国会
昨日の参院予算委員会で蓮舫氏が高市首相に、「裏金議員」の一人である佐藤啓・参院議員をなぜあえて官房副長官に起用したのか、「いったん白紙撤回すべきだ」と迫りましたが、拒絶されました。念のためこれに関する質疑を一通り見てから書こうと思ったので…
今日は短く。 昨日高市首相の所信表明演説がありました。昨日のTVで報道用に短く編集された「ダイジェスト(抄録)」を見ていて感じたのは、「強い経済」とか「日本列島を強く」とか、「強(い)」という文字や語が目立つということでした。これは「強さ」…
昨日元首相の村山富市さんが亡くなりました。2025年10月中旬、自民党が維新と連立茶番劇を演じるさ中、皮肉な(というか「天の声」のような)訃報に思えます。 1994年、自社さきがけの三党連立政権のトップに座ったとはいっても、実質は政権復帰に執着した自…
首相指名をめぐって連日多数派工作が続いているようです。立憲から統一候補を打診されているタマタマは、基本政策の一致がないと安定的な政権運営ができない云々と難色を示していますが、要するにわざわざ立憲と組むよりも自民と組んだ方が「安全」だと思っ…
公明党が自民党との連立政権から離脱して今日で3日。誰が総理大臣に指名されるか予断を許さない混とんとした状況が続きますが、公明党の組織票を失った自民党にとっては、かりに高市総裁が次期総理大臣になれたとしても、すぐに解散総選挙をうてる状況ではな…
高市・自民党総裁就任を受けて、数日前のブログで「(高市氏が)次のゲートが開いた途端に落馬なんてことにならないかと密かに期待……ではなく、ご心配を申し上げます。公明党との連立協議も順調ではないようですし」などと軽口を叩いたら、何と今日午後の自…
土曜に自民党の新総裁が高市早苗氏に決まってから、しばらく模様眺めをしていましたが、週明けの昨日月曜には東証の日経平均株価が2,000円を超える上昇となりました(今日も上がっていますが)。この上げ幅はちょっと異様に感じます。安倍政治の二番煎じが始…
石破政権、大ピンチですね。昨日の自民党の両院議員総会で、党四役から辞意表明がなされたことで、石破さんが一人だけ完全に宙に浮いたかたちです(ちなみに木原選対委員長ってまだやってたんですね。参院選大敗の責任をとって、まず一番先に辞めたと思って…
今日は千葉県でも40℃を超えるところが出るのではないかと言われています。朝から防災無線で「熱中症予防に努めてください」と連呼しているので、外仕事はセーブするつもりです(夕方少しだけ草取りをするつもりでいますが)。 おかげで午前に少しだけ時間が…
「石破おろし」――むかし「三木おろし」というのもありましたが、自民党の伝統芸(お家芸)のひとつです。もちろん、石破さんが自民党の総裁はやめるけど、首相は辞めないってことはあり得ないので、日本政治は重大局面に瀕しているわけですが、TVに出てく…
石破さんは、すぐにではないにせよ、辞任が避けられない情勢になってきました。巷には「石破やめるな」の声もあるそうですが、その理由は、「ポスト石破を担う人物」への不信感や警戒感のようです。今朝のTVや新聞でも、自民党内の「保守派」を中心に会合を…
参院選が終わって、与党の過半数割れが確定しました。これで、石破さんは首相就任以来、主だった選挙で3連敗となりました。「スリーアウト、チェンジ」という声もある中、今のところは辞任せずこのまま続投の意向ということですが、自民党内の「辞任圧力」は…
東京都議会選が終わって、次は来月の参議院選挙です。昨日7月3日公示、20日投開票の日程が正式に閣議決定されましたが、この投開票日には小生も「んっ?」と思いました。三連休の中日です。今朝の毎日新聞には、三連休の中日に投開票日が当たるのは史上初。…
今日も短く(のつもりで)。 今の高校生が将来なりたい職業の1位は男女とも「教員」!?――率直に驚きました。これは「学校の教員」にとどまらず、広く「教員」という意味なのかと「勘ぐって」しまいますが、近年の教員採用試験受験の不人気ぶりからすると、に…
今日は短く。ミソジニー(女性蔑視・嫌悪)の片棒を担ぐようで、あまり気乗りはしませんが、山尾志桜里さんの国政復帰願望には小生も疑問を持っていました。不倫や不正の諸問題で散々叩かれて、衆院選の立候補を断念したときは、もうこの国で政治家を務める…
「反知性主義」――米国でも日本でも、いや、ひょっとしたら大衆化とセットになって、世界中を蔽っているかもしれません。米国の「反知性主義」の原点には「西部開拓」とフロンティア精神があるというような話を以前、読んだことがあります。「西部開拓」の時…
5月3日憲法記念日。日本国憲法の施行から78年となりました。今朝の毎日新聞には、「改憲「賛成」21% 機運停滞」の見出しが見えます。4月12・13日に実施された世論調査によると、石破内閣で憲法改正を行うことに賛成は21%、反対は39%、わからないが39%だ…
衆院選挙の投開票の結果、裏金議員はじめ与党の「大物」が何人も落選したおかげで与党が大きく過半数割れし、自民党の石破総裁が、今後召集される特別国会で(もう一度)総理大臣に指名されるかどうかわからなくなってきました。日本の政治は一夜にして流動…
岩波ブックレットの最新刊に、ソ連生まれでカナダ在住のユダヤ人、ヤコブ・ラブキン氏の『イスラエルとパレスチナ』(鵜飼哲・訳)という冊子があります。ラブキン氏は現在のイスラエル(シオニズム)の蛮行を批判し、ユダヤ人の伝統では戒律を遵守すること…
山本リンダの「狙いうち」は、調べてみるともう半世紀も前の昭和の歌ですが、今でも高校野球の応援歌などで耳にするので、若い人でもメロディは聞いたことがあるのではないかと思いますし、冒頭の歌詞などは一度聞いたらたぶん忘れない(忘れられない)でし…
今朝新聞を眺めていて、ジャーナリストの田原総一朗さんが前明石市長の泉房穂さんにインタビューした記事の後編を目にしました。市長を退任してからメディアでよく見かける泉さん、市長在任中にいろいろと「舌禍事件」が取り沙汰されて話題になりましたが、…
昨日5月30日、衆院で地方自治法の「改正案」が可決されました。非常時に自治体に対する国の「指示権」を拡大する内容です。現在自民党の裏金問題で政治資金規正法の改正に世間の関心が集まる中、「こっそりと」ということもありませんが、地方自治の根幹を揺…
今日は短めに。 昼にTBSの「ひるおび」を見ていて、政治資金規正法の改正に向けた各党の動きについて、元駿河台大学客員教授(!最近この肩書きが出なくなりましたが)田﨑史郎氏がどもりどもり「解説」する様を見ていたら、昨日の参院予算委の岸田首相のお…
日本のスポーツ選手の才能というか、活躍ぶりには驚かされることが多いのですが、連日伝えられるメジャーリーグの大谷翔平選手はもちろんのこと、ボクシングの井上尚哉選手とか、先日の試合などを見ていると、素人目にも圧巻の勝利で、KOされた相手の選手…
毎日新聞論説委員の伊藤智永さんが、担当コラムの「土記」で、2週続けて、岸田首相の訪米と日米共同声明の意味を取り上げています。 土記:前例なき高みという深み=伊藤智永 | 毎日新聞 土記:銃を取れ、命を懸けろ=伊藤智永 | 毎日新聞<4月20日付> 「米…
先週毎日新聞を見ていたら、三面の「万能川柳」が3日続けて政治ネタばかり集めていて、「おやっ?」と思いました。選者の仲畑氏の「気まぐれ」か、それともその種の句が多すぎて掲載せざるを得なかったのか、いずれにしてもここから垣間見える「世相」は、自…
トニー・ブレア元英国首相の回想録を読み終えて、一国の首相を務めるには、相応の知識はもちろんのこと、不屈の闘志やバイタリティーなど、総じて普通の人間のレベルでは済まないパワーが必要なことを改めて思い知りました。それはおそらく首相とか政治家に…
※まちがいがあったので訂正しました むかし数学の集合のところか何かで「命題」の真偽とか、「十分条件」・「必要条件」というのを習いましたが、今考えると、別に数学でなくともよかった気がします。数学が苦手な(といより単にこういう形式論理が苦手な)…
昨日の毎日新聞の「日曜くらぶ」に掲載されている2つのコラムに偶然同じ政治家のことが取り上げられていました。編集者的には、重複するのは好ましくないという思いがあるかもしれませんが、事が事だけに敢えて掲載したというところでしょうか。 まず、俳優…
今日は病院に行く日でした。受付でしばらく様子を眺めていましたが、紙の健康保険証でなくマイナカードを出す人は見えませんでした。昨日、国家公務員のマイナ保険証の利用率が4.36%だという記事を目にして、さもありなんと思いましたが、あらためて世の現…