ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

新聞

斉加尚代さんの話

昨日の午後、畑で草刈りをしていたら、子どもたちがぞろぞろと下校してきました。4、5人の小学生が道ばたのソテツの周りに集まって何かを探しているようです。何だろうと思いながら、遠くで様子を見ていると、どうやらお目当てはトカゲ(カナヘビ)のようで…

元名護市長・稲嶺進さんの記事

今日、沖縄は日本復帰50年を迎えました。50年前には、小生の住む千葉県の田舎の役場にも「沖縄返還」の垂れ幕が掛かっていて、毎日学校の行き帰りにそれを見ていた覚えがあります。しかし、それがどういうことなのか、子どもにとっては、何かめでたいことら…

報道倫理とジャーナリズム

この表題はちょっと大げさかもしれません。でも「真のジャーナリスト」とか、大学でジャーナリズムの担い手を教育しているという文言を見てしまうと、ちょっと看過できませんので、大風呂敷と思いつつこのタイトルで。 3月23日付のダイヤモンドONLINEにアベ…

プーチン崇拝の精神的風土論について

ロシア文学研究者・亀山郁夫氏のインタヴュー記事を読みました。大変興味深かったのですが、部分的に承服できないところもありました。 3月13日付毎日新聞の記事から一部引用させてください(聞き手は大野友嘉子・記者)。ロシア文学者を「絶望」させたプー…

毎日新聞150年に寄せて

昨日毎日新聞は創刊150年を迎えたそうです。1872(明治5)年2月21日、東京で最初の日刊紙として「東京日日新聞」第1号が発刊されたのが最初ということです。が、調べてみると、まだ旧暦の時代だったので今の暦で言えば3月29日のようなのです。まあ気にしない…

地方紙のジャーナリズム 千葉日報社問題

「千葉日報」は14万5千余りの発行部数をもつ千葉県の地方紙です。ちなみに、メディアバリューの調べでは、千葉県の新聞各紙の発行部数を多い順に並べると以下のとおりです。・読売新聞 681,599 ・朝日新聞 360,721 ・千葉日報 145,150 ・日経新聞 120,530 ・…

逃走と抵抗

2月9日付朝日新聞に「現代の逃走論」という記事があり、ヨシダナギさん(フォトグラファー)、今井紀明さん(NPO法人「D×P」理事長)、浅田彰さん(批評家 大学教授)の3人の話が載っています。 「逃げ」や「逃走」には否定的なニュアンスがついて回ります。…

大阪府と読売新聞の提携のこと

先月下旬に発表された読売新聞と大阪府の提携(包括協定)話には危惧や批判が多い。協定では「包括」的と称して、取材や報道を他のものと混ぜ込んでごまかしているが、最重要のポイントは、何か事がわかったときに、読売は新聞として大阪府を批判する報道が…

「論破」の文化 

1990年代であったか、学校の授業にディベート(討論ゲーム)を導入することが一時流行したことがある。「流行」というほど一般化したわけではないが、小生も実践例を真似て、試しにやってみた。「原発の是非」とか、「死刑制度」とか、ある論争的テーマにつ…

日本のデジタル化の「遅れ」について

狭い日本のさらに内の内に籠もって暮らす人間には、「外」からの視点は非常におもしろく感じる。 毎日新聞に「私が思う日本」という連載がある。東京駐在の外国メディアの特派員たちが交代で書いている記事で、日本で感じた違和感を伝えている。12月6日の朝…

映画「新聞記者」を見て

今日は短く。 2年前に公開された映画「新聞記者」を見た。モリカケや山口敬之の逮捕状もみ消しなど、アベ政権時代の「現実」が幾つも重なり、虚実ないまぜになっているが、率直に言ってよくつくったなと思う。主演の松坂桃李さんとシム・ウンギョンさんの二…

ポストコロナとコモンズ

作家で珈琲店経営者でもある平川克美さんのインタヴュー記事を読んだ。ポストコロナの日本社会はどこへ向かうのか、あるいは向かうべきなのか。記事の後半に出てくる「共有化」という言葉が目を引く。11月5日付毎日新聞より。聞き役は葛西大博記者。特集ワイ…

千葉11区と12区

昨日新聞の地方面(千葉版)に市区町村別の比例投票先(政党)が載っていた。眺めているうちに数字の足し算が妙に合致するような気がして「あれ?」と思った。比例での自民と公明と維新の3党の得票数の合計と小選挙区の自民候補の得票数がだいたい同じところ…

二つの隠喩

16日土曜、日本史研究者・加藤陽子氏の毎日新聞の記事「近代史の扉」を読んで、世論操作の問題としては奥があり根が深いと思いつつも、端的にはDappi問題のことを連想しないわけにはいかなかった。他にもそういう人はいたのではないか。加藤陽子の近代史の扉…

総裁選 雑記

昨日の毎日新聞の水曜日連載・「水説」が興味深かった。編集委員の古賀攻氏がある有力な古参議員から聞いた話として紹介した自民党の総裁選の経過の理解は意外なものだった。プレーヤーみんなが読み違い、「目算が狂って今の形になった」というのだ。なるほ…

懐かしいプリント原稿

6月にパソコンが壊れてしまい、今のパソコンに古いデータの取り込みをしていたら、むかし懐かしい授業プリントの原稿が出てきた。テーマは「アイデンティティーを考える」だったかと思う。引用資料として、読んだ新聞記事をすぐに切り抜いた記憶がある。 中…

「車いす少年の違和感」

昨日のブログでも引用した前自民党幹事長で元総裁の谷垣禎一氏についての毎日新聞の記事。台所のテーブルの上においたままだったので、一面トップのこの記事の見出しを見かけるたびに違和感を抱いていた。 「こういうのが障害者なんだ」――これは谷垣氏自身の…

断片的すぎる随想

今日は新聞を読みながらの断片的でまとまりのない随想を少し。 昨日ふと思い立って、亡くなった父親の姿が映った紙をパウチ加工した。父親を預けていた施設のリハビリ担当の方が写したもので、6月に父親と面会した際にいただいた。表面をコーティングしてお…

過去の嘘 現在の嘘

むかし吉村徳蔵さんという高校の歴史の先生がいた。直接お会いしたことはないが、歴史教育者協議会という団体の副委員長を務めていたので、その筋では有名な人で、著書も何冊かある。最晩年の著作に、自身の半生を振り返った生徒向けの講演の記録があり、8月…

時事スガ川柳 五輪編

オリンピック開催のさなか、国内にも選手村にもコロナ感染が急拡大し医療現場を逼迫させている。経験したことのない暑さに苦慮する選手も多い。東京五輪への懐疑と危機感を押し流すかのような(押し流したい?)五輪報道があふれかえっているが、そんな中で…

五輪とダブル・バインド 考

毎日新聞の日曜版のコラムを楽しみにしている。キッチュこと松尾貴史さんの「ちょっと違和感」も毎回スパイシーで痛快だが、心療内科医師の海原純子さんの「新・心のサプリ」もいろいろと考えさせられる。 海原さんによれば、最近ストレスがたまって気持ちが…

新聞を替えてみたら…

地元の家電量販店にパソコンの修理を依頼したら、中のハードが損傷しているので修理は無理だろうと言われてしまった。せめてデータだけでも取り出せないか、と頼んだら、データが無事かどうかを調べるのに1万5千円以上、無事なことがわかってそれを取り出す…