ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

コロナ禍

太田さんの居酒屋ふらり旅を、また…

お酒が好き、というより、飲みながら人と話をするのが好きだった。40くらいまではお酒の誘いを断ることはなかったと思うが、近年は親の介護もあって、すっかり腰が重くなってしまった。旅行もしないので、旅番組や居酒屋紹介などを見ながら、「疑似体験」す…

葬儀前 合間に

お盆と重なり、お寺が一番忙しい時期に父親の葬儀をすることになった。通夜は18日と決まった。最初は早くても20日と言われていたので、これでも早くなってよかったのだが、夏場の暑い時期に葬儀まで一週間というのはちょっと長い。自宅に亡骸をいつまでも置…

過去の嘘 現在の嘘

むかし吉村徳蔵さんという高校の歴史の先生がいた。直接お会いしたことはないが、歴史教育者協議会という団体の副委員長を務めていたので、その筋では有名な人で、著書も何冊かある。最晩年の著作に、自身の半生を振り返った生徒向けの講演の記録があり、8月…

東京五輪「打ち切り」の可能性

〝東京五輪、選手村クラスターで前代未聞の「打ち切り」になる?〟 ――ずいぶん「刺激的」で大げさな見出しである。人によっては「悪意」を感じるかも知れない。しかし、すでに選手村からは少なくとも61人のコロナ陽性者が出ているとされている(日に日に増え…

ジョコビッチの「半々」

梅雨明け間近となった。 今朝赤くなった庭のトマトを捥ごうとしたら、枝にアブラゼミがとまっていることに気づいた。ニイニイゼミが6月の下旬に鳴き始めたのには気づいていたが、いよいよアブラゼミの順番になったかと思った。…と、朝食を食べ終えたら、今度…

新宿のデモ 看護師の声

田中龍作さんの「田中龍作ジャーナル」の昨日(6月6日)付の記事により、新宿で看護師らのデモがあったことを知った。その引用。 田中龍作ジャーナル | 反五輪デモに襲いかかる街宣右翼 分断もたらす平和の祭典……逼迫する医療事情を見て見ぬ振りをし、政府と…

パソコン故障につき……

パソコンが壊れてしまい、古いパソコンを代用しているが、これも入力キーに欠陥があり、飛車・角・香車・桂馬抜きで将棋をさしているようなもどかしさがある。前のパソコンがうまく修理できて、データが元にもどってくれるとよいのだが……。 平素よりつたない…

高橋洋一氏の「さざ波」Tweet

5月9日付の内閣官房参与・高橋洋一氏の「さざ波」Tweetが波紋を呼んでいる。他の人たちと同様、小生も不快なものを感じた。高橋洋一(嘉悦大) on Twitter: "日本はこの程度の「さざ波」。これで五輪中止とかいうと笑笑… " 首相動静を眺めると、 5月4日(火…

入管法と難民認定のこと

もうだいぶ前の話だが、学校に勤めていた頃、受け持っていた生徒の中に南米(コロンビア)出身の女子がいた。夏休み中の保護者面談に父親が来ることになったが、日本語が話せないので、自分が通訳すると言う。それでは聞かれたらまずいことが話せなくなるな…

五輪中止を決めるのは誰か?

巷に日本が五輪中止を言い出せば「違約金」をとられるという話がある(ようだ)が、作家の本間龍さんによれば、「開催都市契約2020」(東京都、JOC、IOCの3者間で締結した契約、合意書)には中止したときに、開催都市がIOCに「違約金」を払うという取り決め…

二階発言の裏読み つづき

清水有高さんの「一月万冊」を見ていたら、ジャーナリストの佐藤章さんが4月15日の二階発言についておもしろいことを言っておられた。なるほど、さすが佐藤さん、「事情」通でいらっしゃる。部分的に起こしてみる。 五輪中止!二階幹事長の発言は実質的な東…

「人類」にコロナの犠牲者は含まれているか?

コロナ感染の第3波を抑え込まないうちに4波に入ったようだ。大阪では連日100人増で一日の感染数が拡大している。大阪の感染拡大と選抜高校野球との相関を疑う声も出ている。日刊ゲンダイが尼崎と梅田のホテルの従業員から拾った声を伝えている。【高校野球】…

「報道ステーション」のCMとテレビ局

テレビがおもしろく感じられない。前からそう思ってはいたが、学校で働いていた頃は、授業でつかえそうだと思える番組があれば頻繁に録画して、ビデオが溜まる一方だったことを思うと(一体いつの話だ!とも思うが)隔世の感がある。これが個人の感想ならと…

東京五輪 撤退できない狂気 

延長されていた首都圏の非常事態宣言は3月21日に解除される見込みだという。専門家も指摘しているように、このまま続けていてもこれ以上感染者が減る見通しがない=やっても意味がないから、ということらしい(やるべきことははっきりしているのに、政府がや…

日本型変異ウィルスのこと

「一月万冊」の動画を見ていたら、おなじみの佐藤章さんが新型コロナの変異ウイルスの話をしていて、興味というより恐怖を感じた。変異株については、一般に南アフリカ型、イギリス型、ブラジル型……などが知られている。従来型よりも感染力が強く感染の主流…

モラルの焦土 2021

社会学者の小熊英二さんの著『と』(新曜社 2002年)の第1章「モラルの焦土」を読むと、戦争とコロナの違いはあるけれども、75年も前と今の “強情なまでの” 変わらなさを感じる。20年近く前に初めてこれを読んだ時もそう感じたが、今の方がより切実だ。 以…

雨宮処凛さんの話

作家の雨宮処凛さんが先週末のデモクラシータイムスに出演していた。初出演ということだが、「反貧困ネットワーク」の世話人をつとめ、「社会的弱者」と直に接する立場から、このコロナ禍の「直撃」を受けている人々の声をいろいろと届けてくれていた。以下…

石原伸晃議員と「トリアージ」

〇トリアージ:フランス語 triage「選別」「優先割当」の意。大災害によって多数の被災者が発生した際に、どの負傷者から治療するか、どの患者を救急搬送するかといった優先順位を決めること。また、その役目。現場の人材・機材などを最大限に活用するために…

これは「イスラム国」か !?

1月15日の「デモクラシータイムス」で齋藤貴男さんが話したこと(概要)をいくつか拾ってみた。https://www.youtube.com/watch?v=nJUGWF--Tzg&t=2010s 僕は「緊急事態宣言」だからみんなが自粛しなくてはいけないとは必ずしも思っていないんです。実際には生…

スガと政治部記者の共棲

読売新聞のスガ報道が波紋を呼んでいる。13日の新型コロナの政府対策本部で、7府県に緊急事態宣言を追加発令する際、スガは「福岡県」を「静岡県」と読み間違えたり、記者会見での質疑がかみ合わなかったりと、相次ぐ失態の理由を「ストレスがたまっている…

今、この国の街で

〇「あらかわ」さんがTweetした記事と動画(1月8日?のTBS「報道1930」の一部)より。焼き鳥屋の店主・田村さんの声。https://twitter.com/kazu10233147/status/1347528182602162177 松原:(自粛要請を)守らなかったところは名前を公表するということにな…

日刊ゲンダイの見出し

昨日の首相の年頭会見を(テレビで)見ていないのだが、見ていたらまたゲンナリさせられただろうなと思う。「緊急事態宣言」を出さなければならない危機的状況を前に、談話と質疑で30分で終わりにしてしまう首相の会見とは何なのだろうか。Twitter上で「これ…

藤田省三『現代史断章』の冒頭から

学生の頃「政治学」のレポートか何かを書かなければならなくなり、ゼミの先輩と何を読んだらいいか雑談していたら、「あの(政治学担当の)先生は、丸山真男と藤田省三と松下圭一が好きなんだよね」と言われて、それがきっかけだったかどうか、藤田省三さん…

「医療崩壊」という現実

「〇〇崩壊」などと一言で済ませるのは憚るが、コロナ以後、この国の制度設計やシステムにかかわる深刻な問題が露わになってきているように思う。「崩壊」という語は、ガラガラと音を立てて何かが一気に崩れ落ちていく様を連想させるが、「医療崩壊」とか「…

1か月後、病院の風景は……

昨日は延び延びになっていた検査を受けるため父親を病院に連れて行ったのだが、びっくりするほど人が多かった。ここは病床のない小さな病院だが、検査の間様子を見ていると、医師も看護師も決して広いわけではない処置室にいる患者のもとをせわしなく往復し…

「大岡越前」の再放送を見て

千葉テレビで金曜と土曜の夜に「大岡越前」という時代劇の再放送をしていて、ついつい見入ってしまうことがある。2年ほど前に亡くなった加藤剛さんが大岡忠相役を演じているが、これが「はまり役」というか、子どもの頃から見ていたので、大岡と言えば加藤さ…

コロナ禍 通り過ぎるのを待つ日本人

ドイツ在住の作家、多和田葉子さんのインタビュー記事を見た。コロナ禍という危機に向き合うドイツと日本のちがいの描写が興味深い。コロナにうち勝とう、人間の手で何とか克服しようとするドイツ人に対し、日本人は、台風のようにコロナが通り過ぎるのを待…

コロナ被害と経済被害

「Go To キャンペーン」のドタバタや東京、大阪の感染者数の増加などのニュースばかりだと、コロナ禍が世界の問題であるという感覚が薄れて、ついつい日本のことばかりになってしまう(小生だけかもしれないが……)。もちろん国内の感染コロナを抑え込むこと…

「諸悪の根源」

井戸・兵庫県知事が7月9日の県の新型コロナウイルス対策本部会議の冒頭あいさつで、東京都を「諸悪の根源」と呼んだ。さすがに口を滑らせたと思ったか、「『諸悪』は取り消す。感染源は東京が多い」と直後に訂正、会議後には「東京に抑え込んでいただかない…

政府と国民の相互不信

コロナ感染者の数が増え続けている。7月10日(金)、東京都で243人、全国で計430人の感染の発表があった。一日の感染者が400人を超えるのは4月24日(441人)以来だという。「東京アラート」なるものを出していた1カ月前の東京では感染者数は50人にも満たなか…