳」程度の小さな記事…
日本は地震の多い国ですが、地震のない国から来た人が揺れに遭遇するとびっくりするみたいです。住んでる我々からすると、大した揺れでもないのに、あわてふためく姿を見ると、逆にびっくりしてしまいますが(笑)、そんな我々であっても、さすがに震度5クラ…
今朝の毎日新聞「記者の目」に以下のような記事がありました。「戦争はまるで影のように、どこまでも日本社会に付きまとっている」という言葉が重く感じられます。戦後80年の日本でなお尾を引く「戦争」――ウクライナやガザや、その他の人々のことを想像しな…
久しぶりに戯れ言をひとつ。 トランプ先生 さて、今日の授業は昨日の続きで、「メイク・アメリカ・グレイト・アゲン」の2回目だ。昨日は、どうすれば、わが国は再び偉大な国になれるのかという話をしたね。いろいろな手があるが、関税政策について、簡単に言…
今日は昨日読んだ新聞のインタヴュー記事について書こうと思います。 毎日新聞は今年「デモクラシーズ」という民主主義について考える記事をシリーズで不定期に掲載しています。なかなかいい企画だと思っています。昨日は三浦瑠麗さんの話を載せていました。…
トランプ米新(再)大統領就任まであと10日となって、周囲が戦々恐々とするのを楽しむかのように、当人は傲慢な姿勢を露わにしています。曰く、「世界中の国家安全保障と自由のために、アメリカ合衆国がグリーンランドを所有し、管理することは絶対的に必要…
今回は政治社会の話ではなく、身近に起こった出来事について書こうと思います。といっても、あまり詳しくは書けないのですが。 1つめは、自治会の広報紙に載せたい記事があって、編集責任者にどこに諮ればいいのか尋ねたところ、経過はわかりませんが、程な…
日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)がノーベル平和賞を授賞しました。大変喜ばしいことだと思うのですが、朝刊(毎日新聞)の1面トップを目にすると、「号外」と見紛うような紙面構成に何となく「違和感」があります。「慶事」とは言っても、米国のメ…
先月の兵庫県知事選で当選した斎藤知事のSNS戦略を担った(関わった?)とされるPR会社の社長が、Noteに投稿した記事をきっかけに、斎藤知事の公職選挙法違反が疑われる事態になっています。公職選挙法という法律はケースバイケースというか、けっこう弁護士…
兵庫県議会による不信任決議で失職した斎藤元彦前知事が再選されて二日がたち、いろいろとweb上に上がっている記事を眺めて考えてみましたが、よく理解できないというのが正直な気持ちです。他県のことで事情のわからない点が多々あるとはいえ、公益通報制度…
一般に第二次世界大戦は1945年夏で終わったと考えられています。とりわけ、日本の人は「終戦記念日」とされている8月15日で「戦争は終わった」と思っている人が大半だと思われます。しかし、「事実」として、そうではありません。千島や樺太など各地でソ連軍…
衆院選挙の投開票の結果、裏金議員はじめ与党の「大物」が何人も落選したおかげで与党が大きく過半数割れし、自民党の石破総裁が、今後召集される特別国会で(もう一度)総理大臣に指名されるかどうかわからなくなってきました。日本の政治は一夜にして流動…
昨日、ロシアのプーチン大統領について、20年も前の古い記事を読んで、興味深かったので、早朝まではそのことを書くつもりでいました。しかし、今朝新聞を眺めていて気が変わりました。 毎日新聞・日曜の11~13面の「日曜クラブ」には、放送タレントの松尾貴…
むかしNHKラジオに「新聞を読んで」という番組があり、わりと楽しみにしていた記憶があります。調べてみると、1953年から始まり、東日本大震災が起こった2011年3月末まで、半世紀以上も続いていたようです(震災と番組終了は無関係です)。今でも装いを変…
X(Twitter)を眺めていたら、作家の星野智幸さんが朝日新聞に寄稿した記事が話題になっていたので読んでみました。部分的には(共感ではなく)同感しますが、賛同や「(一読を)推奨」する声が多いのにはやや戸惑いをおぼえます。一部引用させてください。…