ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

アメリカ

バイデン新大統領の就任式を見て

昨日アメリカのバイデン新大統領の就任式があった。深刻な社会の分断やコロナ禍の中、厳しい舵取りが予想されるが、人々の「意志」と「夢」と、それから「連帯」をつないでいく存在であってほしいと願う。 参列者の中に、民主党の大統領指名選挙で争ったバー…

オカシオ=コルテスさん 振り返り

12月25日付の「HUFPOST」でエディターの國崎万智さんが、2020年に性差別やジェンダーギャップなどに対する発信で話題になった女性政治家を4人挙げ、その発言を紹介しているが、1人目として、アメリカの下院議員アレクサンドリア・オカシオ=コルテスさんを挙…

井上弘貴『アメリカ保守主義の思想史』

著者の井上弘貴(ひろたか)氏は神戸大学の准教授。20世紀アメリカ合衆国の保守主義の思想史研究が専門とのこと。書名のとおりだ。 先回、2016年の大統領選挙で、大方の予想に反し、なぜ、トランプはヒラリー・クリントンに勝利できたのか、多くの識者が説明(…

オバマ回顧録の誤訳 鴻巣友季子さんの解説

バラク・オバマ前アメリカ大統領の回顧録 A Promised Land が出版されたが、鳩山由紀夫・元首相について述べた一節の日本語訳をめぐって、誤訳ではないかと異論が出ていた。 翻訳家で文芸評論家の鴻巣友季子さんがこの問題を詳しく解説している。 鴻巣さんは…

言葉の力 カマラ・ハリス氏の演説

アメリカの次期副大統領となることが確定したカマラ・ハリス氏が、ジョー・バイデン次期大統領に先立って、大統領選の勝利演説をした。どうしても「前座」扱いで、切り取られた一部しか報道されていなかったが、イギリスの月刊誌「ELLE」の全文翻訳ほか…

二つの「勝利演説」

アメリカの大統領選挙で当選を確実にしたジョー・バイデン氏が11月7日夜(日本時間では翌8日午前)、地元のデラウェア州ウィルミントンで演説した。 こういうときに人々に何を訴えるか―—人々が言ってほしいと思っていることを言葉に乗せられるかどうか、それ…

「立つ鳥跡を濁さず」と言うが…

「立つ鳥跡を濁さず」と言うが、やはり引き際は潔くありたいものだ。身辺整理をしてモノは片付けられても、関係性まですべて清算できるわけではない。形だけになったとしても、なるべく良好な関係で区切りをつけるべきだ。負の置き土産を残すなど論外である…

もう一度アメリカを偉大な国に

アメリカの大統領選挙。コロナ感染を避けるために導入された郵便投票が波紋をよんで、情勢は緊迫している。一般論として郵便投票に「不正」の入り込む余地があるのは確かで、接戦となれば、これが導火線になって対立感情が煽られることは予想できた。現状の…

“Black Lives Matter” 黒人の命はどうでもいいのか!

5月25日にミネソタ州ミネアポリスでその事件は起きた。たばこを買おうとしたジョージ・フロイドさんは、偽造紙幣を使ったとして、警官4人に拘束された。無抵抗で警官の指示に従ったが、地面にうつぶせにされ、4人のうち1人の白人警官に膝で首を押さえつけら…