ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

新聞

盛山文科大臣をめぐる記事

昨日の毎日新聞の「日曜くらぶ」に掲載されている2つのコラムに偶然同じ政治家のことが取り上げられていました。編集者的には、重複するのは好ましくないという思いがあるかもしれませんが、事が事だけに敢えて掲載したというところでしょうか。 まず、俳優…

「人の心」を届ける記事

安倍派の所属議員は昨年末時点で99人いたそうですが、今回の裏金問題で95人(団体)が政治資金の収支報告書を「訂正」したそうです。こうなると、逆に、誰が「訂正」しなかったのかの方が気になります。 自民・安倍派、95人の寄付不記載 5年6.7億円 収支報告…

「  」(カギ括弧)付き

2日前となりますが、1月29日の参院予算委員会は、開会前の理事会で、野党の質問者が質疑で使う予定のパネルにあった文言をめぐって紛糾し、開始が30分遅れたようです。どういうことかと思ったら、自民党の理事が「裏金問題と断定的に書かれるのは適切ではな…

上野千鶴子さんの対談記事を読んで

14日日曜日の夕方、たまたまテレビで大相撲を見ていて、6:00に定時ニュースに切り替わったのですが、最初のニュースは岸田首相が被災地を視察したという話でした。あれ?13日って言ってなかったっけと思って見ていると、被災者を前に岸田さん、「何かお困り…

「裏金の文化」

昨日政治資金パーティーの裏金問題で安倍派の4閣僚が交代となりました。「異例」中の「異例」と言われますが、今までに「例」がなかったのは、普通はここまで来たら内閣総辞職になるからで、実際、岸田内閣の支持率は、先週の時事通信社調べで17%(不支持58…

「戦争にNOを突きつける力」

ハマスとイスラエルの4日間の戦闘休止が実現しそうです。どんな形でも「停戦」が実現するのは前進です。これ以上の犠牲は何が何でも避けなければなりません。願わくば、このまま停戦・休戦になればさらによいし、みんなの力でその方向に進むよう促していかな…

杉田水脈氏の動画を見て

スポーツ新聞に載る社会関係の記事は、世論の動向を反映するものが多いので、わりと気にしながら見ています。昨日の東スポの記事に、自民党の杉田水脈・衆院議員が「デイリーWiLL」というYouTube番組で、アイヌ文化振興事業に公金不正流用疑惑があり、「流行…

ガザで、今……

昨日、今日と、新聞を開くと、イスラエル軍の激しい爆撃が続くパレスチナ自治区のガザ地区で、家族とともに暮らす一人の教師の手記が掲載されています。毎日新聞の社会面にあります。 今朝は寒かったので、初めてストーブを出して火を入れたのですが、この記…

「歴史の真実」と「数字の政治学」

「歴史の真実」とは何なのか。そしてまた、「真実」は自分の側にだけあるという思考は、結局どこに向かうことになるのか。 ――昨日の朝、毎日新聞を見ていて、栗原俊雄さんの記名記事が目に留まりました。関東大震災から100年を迎える今年の9月1日。それは震…

時事川柳 キッシー国会へ行く

安倍氏の「国葬」が3週間後に迫ってきましたが、ここに来て、安倍政権時代の桜を見る会を5年連続で受注したという業者がこの「国葬」も落札したことがわかって、ますますイヤーな感じがしてきました。各種世論調査では世間の「国葬離れ」というか、「国葬」…

朝日の国会議員アンケート

今日は備忘録がわりのメモです。 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の関係について、朝日新聞のHPにすべての国会議員と知事(計759人)を対象に行ったアンケート結果が公表されています[9月6日に予定されていた自民党の「例」の調査、なぜか幹事…

新聞記事の「余計なこと」

今日は短く。 一昨日沖縄県知事選が告示されました。投票日は来月11日、2週間後です。 その選挙戦最中の沖縄で、昨日ある「事件」がありました。聴衆の一人が候補者に向けて古い銃弾のようなものを投げ付けたというのです。安倍氏の銃撃の余波がまだ残る中、…

杉田水脈氏と「生産性」

「人的資源」とか「人流」とか、人をモノ扱いするような言葉に出くわすと嫌な気分になります。「生産性」という語を人に当てはめ、その有る無しで人を分類するとき、ここにも人をモノ扱いして気に留めない差別性が滲み出ているように思えます。小生個人にと…

「丁寧な説明」考

子どもの頃、岡山県と鳥取県の県境・人形峠がウランの産出地であることを知りました。学習用の地図帳には、人形峠に鉱山記号があり、その下に赤字でウランと入っていたことをおぼえています。しかし、このウランと核、とりわけ原子力発電との関係を、当時は…

続 国葬問題

政府が安倍氏の国葬をすると言い出したとき、こんな疑惑だらけの大嘘つきを国葬にする必要はないと思いました。しかし、その一方で、歴代最長政権の首相だったから国葬にふさわしい、などと説明されると、多くの人は、そりゃそうかな、と思うかもしれないと…

中井久夫さんのあるエッセイ

精神科医の中井久夫さんが8月8日に亡くなったことを知りました。 訃報:中井久夫さん 88歳=精神科医 | 毎日新聞 中井さんのエッセイが楽しかったので、その感覚でむかし『西欧精神医学背景史』という著作を読んだら、まったく歯が立たなかった記憶がありま…

「そんたく」とは「共謀・共犯」のことか?

連日の暑さと連日明らかにされる統一教会報道にはゲンナリします(「真相」が報道されること自体はよいのですが、その内容には唖然、慄然とさせられることが多いです)。“統一教会汚染” とも呼ぶべき、特に自民党の、とりわけ清和会(安倍派)の国会議員たち…

Trending 追悼演説頓挫

数日前に、8月3日に召集される臨時国会で、亡くなった安倍元首相の追悼演説に、自民党は甘利明前幹事長を立てる意向だ、という記事を見ました。ところが、今朝のニュースでは、追悼演説は先送りされそうだとのことで、その最大の理由は甘利氏を選んだことに…

ボスなき「地元」

安倍氏亡き後の政界地図は大きく塗り替わりそうそうです。自民党・清和会(安倍派)は当面「集団指導体制」でしのぎ、代表選出には至らないようですが、安倍氏の「地元」選挙区は今後補選もあり(来年4月?)、「現状のまま」というわけにはいきません。安倍…

安倍氏の国葬問題

朝日新聞の川柳が話題になっているそうです。本ブログでも引用した7月16日付の7撰ですが、全体として亡くなった安倍氏の国葬方針を風刺するもので、フッと笑うレベルの話だと思うのですが、人によっては笑うどころか激高しているというのですから、いやはや……

サニブラウン選手の記事を見て

現在アメリカのオレゴン州で陸上の世界選手権が行われています。個人的には、東京オリンピックに関わる諸事件の記憶が尾を引いて、今でもスポーツの大会を冷ややかに見てしまう傾向があり、昔のように「純粋」には楽しめなくなっているのですが、それでもス…

報道の暗中模索、五里霧中

まだ、昨日の「余韻」をひきずったままです。 うまく表現できないのですが、一年前に父親が亡くなったときの得も言われぬ喪失感に似ています。あのときは夜中にかかってきた電話で「心肺停止」と言われ、病院に直行しました。応対した看護師に「大丈夫なんで…

裁判と子どもたち 二つの記事

昨日「毎日新聞」を眺めていて、社会面の見開きの左右に並ぶ記事に目が行きました。左の記事は、大阪の公立高校教員の長時間労働をめぐる裁判で、地裁は府の責任を認め、慰謝料の支払いを命ずるという画期的判決を伝えています。これには快哉を叫ぶ学校関係…

斉加尚代さんの話

昨日の午後、畑で草刈りをしていたら、子どもたちがぞろぞろと下校してきました。4、5人の小学生が道ばたのソテツの周りに集まって何かを探しているようです。何だろうと思いながら、遠くで様子を見ていると、どうやらお目当てはトカゲ(カナヘビ)のようで…

元名護市長・稲嶺進さんの記事

今日、沖縄は日本復帰50年を迎えました。50年前には、小生の住む千葉県の田舎の役場にも「沖縄返還」の垂れ幕が掛かっていて、毎日学校の行き帰りにそれを見ていた覚えがあります。しかし、それがどういうことなのか、子どもにとっては、何かめでたいことら…

報道倫理とジャーナリズム

この表題はちょっと大げさかもしれません。でも「真のジャーナリスト」とか、大学でジャーナリズムの担い手を教育しているという文言を見てしまうと、ちょっと看過できませんので、大風呂敷と思いつつこのタイトルで。 3月23日付のダイヤモンドONLINEにアベ…

プーチン崇拝の精神的風土論について

ロシア文学研究者・亀山郁夫氏のインタヴュー記事を読みました。大変興味深かったのですが、部分的に承服できないところもありました。 3月13日付毎日新聞の記事から一部引用させてください(聞き手は大野友嘉子・記者)。ロシア文学者を「絶望」させたプー…

毎日新聞150年に寄せて

昨日毎日新聞は創刊150年を迎えたそうです。1872(明治5)年2月21日、東京で最初の日刊紙として「東京日日新聞」第1号が発刊されたのが最初ということです。が、調べてみると、まだ旧暦の時代だったので今の暦で言えば3月29日のようなのです。まあ気にしない…

地方紙のジャーナリズム 千葉日報社問題

「千葉日報」は14万5千余りの発行部数をもつ千葉県の地方紙です。ちなみに、メディアバリューの調べでは、千葉県の新聞各紙の発行部数を多い順に並べると以下のとおりです。・読売新聞 681,599 ・朝日新聞 360,721 ・千葉日報 145,150 ・日経新聞 120,530 ・…

逃走と抵抗

2月9日付朝日新聞に「現代の逃走論」という記事があり、ヨシダナギさん(フォトグラファー)、今井紀明さん(NPO法人「D×P」理事長)、浅田彰さん(批評家 大学教授)の3人の話が載っています。 「逃げ」や「逃走」には否定的なニュアンスがついて回ります。…