ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

コロナ対策

白井聡さん「総裁選に寄せて」

誰が勝っても政局の狼煙になると言われた横浜市長選が行われたのが8月22日。地盤である(はずの)横浜で、自らの推す候補が敗れ「惨敗」を喫したかたちのスガ首相が、八方塞がりで自民党総裁選への出馬をついに断念したのが9月3日。それから1ヶ月近くにわた…

棄民政策:アフガニスタンから 渋谷から

入院が必要なコロナ感染者が自宅待機させられたあげくに、病状が悪化して亡くなるケースが続出している。一時は重篤な状態に陥ったタレントの野々村真氏は、自分は自宅から24時間スタッフに看病してもらえる病院に入れてもらえたから命を救われた、「自宅療…

危機の時代と自己責任

8月20日に放送されたCSのTBS NEWS『国会トークフロントライン』で、元自民党幹事長の古賀誠氏が、コロナの感染拡大と自己責任について言及していることを知った。自民党の総裁選の話より、こちらの方が気にかかった。 以下、該当部分の引用。解散は…

スガの「明かり」

スガ首相が昨日(8月25日)の記者会見で「明かりははっきりと見え始めています」と述べたことに、あちこちから疑問(抗議)の声が出ている。 念のため、官邸動画で確認したら、 …ワクチンはデルタ株にも明らかな効果があり、新薬で重症化を防ぐことも可能。…

「政治の責任」

当初は横浜市長選と自民党の総裁選、衆議院解散のことを知るつもりで、デモクラシータイムスを眺めていたのだが、政府のコロナ対応に関するジャーナリストの鮫島浩さんが、これまで何となくモヤモヤと感じていたことをズバリ言葉にしてくれていて、こちらの…

タンザニアの「感染ゼロ」

8月17日付亜留間次郎氏のTweetを見た。現下の日本政府と似たものを感じざるを得ない。 引用を許されたい。亜留間次郎 on Twitter: "皆さん、去年の5月の終わりごろから今年の7月の終わりまで一年以上も新型コロナの患者数ゼロを続けたタンザニアの公式データ…

葬儀前 合間に

お盆と重なり、お寺が一番忙しい時期に父親の葬儀をすることになった。通夜は18日と決まった。最初は早くても20日と言われていたので、これでも早くなってよかったのだが、夏場の暑い時期に葬儀まで一週間というのはちょっと長い。自宅に亡骸をいつまでも置…

ラムダ株の隠蔽

今日で東京五輪も終わるが、このタイミングで重大な情報隠蔽が発覚した。 南米で猛威を振るっているとされる新型コロナ・ウィルスのラムダ株。現在日本でも感染が広がるデルタ株に匹敵(あるいは超越)する感染力があると恐れられている。一番の懸念はワクチ…

「トリアージ政権」 の錯乱

スガ政権が感染爆発に直面し、苦し紛れに打ち出した中等症以下の「自宅療養」方針。何と、身内(公明党・自民党)からも撤回を求められる錯乱ぶりだ。これは「国民皆保険」の放棄、「棄民」政策だと呼ぶ人もいるが、スガが政権発足時に掲げた「自助(・共助…

ゴミ箱のロールパン

「あげるとこなくなりやめた自家菜園」(さいたま 影無さん) 7月19日付毎日新聞の「万能川柳」の句。そうならないよう(?)週に1度くらいは「お裾分け」をしている。昨日野菜を届けたお宅のおかみさんは、数年前までは元気に自転車に乗って買い物もできた…

ワクチン接種の副反応について

先週ワクチン接種券が届いた。副反応をめぐる報道を知ると、どうしたものかと考え込んでしまう。 たとえば、1度目の接種では何もなかったのに、2度目の接種後に副反応が出て、怠さや痛みで3日間仕事にならなかったという医師の話。 (コロナワクチン「重い副…

ワクチン供給ストップ!

昨日、所用で76歳になる親類を訪ねたら、「今からワクチンを打ちに行く」と言っていた。なるほど、千葉の田舎自治体でも着々と高齢者接種が進んでいるようだ。ことを堅実に進めてほしいと思いつつ、疑念もある。一般に高齢者は外出機会が多いわけではない。…

スガ首相の「内奏」

清水有高さんの「一月万冊」で清水さんと佐藤章さんとの対談を見ていて、6月22日(火曜)に総理大臣が天皇に国政の報告をする「内奏」があったことを知った。この「内奏」、戦中の「上奏」を連想してしまい、よいイメージがわかないが、1973年当時の首相(田…

「五輪玉砕」

ジャーナリストの齋藤貴男さんが以前にデモクラシータイムスで、日本政府は中国のように国民を管理統括したいのだが、無能であるがゆえにできずに助かっている部分もある、というようなことを述べていた。対談に同席していた人たちは笑っていたし、見ていた…

パンデミック五輪 異論続く

昔ノロウィルスに感染したことがある。発熱下痢などの症状に気づいて、すぐに自主隔離したが間に合わず、時間をおいて当時の家族全員に次々と感染させることになってしまった。その感染力、おそるべしと今でも思う。現今の新型コロナ、特にデルタ株(インド…

一斉休校に感染防止効果なし

新聞の値上げと読者離れのスパイラル、「赤木ファイル」の公開日(6月23日)、「有観客」五輪への政府の猛進(妄信?)、山尾議員の政界引退?…等々、今日は記事にしたい話題がいくつかあったが、あえて、昨春の全国小中高校一斉休校にコロナ感染を防ぐ効果…

東京駅丸の内口の光景を見て

昨日何と3年ぶりくらいに電車に乗り、東京駅まで行った。「お上りさん」じゃあるまいしと思ったが、時間があったので八重洲南口から丸の内側までしばらく歩いてみた。ガード下の飲食店やはとバスの乗降口の横を、全然変わってないなあと思いながら過ぎてい…

ワクチン頼みの危うさ

一昨日、病院に行った。いつもにもまして混んでいた。看護師さんに「今日はやけに人が多いですね。」と言うと、「ワクチン接種をしてるからでしょう」とのこと。そう言われると、いくぶん高齢者が多い印象ではある。 定例の検査をし終えて、先生に呼ばれた。…

五輪世論 諦め体質への異議

昨日の午後、陽が出てきたので草を取りながら、夏野菜の剪定をした。GW前に植栽した胡瓜は先週から実をつけだして、もう2,3本食べた。この話を札幌の人に伝えたら、千葉は暖かいんですねえと返事が来た。 父親の代わりに見よう見まねで始めた野菜づくり…

五輪とダブル・バインド 考

毎日新聞の日曜版のコラムを楽しみにしている。キッチュこと松尾貴史さんの「ちょっと違和感」も毎回スパイシーで痛快だが、心療内科医師の海原純子さんの「新・心のサプリ」もいろいろと考えさせられる。 海原さんによれば、最近ストレスがたまって気持ちが…

「二正面作戦」の違和感

「二正面作戦」。ふつう片方が「正面」であれば他方は「背面」か「裏面」である。「二正面」だから両方が「正面」になるというわけだが、戦争で言えば、両方向からの攻撃に向き合い、それぞれ別個に戦わなければならない状況だ。 第一次世界大戦時、ドイツは…

山下泰裕JOC会長への疑問

1980年夏のモスクワ・オリンピックは異様な印象だけが残っている。テレビで中継録画を見ていた記憶はあるが、何かヴェールの向こう側に霞んで見えたようなイメージだ。大会会場が日本との交流の薄い社会主義圏(ソ連)であったことや当時の衛星中継の技術な…

白井聡さんのラジオ話

3月に出た『主権者のいない国』(講談社 小生、未読)の著者で政治学者の白井聡さんが、昨日(5月21日)午後「大竹まこと ゴールデンラジオ」にリモート出演して話していた内容の一部。2021年5月21日 白井聡 - 大竹まこと ゴールデンラジオ! - Omny.fm 太田…

「水際」も「システム」も穴だらけ

GWにニューヨークから一時帰国したという日経ビジネス・池松由香氏の体験談(5月18日付記事)を読むと、日本の「水際対策」が「抜け穴」だらけであるように思える。縦割り行政の弊害はもちろんあるだろうが、小生には、携わっている公務員が全般的に「公」に…

東京センター予約システムの欠陥

「もう日本は先進国ではない」というTweetを何度か見た。ジャーナリストの齋藤貴男さんらも、去年からずっとそう言っている。 「先進国」はそうでない国(「後進国」とか「後発国」と呼べばよいのだろうか、よくわからないが…)とセットで考えられるから、何…

バッハの耳は…ロバの耳?

むかしギリシア神話が大好きな生徒がいた。成績はあまり冴えなかったが、ギリシア神話は「得意」だと自負していた。本を読んでいてギリシア神話がらみで意味がとれない文章に出くわしたとき、この子に話を聞いたら「氷解」したこともある。その熱意、ぜひ他…

5月5日 札幌のマラソン・テスト大会

今日、5月5日に札幌市で東京五輪のマラソンのテスト大会が開かれる。前日(4日)、北海道の新型コロナウイルス感染者数は233人、そのうち札幌市が86%の201人。札幌市では1,626人を検査して201人の感染が判明。陽性率は12.36%と依然として高い。死者も4人出…

「ガッツと気迫で頑張ってくれ」

「7月末までに高齢者のワクチン接種を終わらせろ」と、総務省をつかって市町村にワクチン接種の檄を飛ばすスガ首相。武田総務大臣名で自治体首長宛てに緊急要請のメールまで出している。 そのメール(要請文)、 「……災害や感染症の対応など、御心労の多い日…

山本太郎のゲリラ街宣

5月3日 憲法記念日。 日本国憲法には、国民の「生命・自由・幸福追求の権利」(第13条)や「生存権」(第25条)の保障の条文がある。法律の専門家にしかわからない話ではないはずだが、「法は(お上に)従うもの」という肌感覚だけが刷り込まれているので、…

「香典のつもりか!」

3度めの「緊急事態宣言」が始まった。新聞で感染状況を毎日確認しているが、小生の居住地の新規感染者数は4月以降1名で来ている。スーパーなどへ行っても特に大きな変化は感じない。都市部の人には申し訳ない状況だ。しかし、東京都ほか、感染防止の「重点」…