ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

イスラエル

サナヒロ時事党首会談4 プラス

こうやって茶化したことを書くと、本人たちを免罪しないまでも、事の重大さが軽くなってしまうのですが、ぬるい風刺と思っていただけるとありがたいです。 ヒロ:ゲホ、ゲホ……。ちょいと、姐さん、中にいてはるんですかぁ? サナ:誰やねん? おー、あんたか…

イスラエルと南アフリカ

先回、ハミッド・ダバシさんのハーバーマス批判、ひいては、ヨーロッパ(欧米中心主義)批判について引用をしました。 彼らの中にはヒトラーがいる。自分たちに「ヒトラーが宿っている」ことに気づいていない。彼らが赦さないのは、ヒトラーが犯した罪自体で…

ハーバーマスとヒトラー

ドイツの高名な哲学者ユルゲン・ハーバーマスが2週間前に亡くなり、いくつか追悼記事を目にしました。ハマスの越境攻撃に端を発したイスラエルのガザ殲滅攻撃について、ハーバーマスは2023年11月、「イスラエルの攻撃は正当な反撃であり、ヨーロッパはイスラ…

「政治をする人」

「経世済民」――経済の語源とされますが、「世を經(治)め、民を濟(救)う」という元の意味からすると、今の「経済」よりも少し広く、「政治経済」の意味に近いと思われます。近世、近代、現代と、意味内容(の重点)は時代によって若干変化してきているか…

米国でWBCやW杯を開催する違和感

冬のオリンピックが終わったと思ったら、今度はパラリンピック……と思いきや、日本ではすっかり野球のWBCの応援一色です。日本チームが前回優勝してることもありますし、盛り上がらないわけがありませんが、しかし、日本での1次ラウンドが終われば、会場は米…

スキャンダル隠しとイラン攻撃

米国・イスラエルによるイラン攻撃から2日。指導者のハメネイ師を殺害されたイラン側の報復攻撃も激しくなり、戦いは一層エスカレートしています。米国(トランプ)にとって、イランは自国から遠く離れた国です。半世紀近く前のイラン革命と米大使館人質事件…

「全世界が見ている」はユートピアか

雑誌『地平』の最新号を眺めていると、一枚の写真に目が留まります。がれきの上に二人の女の子が座って笑っている。背後にあるのは廃墟となった家屋です。キャプションにはガザ南部のハーン・ユニス、アル・カティーバ地区とあります。見ていると既視感のよ…

ネタニヤフの「恩赦」請求

今朝新聞を眺めていて、「は!?」と思ったのですが、イスラエルのネタニヤフ首相がヘルツォグ大統領に恩赦を請求したという記事を目にしました。「恩赦」っていうのは普通、有罪が確定した人、服役中の人に与えられるものだと思うのですが、ネタニヤフは贈賄…

マムダニの勝利と政治潮流の変化

注目されていたニューヨークの市長選挙は、民主党候補のゾーラン・マムダニ氏の勝利が確実となりました。日本では当確の「ゼロ打ち」というのがありますが、マムダニ氏の場合は35分で当確が出たそうです。市議会議員を2期務めていたとはいえ、当初は支持率1…

ポチの積極的事大主義

イスラエルによるガザの地上侵攻とジェノサイド(市民虐殺)が続けられ、ガザはおろかヨルダン川西岸を合わせたパレスチナ国家そのものを消滅させようとするイスラエルの傍若無人な蛮行に対し、「ニ国家解決」の原則に立ち返り、改めてパレスチナ国家の承認…

国家承認と二国家解決のゆくえ

イスラエルによる現在のガザ攻撃を止めるため、国際社会が動きました。12日、国連総会でサウジアラビアとフランスが共同提案したイスラエル・パレスチナ紛争の2国家解決と平和的解決を求める決議は、賛成142カ国、反対10カ国、棄権12カ国と、圧倒的な支持で…

アルバネーゼ報告

国連人権理事会から特別報告者としてパレスチナの人権状況の報告を求められたフランチェスカ・アルバネーゼさんが、6月30日、現下のイスラエルによる一方的なガザの破壊行為とジェノサイドを、直接的間接的に支援している企業を網羅する報告書を提出しました…

「反ユダヤ主義」という魔法

フランス南部のピレネー山脈にある村で、ここを遠足で訪れたイスラエル人観光客(多くが8~16歳)が施設地への入場を拒否され、施設管理者が8月21日、「宗教に基づく差別」の疑いで警察に拘留されたという記事を目にしました。 イスラエル人観光客の入場拒否…

イスラエル国内の良心を知って

今日は短く。 ブログに以前から書いていますが、ガザの人々に対するイスラエルの「蛮行」を止めさせる手立ては、最終的にはイスラエル国民の意思にかかっていると思います。「悪の枢軸」と呼んでもいいアメリカとイスラエルの強固な「同盟」関係が、この間の…

トランプにも「逮捕状」を

前回のブログで、今の段階でいくら何でも米国がイスラエルのイラン攻撃に加わるなどという暴挙(錯乱)はないと思っている(が、こればかりはわからない)などと書きましたが、ほとんど間髪入れずに、アメリカの「暴挙」を見せつけられて仰天しました。町中…

日本にとっての「戦争と悲惨性」

今朝NHKのニュースを見ていたら、イスラエルのある世論調査が紹介されていて、それによるとイラン攻撃を支持すると答えた人が70%(反対13.4% タイミングが悪い10.1%)で、ユダヤ系イスラエル人に限れば82%が支持すると答えたそうです。直前まで懸念さ…

……そして、恨みだけが残る

イランとイスラエルの戦闘を伝える報道を見ていると、日常に溶け込んだ戦争に違和感というか、やるせない気持ちになります。自国の安全とか、国家の威信とか何とか、自国民を煽る物言いには事欠きませんが、事実は、昨日まで普通に暮らしていた人々が、この…

トランプ先生の総合的な学習の時間 4

生徒 あれ? 今日は前にモニターがあるけど、先生がいないね。どうしたの? 生徒 今日はリモート授業らしいよ。 生徒 リモート? 休講でいいのに。そこまでしてやるほどの授業じゃないよー。 トランプ こらこら、誰だ? そんなことを言っとるのは!ハロー、…

我に返るか アメリカ、イスラエル

今朝の毎日新聞の一面に、米国トランプ政権がハーバード大学の外国人受け入れ資格を停止する発表をし、新規の留学生のみならず、在学中の留学生も、他の大学に移らなければ、滞在資格を失うとの記事があります。NHKのニュースによれば、大学側の申し立てによ…

なけなしのガーゼと自らの意志と

「ペンは剣よりも強くあれ」を座右の銘としているとしても、(小生には)事実を超えることはとても書けそうにありません。ガザ地区の病院内の光景を知るにつけ、ある意味「想像すること」を拒絶するかのような自分がいる疑念というか錯覚もおぼえます(うま…

「不動産に詳しい」が「歴史を知らない」大統領の妄言

「米国はガザを統治する。ガザを所有し、不発弾などを解体し、敷地を整備し、破壊された建物を撤去し、経済発展によって多くの雇用と住居を提供する。……“中東のリビエラ”と言われるような素晴らしい場所になる可能性を秘めている」――トランプ米国大統領の妄…

「ホロコースト」と「国防」

この夏からお目見えした新刊雑誌『地平』の最新号に、日本で暮らすイスラエルの退役軍人ダニー・ネフセタイさんのインタビュー記事があります。表題は、「なぜイスラエルは戦争をやめないのか」ですが、現状では「戦争」というよりは「虐殺」ですし、もし立…

イスラエル駐日大使の投稿について

11日、今年のノーベル平和賞に日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)が選ばれ、大きな反響がありました。受賞の報せを受け、箕牧智之(みまき としゆき)代表委員が記者会見で、「パレスチナのガザ地区で、子どもが血をいっぱい流して抱かれているのは、80…