昨日(21日)、東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会がスポンサー契約を結ぶ企業に対し、協賛金の追加拠出を要請したと伝えられていた。現在のコロナ禍にあって業績が極度に悪化している企業にとって、これはかなりの難題と予想されていたが、今日(22日)、大会組織委員会の森喜朗会長は、NHKとのインタビューで、東京オリンピックの来年開催について、初めて来年の“オリンピック中止”の可能性に触れた(というか、口走った)と韓国メディア(Wow!Korea)が伝えた。参考までに、森会長は、17日に「中止なら今の倍お金が掛かる」と語っていたのは、まだ記憶に新しい。(※太字下線は当方が施したもの)
東京五輪組織委「今のような状況つづけば“開催できない”」=韓国│韓国社会・文化│wowKora(ワウコリア)
森喜朗組織委員長(ママ)は、今日(22日)報道されたNHKとのインタビューで、東京オリンピックの来年開催について「世界人たちが日本に来て、安全で安心できる大会ができるという確信を得れるかが最大の問題だ」とし「新型コロナウイルス感染症が収拾されるか、具体的なワクチンや薬が開発されるかが(大会開催について判断する)第1ポイントとなるだろう」と語った。
東京都では21日に237人の新規感染者が報告され、全世界では一日に20万人の感染者が発生している状況である。
このことについて“もし今のような新型コロナの状況がつづいても大会開催は可能か”という質問に森委員長(ママ)は「決定の権限は国際オリンピック委員会(IOC)にある。そのような仮定に対する質問に我々が答えれば事が大きくなる」としながらも「今のような状況がつづけば(開催は)できない」と答えた。大会組織委員会など日本側の関係者が公の場で、来年の“オリンピック中止”の可能性について言及したのは、今回が初めてである。
こういうことをもはや日本のメディアでは報道できないようだ(当のNHKが一切触れない)。堕ちたものだ。韓国のことじゃないのに。情けない。事実を正確に伝えればいいだけなのに……。
そして、やはり協賛金の追加徴収に対し、企業側の反応は厳しかったということなのだろう。早く採算面からも詰めていかないと、浪費の連鎖が止められない。
……しかし、もしそうだとすると、公金についてもシビアに対応しないといけない。国策だから、コロナだからと、無尽蔵に無駄な予算をつけ続けていいわけがない。そもそもすべて国債、借金ではないか……。
<追記あり>