ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

ロシア

土地の相続で考えたこと

相続税の申告の準備をしているが、少々難儀もしている。税理士に頼めばよかったのだが、行きがかかり上、自力でやることになり、預貯金や自宅だけなら「素人」でも、税務署のマニュアルに従って何とかできそうな感じはあったが、田や畑、借地など土地が絡む…

「遠く」へ行くのなら…

岸田首相が施政方針演説で言及した「ことわざ」――「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」は、小生は知らなかったが、調べてみると、過去にもこれを「アフリカのことわざ」として引用している人が多い。しかし、「アフリカ」という…

小泉悠さんの対談

ダースレイダーさんの6月3日の対談動画に、ロシアの軍事研究・評論家小泉悠さんが出演していた。2時間半もあるので2日に分けて視聴したが、期待通りのおもしろい内容。いくつか話題を拾って、話の概略を起こしてみる。ダースレイダー x 小泉悠 ロシアという…

「パンと塩は断れぬ」

ロシア語のことわざを眺めている。日本語にも同じ意味のことわざがあるなと思えるものがいくつもあるが、そのズレやちがいがおもしろく感じる。 たとえば、「猫にとっていつもバター祭りがあるとはかぎらない」というのがある。「バター祭り」とはロシアの春…

ワクチン外交と勢力図

先週Twitterを眺めていて、クーデターのあったビルマ(ミャンマー)ではすでにコロナ・ワクチンの接種が行われているという記述を目にした。何処製のワクチンかと思い、調べてみたら、インド製(イギリスのアストラゼネカ社とオックスフォード大学が開発した…

ロシア情勢 小泉悠さんの話

軍事アナリストの小泉悠さんが、1月25日昼のテレビ朝日「 ワイド スクランブル」でロシア情勢の解説をしているのを見たが、翌1月26日のTBSラジオ「荻上チキ・Session」にも出演して、いろいろと興味深い話をされていた。以下、概要をいくつか拾い上げてみる…

小泉悠『「帝国」ロシアの地政学』

小泉悠『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版 2019年6月) なかなかおもしろかった。著者の小泉さんはテレビでコメントする姿を何度か拝見したが、筋立てて話す様子が印象に残っていた。確かに「軍事オタク」の片鱗も見せ…

小泉悠さん 日ロ外交を語る

小泉悠さん。「軍事オタク」というのは自称(卑下、謙遜?)なのかどうか。ロシアの軍事・安全保障政策が専門で、去年から東京大学の特任助教。著書の『「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略』(東京堂出版)がサントリー学芸賞に選ばれて…

「敗軍」の宰相 何も語らず 

ロシアで7月24日、7月4日に公布された改正憲法を受けて連邦法改正案が可決され、「領土の一体性の侵害」につながる行為を違法な「過激行為」として処罰することとなった。法改正におけるロシア政府の主たる関心はクリミア半島にあるが、日ロ平和条約締結後、…

「領土交渉は終わった」そうだ

ロシアで7月1日、憲法改正の是非を問う国民投票が行われた。開票の結果、賛成票は77.92%となり、改憲案は賛成多数で成立した。プーチン大統領の任期が2036年までのびる可能性があるという話ばかりでまったく知らなかったのだが、改正された憲法には「領土の…