ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

障がい

戦時下ロシア 「部分的」動員令の波紋

ウクライナ戦争で劣勢にあるロシア・プーチン大統領が「部分的動員令」を9月21日に出してから一週間。「部分的」という語が何となく引っかかって、勉強ついでに調べると、確かに«Частичная мобилизация (partial mobilization)»と言っているようなので、訳せ…

杉田水脈氏と「生産性」

「人的資源」とか「人流」とか、人をモノ扱いするような言葉に出くわすと嫌な気分になります。「生産性」という語を人に当てはめ、その有る無しで人を分類するとき、ここにも人をモノ扱いして気に留めない差別性が滲み出ているように思えます。小生個人にと…

戦争の役に立たない人/人の役に立たない戦争

マガジン9に雨宮処凜さんの「第588回:戦争と障害者〜「戦えない人」は戦時にどう扱われてきたか。の巻」という3月23日付記事があります。その中にこう書いてあります。引用をお許しください。第588回:戦争と障害者〜「戦えない人」は戦時にどう扱われてきた…

「車いす少年の違和感」

昨日のブログでも引用した前自民党幹事長で元総裁の谷垣禎一氏についての毎日新聞の記事。台所のテーブルの上においたままだったので、一面トップのこの記事の見出しを見かけるたびに違和感を抱いていた。 「こういうのが障害者なんだ」――これは谷垣氏自身の…

断片的すぎる随想

今日は新聞を読みながらの断片的でまとまりのない随想を少し。 昨日ふと思い立って、亡くなった父親の姿が映った紙をパウチ加工した。父親を預けていた施設のリハビリ担当の方が写したもので、6月に父親と面会した際にいただいた。表面をコーティングしてお…