清水有高さんの「一月万冊」でジャーナリストの佐藤章さんが、菅原一秀について痛快な話をされていた。以下、その概要。カッコ内は清水さんの反応。
菅首相無言・二階幹事長は政治と金は綺麗になったと金の問題で元大臣が議員辞職した時に言う･･･この神経はなんなのか？元朝日新聞記者ジャーナリスト佐藤章さんと一月万冊清水有高 - YouTube
昔、多羅尾伴内という探偵ものの映画があって、だいたい1950年代から60年代くらいの話だから、僕もあまりよく覚えていないんだけど、「七つの顔をもつ男」というシリーズがあるんですね。それをもじって、菅原一秀のことを「12の不祥事をもつ男」と呼ぶんだそうですよ（笑）。
時間もないからざっと読み上げると、1つめ。甲子園に4回出場とウソをついた（笑）。彼は早稲田実業の卒業で、選挙公報に甲子園に4回出場と書いてあったんだけど、実際にはベンチ入りしたことは1回もないと。アルプススタンドで応援していたということなんです。
2つめが、秘書の給与をピンハネしたと。これは週刊新潮にあったんですけど、本当は40万円出さなければならないところを25万で、15万ピンハネしていたという話ですね。（公設秘書で税金から給料が出ているのに、ピンハネして自分の懐に入れていたってことですね…）、そうそう。
3つめが、暴力団の関連企業からの献金。4つめが、秘書の酒気帯び運転。5つめが、国会のヤジ。山尾志桜里議員が「保育園落ちた、日本死ね」というブログを紹介したら、「匿名だよ、匿名！」とヤジを飛ばしたとか。（下品… ）
6つめが、これ女性蔑視発言なんだけど、「女は25歳以下がよい。25歳以上は女じゃない」（最悪…）「子どもを産んだら女じゃない。」（これ最悪…。今までの中で一番許せんな。これ、あり得ない…）週刊文春に書かれてたんですけど、当時付き合っていた27歳の女性に言ったらしいんです。
次は、国会開会中に交際女性と旅行に行ったんだけど、衆議院の議事運営委員会には「政治経済事情視察」という届けを出していたんですよ。で、旅行の期間中は、女性とゴルフ三昧で、その女性が心配したらしいんですよ。「大丈夫なの？」と。そしたら、菅原さん、女性を安心させようと、「いや、ウソを申請しといたから大丈夫だよ」？って。（全然大丈夫じゃない…）。
それから蓮舫さんに対するデマとかね。その根拠がネトウヨのデマだったんですよ。それから、これ朝日に報道されたんですけど、1個約2,000円のメロンを有権者に贈っていたと。週刊文春には、メロンとカニを地元有権者に配っていたと書かれています。これは立憲民主党の杉尾・参議院議員が調べて公表したものですが、菅原さんが有権者に贈る品物を自ら指示していたと。この人はカニ、この人はイクラとか…。（ランク付けがあるんだね）
で、12番目が練馬区在住の有権者を800人以上集めてバスツアーを何回もやって、（政治資金）収支報告書に記載しなかった。差額は事務所が補填したということですね。
これで12個なんだけど、僕が調べたら13個目があったんですね。これは原発政策で、公約で脱原発を言っていたのに、経済産業大臣になったとたんに、原発ゼロなんて無理だと言い出した。（もう、おなかいっぱいだよ…）
これで「政治とカネの問題はきれになっている」というのだから、これはもう理解不能、二階不能。
すさまじい国にされたよ、自民党。
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