ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

国会

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「左派の需要」

政治的な右派・左派と保守・革新という分類は、1970年代くらいまでならばともかく、今は必ずしも符合しないと思いますが、今や国会議員の多数を政治的保守や右派を称する者が占め(何度も書いているように、彼ら彼女らの多くは全然「保守」ではありません)…

「リアリズムの喪失」

本当は昨日投稿すべきだったのですが、昨日7月22日付の毎日新聞に掲載された駒村圭吾氏(憲法学者 慶大教授)へのインタビュー記事は一読の価値があると思います。話の中身(全体的なトーン)は、「解釈改憲」を重ねながら憲法体制を維持してきた日本の政治…

高市政権の「国家損壊」の罪

無意味というか有害でしかない「国旗損壊罪法案」なるものが、国会会期末の金曜に通り、また、立法府の総意にも国民世論にも反する皇室典範が「だまし討ち」的に変えられるなど、高市政権の下、国民生活とは一切関係のない法律が矢継ぎ早に成立しています。…

だって、「権力者」だから

今日は雨で外仕事が途中で中止になって、早めに帰ってきました。連日老体に鞭打って疲労困憊でしたので、少し身体を労わるようにという天の声でしょうか。 しかし、元気が戻る前に、昼のニュースで国旗損壊罪法案成立を知り、げんなりしました。うーん、「表…

「経済ド素人」と成長戦略

昨日は関東地方も暑かったです。今まで雲がかかって直射日光を長時間浴びずに済んでいたので、屋外の作業も何とかこなせましたが、よりによって今季の最高気温が出た日に、外仕事を頼まれて断れなくなってしまい、一日働き通して疲れ果てました。就寝中に足…

「保守」でなく「反動」

皇室典範の改定案が昨日10日、衆院を通過しました。委員会での質疑はたったの3時間。いくら事前に「立法府の総意」と称する意見集約に時間をとったとはいっても、国会での実際の審議時間がこんな短時間で本会議で採決するというのは、乱暴すぎるでしょう。高…

「この国の岐路」

国旗損壊罪法案は「国民」に当てはまらない日本在住者にはどう見えるのか。台湾生まれで、3歳から日本に在住する作家の温又柔(おん・ゆうじゅん)さんは、今朝の新聞コラムにこう書いています。 温又柔の日本語の住人として:「国旗を大切にする」こと 国の強…

国会空転と「嘘(ウソ)笑い」

会期末まで2週間余りですが、国会が空転というか、ひどい状況になっています。きっかけをつくったのは、国会の議論から逃げて逃げて逃げまくり、「あたしは外遊やさかい、あとはやっときなはれ」とばかり、インドに行ってしまった「嘘(ウソ)笑い」が得意な…

戦争準備と国旗損壊罪

「『戦争をやめろ』って、今、日本は戦争をやっておりません」――先週の火曜に行われた沖縄全戦没者追悼式に出席し、来賓あいさつの際、会場から「戦争反対!」「9条を守れ!」「24万人に謝ってこい!」などとヤジを浴びせられた高市首相は、式後の報道陣の取…

「保守ごっこ」の暴走

「保守」と「愛国」を混同している人をよく見かけます。もちろん重なる場合があるかもしれませんが、「保守」でも「愛国」でもないのに、便利な「グッズ」として2つを愛用しているだけの人が(昔からいましたが)うじゃうじゃと増えすぎています。 そもそも…

1990年7月11日水曜の朝、高市早苗は

1990年7月11日の朝、テレビ朝日の「CNNデイブレイク」に、若き高市早苗は、元アメリカ連邦議会立法調査官(パトリシア・シュローダー下院議員=当時付)という肩書でゲスト出演しています。36年後の今から見ると、なかなかに「かぐわしい」というか(胡散臭…

「面識」問題はもう詰んでます

高市首相の公設第一秘書の木下氏と中傷動画作成を担った松井氏との関係について、高市首相は「自分も秘書も松井氏とは面識がない」という答弁を繰り返しています。「面識」というのは、普通は文字通り「顔見知り」という意味で、その人の(名前はさておき)…

国旗損壊罪思考の恣意性・短絡性

高市首相が成立を意気込む「国旗損壊罪」法案が審議入りしそうです。自民党案によれば、「人に著しく不快又は嫌悪の情を催させるような方法により、公然と国旗を損壊し、除去し、又は汚損した者」を処罰するとされていますが、前にもブログに書いたように、…

「皇族数確保」論議の違和感

最初に、高市「誹謗中傷動画問題」について。自分も秘書も(松井氏など)知らないとする「これまでの答弁は揺るがない」と豪語していた高市首相ですが、昨日とうとう「軌道修正」をはかってきました。『週刊現代』の取材に対し、高市事務所として、秘書の木…

「高市退場」では終わらない

ブログに毎度高市ネタを書いてると、高市下げ(だけ)を目的にやっているようで不本意なのですが、しかし、このたび文春に続き、共同通信が高市陣営の「中傷動画拡散」問題のキーパーソン松井健氏へのインタビューの内容を報道、自民党総裁選で高市が「小泉…

「国力研究会」と沈黙は「禁」

先月下旬に発足した自民党の「国力研究会」なる議員連盟は、表向き高市首相(党総裁)を支えることを目的に結集した組織(派閥もどき)のようですが、その実、党主流派となって大臣ポストや政治権益を独占するとともに、(密室協議で)高市の後継のたらい回…

えっ、あの木下さん?

「高市中傷動画問題」は土日でひとまず休止……と思っていたら、妙な記事が目に留まりました。5日金曜の参院予算委員会の質疑で、高市首相が、聞かれたわけでもないのに、「がんを告知された木下という秘書がいる」と言い出したというのです。 「本人の同意あ…

続 高市早苗の国会「虚偽」答弁

昨日の続きの「高市中傷動画問題」です。高市首相はふだんの作り笑いはどうしたのか。今日の参院の質疑は、質問者にガンを飛ばすわ、ふてくされるわ、挙句に当たり散らすわで、ご自身の「矜持」とやらは一体どこに行ってしまったのか。質問者側がおおむね冷…

大川原冤罪事件と向き合った元警察官

警視庁公安部による大川原化工機の冤罪事件の裁判では、3名の現職警察官が法廷に立ち、異例とも言える捜査批判をしました。このうちの一人は、事件当時公安部外事1課に所属、でっち上げるような捜査に当初から反対し、法廷で証言する前にも、公益通報により…

議員任期延長と緊急政令の論理矛盾

国旗損壊罪ほか、言及したいネタはいろいろあるのですが、今日は短く。 一日遅れの内容ですが、衆議院の憲法審査会で西村智奈美議員が頑張っています。もちろん「孤軍奮闘」ではありませんが、数の力で押してくる連中に、極めてまっとうな「護憲論」を展開し…

党首討論からトランプ弾劾まで

晴天が続いている間に外仕事を片付けてしまおうと、ここ数日、暑いさ中に頑張りすぎて、ちょっとへばり気味です。ブログの更新ネタも溜まっていく一方でしたので、今日はメモ書きで残しておきます。〇党首討論 昨日党首討論があったのですが、野党代表が6人…

自民党の「再審制度見直し」について

再審制度の見直し法案について、自民党の合同会議で法務省側の「修正案」が了承されず、法案提出が大幅に遅れていると伝えられています。昨日は、再審開始決定に対する検察官の不服申し立てを、「原則禁止」とする再修正案を法務省側が提示しましたが、これ…

国旗損壊罪と形骸化

昨日連合のメーデーに高市首相が呼ばれて挨拶したようですが、賃上げ実現のために「協力をお願い申し上げます」っていう話は、高市が成長戦略の一つと位置づける裁量労働制の拡大、すなわち「働いて、働いて……」の長時間労働に「協力」しろと。さすがにそれ…

7条解散の「異常」

今日は短く。 昨日のブログで、あるのかどうかも疑わしい首相の解散権(いわゆる7条解散)などという代物を振り回し、議員の任期を無視して議会を解散させてて総選挙を強行したり、他方で、非常事態時には衆院選を行わず、議員の任期を延長・再延長できるよ…

政治のハードルを高くするもの

2008年ということですから、もう18年も前なのかと思いますが、当時大阪府知事をしていた橋下徹氏は、私学助成金の大幅な削減を打ち出しました。面会した高校生たちから撤回を強く求められた氏は、「日本は自己責任が原則。それが嫌なら、あなたが政治家にな…

サナヒロ時事党首会談5 プラス

ほんとは茶化すネタじゃ全然ないんですけど、憂さ晴らしのつもりで。 ヒロ:姐さん、今日は朝から何のお呼びですか? サナ:今日は与党の重鎮と朝食会や、あんたも一員やさかい、参加しいや。 ヒロ:与党の重鎮って誰が来はるんですか? サナ:決まっとるや…

高市政権 発足半年

昨日の新聞記事には、赤沢経済産業大臣の発言(非常に真面目に政府の言うことを聞く国民性)とともに、もう一つ目を引く記事がありました。会食嫌いの高市首相が珍しいことに、4月10日、首相官邸で「ランチ会」を開き、麻生太郎氏ら党幹部3人を招いたという…

「やらない」と言わず「想定しがたい」と

高市首相に限りませんが、こうした方々(大臣や官僚たち)の国会答弁はいちいち引っ掛かりを覚えます。まるで、運転免許試験の〇✖問題みたいです(意味は逆ですが)。〇〇の場合は必ず△△しなければならない、とか、絶対に◎◎だ、という問題文だったら、だいた…

SNS発信より公的な討論を

「さっさとホルムズ海峡を開けろ、このろくでなしども。さもないと、地獄を見るぞ」(原文不知)――イランに7日(日本時間8日)までに停戦合意に向けて動くようSNSで促す(脅迫する)米国のトランプ大統領ですが、政治家の発信ツールとして手軽に、かつ安直に…

サナヒロ時事党首会談4 プラス

こうやって茶化したことを書くと、本人たちを免罪しないまでも、事の重大さが軽くなってしまうのですが、ぬるい風刺と思っていただけるとありがたいです。 ヒロ:ゲホ、ゲホ……。ちょいと、姐さん、中にいてはるんですかぁ? サナ:誰やねん? おー、あんたか…