ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

今、この国の街で

〇「あらかわ」さんがTweetした記事と動画(1月8日?のTBS「報道1930」の一部)より。焼き鳥屋の店主・田村さんの声。

https://twitter.com/kazu10233147/status/1347528182602162177

 松原:(自粛要請を)守らなかったところは名前を公表するということになりつつあります。これについては、どう思いますか?
 田村:いや、もう、私個人としてはけっこうです。してもらってけっこうです。罰金と言われたら、それは国と闘うつもりでいます。裁判でも何でもするつもりでいます。何で罰金なんか払わなきゃいけないのか、この原因をつくったのは誰なのか、よく考えてみてください。2月、3月に習近平が来る、オリンピックだと対策を延ばして、こんなに感染させたのは誰の責任なのか、誰が今みんな苦しんでるのか、それに対し一言もお詫びがないです。「私たちのせいでこんなふうに国民を困らせてすいません」なんてお詫びが一言もない。そんな人たちの言うことを私は今は聞けません。

「先月までGo Toイートで飲食店へと呼びかけておいて、今さら飲食店が悪いで済むものか」というRTもあった。


〇年明けの元日、『年越し大人食堂』の責任者で都内の困窮者支援団体「つくろい東京ファンド」の佐々木大志郎さんに記者の和田靜香さんが聞いた話。「週刊女性PRIME」の1月9日付記事の一部。

『大人食堂』責任者が語る、自らのホームレスの過去とIT技術で貧困を救う術 | 週刊女性PRIME

「『年越し大人食堂』は1年前にも新宿で開催し、そのときには80人ほどがいらっしゃいました。それが今年は何倍にもなり、訪れる人たちも以前にはこうした場所で見られない小さなお子さんを連れたお母さんや若い女性たち、そしてエチオピアアフガニスタンベトナム、イランといった海外の方も大勢みえました。そうした方たちがやってくるだろうと予想はしていたのですが、実際に大勢いらっしゃって衝撃を受けました」
「さらに今年目立ったのは、『大人食堂』にいらっしゃった生活困窮者の方々と街を歩いている方、その区別がつかないことです。昨日まであたりまえに働いていた方が突然に仕事を失くし、収入がガタンっとゼロに落ちて生活が一瞬で破綻してしまう。今はそういう状況です」

 佐々木さんの言うとおり、会場を訪れた人たちの多くはごく普通の身なりで、中にはビジネスバッグを持ったサラリーマンふうの人もいた。物腰も柔らかく、言葉遣いも丁寧。この人が困窮している? にわかには信じられないが、配られた食べ物に感謝して「ありがたくいただきます」と頭を下げる。

 子どもを連れた女性はいったん生活相談の列に並んだものの、「お腹が空いているから、やっぱり先に食べ物をください」と、お弁当の列に並び直した。

 また、外国人の長身の男性は緊張した面持ちで列に並び、お弁当の入った袋を手にしても硬い表情を崩さなかった。

 家電量販店とかゲームセンターあたりでたむろってそうな若い男性もいた。マスクを少し多めに手渡されると「いいんですか?」と驚いて、「ありがとうございます」と心からの感謝を言う。

 しっかりとしたジャケットを着た中年の男性は無表情でただ前を向いて、一切の言葉を発せず、心を殺したよう。

 そこに並んだ多くの人が、自分がこんなことになるなんて!と信じられないという面持ちだった。“あたりまえに生きてきたのに! 何も悪いことはしていない! どうして?”そんな叫びが聞こえてきそうで、彼らのそばに立っているだけで胸が苦しかった。


 これで「コロナウイルス感染症の患者が入院を拒否した場合、罰則を設けることについて厚生労働省が検討を始めた。」とか……。拒否するどころか、今や「入院」を許可してもらえる病院がなくなってるんじゃないのか、厚生労働省


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