ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

2026-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「高市外交」あれこれ

外交関係の良し悪しは、国家間の関係とはいえ、人間同士のやることですから、個人の関係とその蓄積に左右されるでしょう。首脳同士の仲が良ければプラスでしょうし、かりに多少折り合いが悪くても、一般市民やモノのレベルで互いの行き来があり、その意味で…

大川原冤罪事件と向き合った元警察官

警視庁公安部による大川原化工機の冤罪事件の裁判では、3名の現職警察官が法廷に立ち、異例とも言える捜査批判をしました。このうちの一人は、事件当時公安部外事1課に所属、でっち上げるような捜査に当初から反対し、法廷で証言する前にも、公益通報により…

阿部監督と高市首相

読売ジャイアンツの阿部監督の辞任に驚いた人は多いと思います。ほんとうに世の中、一寸先は闇と申しますか、関係者には一夜にして目の前の風景が一変したことでしょう。 一昔前だったら家族の痴話のレベルですが、今はDV(家庭内暴力)に対する世の視線が敏…

「政治的中立」と国策

3月半ばに沖縄・辺野古沖で修学旅行中の高校生が乗った船が転覆し、船長と生徒の2人が亡くなってから2か月余。この間、いろいろと思うことはあったのですが、遺族のこと、学校の教員のこと、移設工事に抗議を続けている人々のこと等々、正確な事実を知りもせ…

議員任期延長と緊急政令の論理矛盾

国旗損壊罪ほか、言及したいネタはいろいろあるのですが、今日は短く。 一日遅れの内容ですが、衆議院の憲法審査会で西村智奈美議員が頑張っています。もちろん「孤軍奮闘」ではありませんが、数の力で押してくる連中に、極めてまっとうな「護憲論」を展開し…

終わらない「戦争」

もう20数年前だと思いますが、アルコール啓発月間のポスターに「飲んでるつもりが飲まれてる」と題する秀逸な作品がありまして(webで検索してみましたが、さすがに古すぎるのか見当たりません)、ジョッキを片手にビールを飲んでいる人が逆立ちして宙にいて…

党首討論からトランプ弾劾まで

晴天が続いている間に外仕事を片付けてしまおうと、ここ数日、暑いさ中に頑張りすぎて、ちょっとへばり気味です。ブログの更新ネタも溜まっていく一方でしたので、今日はメモ書きで残しておきます。〇党首討論 昨日党首討論があったのですが、野党代表が6人…

焦って焦って補正予算

ナフサの供給不安の折からインクを確保できないと判断した大手菓子メーカーのカルビーは、先週製品パッケージを白黒にすると発表しました。多くの国民にはナフサ不足の象徴的な出来事に映ったと思います。政府(副官房長官)はすぐに状況の「聞き取り」をす…

経歴詐称と虚像の「自白」

経歴詐称としては、たとえば再度の不信任決議案で失職した某市の前市長のように、〇〇大学中退なのに(うかつにも)卒業したと広報をしてバレてしまうという、わかりやすいパターンもありますが、中には、某都知事のように、嘘に嘘を重ねたあげく、なぜか某…

「サナノポテチ」は無策の象徴

ポテトチップで知られるカルビーが、ナフサ不足でインクを安定的に確保できないため、商品パッケージを白黒に変える方針だと伝えられています。新パッケージは今月25日の週から店頭に並ぶ予定で、「商品の中身に影響はない」とのことですが、容量が60gから5…

高校国語の「科目見直し」について

今朝の毎日新聞のトップは、中教審(中央教育審議会)で、次の新たな指導要領にもとづく高校国語の科目構成が(またまた)変更され、前に減らす方針だった小説に、今度は触れる機会を増やすという見直し案が出ていることを伝える記事でした。人口知能(AI)…

メモ 高市「中傷動画」と清水ミチコの才

今日は短く、驚きと笑いのメモです。 週刊文春によると、高市首相(の事務所)は、総裁選や衆院選のさなかに相手候補や立憲の重鎮らに向け、「中傷動画」を作成していたというのですが、先週の金曜に参院本会議でこの点を質問された当人は、……他の候補に関す…

「羊たちの沈黙」

今日はまとまりませんが、最近新聞などを眺めて感じたことを徒然に記します。 このところ、子どもが事件・事故に巻き込まれて亡くなるケースが続いています。被害者の家族や同級生、関係者のことを思うと、気の毒でやるせない気持ちがします。高校生が亡くな…

自民党の「再審制度見直し」について

再審制度の見直し法案について、自民党の合同会議で法務省側の「修正案」が了承されず、法案提出が大幅に遅れていると伝えられています。昨日は、再審開始決定に対する検察官の不服申し立てを、「原則禁止」とする再修正案を法務省側が提示しましたが、これ…

アイヌの遺骨返還の記事を見て プラスα

今朝の新聞の社会面に、ロンドンの自然史博物館に保管されていたアイヌの遺骨が返還されたという小さな記事がありました。「研究目的」で墓から掘り出され、勝手に国外に持ち帰られたものですが、倫理上の問題からも、遺骨を故郷に戻すべきという声が強く、…

「昭和100年」の歴史観

先日昭和100年を記念する式典というのがありました。別に何かを「期待」していたわけではありませんが、メディアをつかって大々的に「しかけて」くるのではと漠然と予想(というか警戒)して見ていたので、実際の報道には(個人の感想にすぎませんが)正直な…

憲法制定79年

<追記>標題は「制定」ではなく「施行」とすべきところでしたが、いまさらなので、「79周年」の「周」だけ取って「79年」のところだけ訂正しました。 昨日の憲法記念日にあたり、各メディアが憲法改定の賛否を問う世論調査の結果を報じています。毎日新聞は…

「白黒ハッキリさせない知恵」

今日は短く。昨日のブログで引用した湯浅誠さんと梶原麻衣子さんの対談記事の後半が、今朝の毎日新聞に掲載されています。湯浅さんの「白黒ハッキリさせない知恵」という話はごもっともと感じます。これは、政治家のみならず一般の人も「都合よく」使う手で…