今日も短く。
昨日のblogで「政治への怒り」について触れたのですが、昨晩哲学系ユーチューバーじゅんちゃんのTweetを見ていたら、いました、いました、怒ってる人が。
これは、11月10日付「古舘伊知郎チャンネル」の動画（の一部？）のようです。ゲストの笑福亭鶴瓶さんと古舘さんのトークが「常識的」過ぎて？ちょっと驚きますが、内容には大いに同感です。一部引用させてください。
鶴瓶：俺、ほんまに腹立って言うてまうわあ。何で政治家って、みんな辞めへんの、あれ？ 辞めさすべきや、統一教会の関係のある奴。もし、芸人が統一教会と関係あったらですよ、テレビ出れんようになりますよ、すぐに。でも、あの人らは、統一教会と関係あったり、誰かにセクハラしたりとか、ほんまに実際パパ活したりとか、全部辞めへん。どないなってんの？
古舘：どうしても仲間内を守るという……。それ、やっぱり権力の一環ですよね。
鶴瓶：それはおかしいって。
古舘：芸人さんは非常識を売り物にしなきゃいけない、おもしろい芸人さんでいなきゃいけない、で、ちょっと道に外れた瞬間に……
鶴瓶：出られんようになる……
古舘：魔女狩りのように干上がる形にしてね、一方、政治家とかジャイアンツの◇◇とか、何でなんにも咎められねぇんだと。◇◇を置いといても、政治家っていうのはみんなで守り合う。統一教会でも、ものすごい偉い人でズブズブの人、何人も自民党にいる。例えば、山際経済担当大臣、今（10月26日現在）めちゃめちゃじゃないですか。あの人、なぜ辞めないのか。みんな辞めろコールで、ワイドショーで合唱してます。あの人ひとり、辞めさせるのは簡単なんですよ。あの人辞めるとドミノ現象が起きて、もっと自民党内の大物とか、大物閣僚が、通用ポストについてる人も、もっとズブズブだったんだから降りなきゃってことになって、雪崩をうったときに政局になって、今の政権でもう一度解散総選挙やりますか、みたいになるでしょ。それを防がなきゃいけないっていうね。
鶴瓶：やった方がいいやん。
古舘：やった方がいいんですよ。
鶴瓶：岸田さんもあんなこと言うのやったら、全部一回辞めさせたらええねん。ご破算にして、もう一度選挙して、国民に問うたらええやないか。
＜以下略＞
総選挙を「禊ぎ」にされて、すべてリセットされたことになっても困りますが、それで日本政治が統一教会のコントロールから脱し、「日本を取り戻せる」機会になるなら、いわゆる7条解散ではなく、内閣不信任決議を通すかたちで解散してもらいたいところです。
さて、週が変わって、3人目の辞任者が出るのかどうか。あるいは、前に取り上げたジャーナリスト鮫島浩さんの見立てどおり、野党との取引き材料にするため、政権は、補正予算案や実効性を欠く与党仕立ての被害者救済法案の成立まで、なお「3人目」を引っ張り続けるのか（続けられるのか）。はたまた先週のように「イレギュラー・バウンド」を処理できず、失策によりまたも政権は大揺れになるのか。
本当はスキャンダルや政局より、安心な国民生活をつくる方向に国会のエネルギーを向けてほしいのですが。
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