ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

安倍銃撃

「右派雑誌」の言説

哲学系ユーチューバーじゅんちゃんの動画に編集者・広告研究家の早川タダノリさんが出演し、安倍氏銃撃事件後の「右派雑誌」の記事(電車中吊り広告)や右派論壇について話をされていて、興味深かったです。この種の雑誌は見出しだけ、新聞の紙面広告で目に…

「永久顧問」と「永世名誉司会」

今日も「短編」で。 自民党議員の「保守団結の会」が一昨日(8月29日)、元々会の顧問で、先月亡くなった安倍晋三氏を「永久顧問」に選任したというニュースを知りました。 「考えをしっかり継承していく」安倍元総理を“永久顧問”に選任 自民党「保守団結の…

世の空気 時代の風

7月8日に安倍氏が亡くなって四十九日。世の中の空気、というか、風向きは、参院選前に比べ、確かに変わったような感じがします。統一教会問題の報道では、TBSの「報道特集」はともかく、日テレ(読売)の「ミヤネ屋」があれほどガンガンやるとは想像もしませ…

続 国葬問題

政府が安倍氏の国葬をすると言い出したとき、こんな疑惑だらけの大嘘つきを国葬にする必要はないと思いました。しかし、その一方で、歴代最長政権の首相だったから国葬にふさわしい、などと説明されると、多くの人は、そりゃそうかな、と思うかもしれないと…

なぜ8月9日長崎に原爆が……

お盆が近づき、去年亡くなった父親の新盆見舞いで、毎日人が来宅します。8月は亡くなった人に手を合わせる時期ですが、今年は少し別格です。 安倍氏の銃撃事件から1ヶ月が過ぎ、歴史における偶然と必然の連鎖について、ぼんやりと考えることがあります。安倍…

現実は経験を越え 島田雅彦さんの記事を読んで

昨日も暑かったです。当地は多少海風が入るので千葉県内でも比較的涼しい方だと思うのですが、それでも最高気温が35℃に達しました。なかなかお目にかかれないような高温度です。東京・都心は40℃手前まで上がったということですが、まったくいつまで続くのや…

「そんたく」とは「共謀・共犯」のことか?

連日の暑さと連日明らかにされる統一教会報道にはゲンナリします(「真相」が報道されること自体はよいのですが、その内容には唖然、慄然とさせられることが多いです)。“統一教会汚染” とも呼ぶべき、特に自民党の、とりわけ清和会(安倍派)の国会議員たち…

「犬の連鎖」 トルストイ『文読む月日』8

土曜にTBSの番組「報道特集」を見ました。1960年代から70年代にかけて、アメリカで統一教会・政治部門の幹部をしていたというアレン・ウッド氏のインタビューの中に唖然とする話が出てきました。7月30日付紹介記事から引用します。「我々は世界を支配できる…

Trending 追悼演説頓挫

数日前に、8月3日に召集される臨時国会で、亡くなった安倍元首相の追悼演説に、自民党は甘利明前幹事長を立てる意向だ、という記事を見ました。ところが、今朝のニュースでは、追悼演説は先送りされそうだとのことで、その最大の理由は甘利氏を選んだことに…

政治家はカルトとの関係を断つ気があるか?

父親の一周忌が近づき、自宅で法要をするので、昨日から庭木の剪定を始めたのですが、今日は朝から雨ぶりで気持ちを挫かれそうになりました。それでも、昼前に雨は上がったので、早めに昼ご飯を食べて、昨日の続きを始めました。夕方前には何とか終わり、ホ…

勝共と売国

今日は本当に短く。 昨夜のBS-TBSの番組「報道1930」にかかわるTweetを眺めていたのですが、これはちょっと衝撃的でした。本日(7月23日)10:00からYouTubeで放送の録画が見られそうなので、是非見ておきたい内容だと思っています。「現物」を見ていないの…

安倍氏国葬とその先

「PRESIDENT Online」の記事を2つ。 1つめは、『国葬の成立』(2015年)という著書がある歴史学者の宮間純一氏のもの。過去の国葬の事例を引きながら、安倍氏を国葬にするつもりの現政権の意図を考察する内容です。氏は、まず、大久保利通の葬儀と比べていま…

ボスなき「地元」

安倍氏亡き後の政界地図は大きく塗り替わりそうそうです。自民党・清和会(安倍派)は当面「集団指導体制」でしのぎ、代表選出には至らないようですが、安倍氏の「地元」選挙区は今後補選もあり(来年4月?)、「現状のまま」というわけにはいきません。安倍…

安倍氏の国葬問題

朝日新聞の川柳が話題になっているそうです。本ブログでも引用した7月16日付の7撰ですが、全体として亡くなった安倍氏の国葬方針を風刺するもので、フッと笑うレベルの話だと思うのですが、人によっては笑うどころか激高しているというのですから、いやはや……

「容疑者」の手紙を読んで

安倍氏を銃撃した容疑者が事件前日にある男性に送ったとみられる手紙を読みました。すでに現物の写真やコピーがネット上に多数出回っているようですが、全文を掲載していたものが次々と削除され、異様な感じがします。ソウル・フラワー・ユニオン on Twitter…

「クーリエ・ジャポン」の記事を読んで

講談社のオンライン誌「クーリエ・ジャポン」には、外国の記事がいろいろと翻訳・紹介されていて興味深いのですが、読んでいると、彼我の記者の視線のちがいを感じることがあります。おそらく記者の背後に広がる社会が日本とはちがうからでしょう。それは社…

安倍神格化と疑惑封じ

昨晩テレビで岸田首相の記者会見を眺めていたら、亡くなった安倍氏の葬儀を、この秋、国葬の形式で行うと「宣言」していて、ちょっと驚きました。というのも、国葬にするかどうかについては国民のあいだで賛否がわかれているため、政府は慎重に判断するもの…

これは「民主主義への挑戦」なのか?

8日に安倍氏が銃撃されて亡くなった件をめぐり、メディアや政治家たちから「言論の自由の封殺、民主主義への挑戦」という言説があふれていることには違和感をもっています。警察発表によれば、逮捕された容疑者の話から出てくる動機に、政治的意図を感じさせ…

報道の暗中模索、五里霧中

まだ、昨日の「余韻」をひきずったままです。 うまく表現できないのですが、一年前に父親が亡くなったときの得も言われぬ喪失感に似ています。あのときは夜中にかかってきた電話で「心肺停止」と言われ、病院に直行しました。応対した看護師に「大丈夫なんで…