ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

検察庁法

SNS・政治・感情

SNSと政治について、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんのインタヴュー記事を読みました。 2月6日付朝日新聞から部分引用させてください(聞き手は三輪さち子記者)。なぜ入管法改正案はSNSで広がったのか 安田菜津紀さんに聞いた:朝日新聞デジタル ――入…

“守護神“ 黒川氏がいなくとも……

林真琴氏は昨年7月に検事総長に就任した。昨年春の、定年延長をめぐる検察庁法改定反対の声が上がった「ゴタゴタ」の果てにである。氏は就任会見で、「職員一人一人が常に検察の理念に立ち返り、検察権の行使が国民の信頼という基盤に支えられていることを意…

菅内閣の目玉人事

菅内閣人事の目玉は、「検察庁法改正案」の国会審議中にワニ動画を見ていた「デジタル担当相」でも、自分の個人サイトに「縦割り110番」を設置して得意になっている「行革担当相」でもない。本当の“目玉”は法務大臣と国家公安委員長だ。 「日刊ゲンダイ」…

上川新法相と林検事総長の「因縁」

今日スガ新内閣が発足し、新法務大臣に上川陽子氏が再任された。法相経験者であり、「実務的に手堅い人選」との見方を真に受けていたが(恥ずかしい……)、調べてみると、2年ほど前、上川氏と林眞琴・検事総長との間には「因縁の過去」があったらしい。とすれ…

短信 黒川氏のスキャンダル

外出自粛が要請される中、5月上旬、東京高検の検事長黒川弘務氏が新聞記者らと賭けマージャンをしたとの報道(週刊文春 20日)を受け、法務省は本人に聞き取り調査を行ったところ、事実を認めたとのこと。黒川氏は関係者に辞意を漏らしているという。 当然の…

人が政治に向き合うとき

昨日、政府・与党は「検察庁法改正案」の今国会成立を断念、安倍首相が夕方ぶら下がり会見をした。しかし、「今回の公務員制度の改革について……、丁寧にしっかりと説明していくことが大切なんだろう」という安倍氏の「釈明」には違和感をもたれた方が多いと…

“嘘八百”

5月15日に安倍晋三首相が櫻井よし子氏主宰の「言論テレビ」に出演して「検察庁法改正」や黒川弘務氏について言及したという。 「話題」になっている2つの発言を、『リテラ』が16日に配信した記事より拾わせていただく。窮地の安倍首相が櫻井よしこの「言論…

官邸と検察

「私や妻が関係していたということになれば、まさに私は、それはもう間違いなく総理大臣も国会議員もやめるということははっきりと申し上げておきたい。」—2017年2月、森友学園との関係を問われた安倍晋三首相は衆議院予算委員会でこう大見得を切った。しか…

続 「#検察庁法改正案に抗議します」

「日本維新の会」という回りくどい“与党”がある。その所属議員たちの使い出のある振る舞いが助けになって、8日から衆院内閣委員会で「検察庁法改正案」が審議入りした。各界から反対意見が膨れ上がっているのにもかかわらず、週内の強行突破がもくろまれて…

「#検察庁法改正案に抗議します」

昨夜NHKニュースを見ていたら、ツイッターで検察庁法改正に抗議する著名人の投稿が相次いでいると言っていた。ほんの申し訳程度の内容と長さだったが、NHKでさえニュースで伝えるようになったのかと驚いた。「#検察庁法改正案に抗議します」というハ…