いつもの戯れ言です。
ソ：おっと、今をときめくプーチンの大親友様じゃねぇか。
ベ：これはこれは、マフィアスタイルがお似合いの政界のダンディー、タロ先輩じゃないですか。私の行くところに先輩は必ず付いてきますねえ。
ソ：タロって、俺は飼い犬みたいにおめぇのことなんか追いかけてねえよ。おめぇが俺のいるところに来るんだろうがぁ。ふん、最近は講演に引っ張りだこで、やけに忙しそうじゃねえの？
ベ：ははは…「貧乏暇なし」ですよ。
ソ：それはおめーに最も似合わねえセリフだな（笑）。それにしても、回数も多いし、ちょっと張り切り過ぎちゃいませんかねぇ。
ベ：どういうことでしょう？
ソ：いや、何ね、おめぇがマスコミに出ずっぱりになるときは、尻に火がついてることが多いからよ。何かあるのかなあ、ってね…。最近検察も静かで、芸能人の逮捕ネタもねぇし、何か不気味だなと思ってよ。
ベ：そんな根も葉もない噂を立てるのはやめてくださいよ。北朝鮮のロケットがマンネリ化してるから、ロシアの侵攻は世間を煽る絶好の機会ですよ。これを憲法改正への踏み台にしない手はないでしょう。
ソ：それにしても、おめーも変わり身が早いというか、さんざん国の金でプーチンと飯食って、仲良し、仲良しってアピールしてきたのに、今度はプーチンは信長と一緒で人権なんか守る気がねえとか言って、じゃあ、その「信長」と親友のおめーは何なんだ？って話になるんじゃねえの？
ベ：いやいや、あんな男は親友じゃありませんよ。さんざん酒を飲ませて、秋田犬まで贈ってやったのに、経済支援だけさせて、領土を1ミリも返さないんですからね。日本国民をなめてますよ。
ソ：なめられてたのは、国民じゃなくておめえだろ？ プーチンはカケちゃんじゃねえんだからよ。そういうカネやモノで人を釣って媚びを売る態度じゃ、外国人には足下を見られるのよ。
ベ：何をおっしゃるんですか。私がトランプからオスプレイやイージス・アショアを買ったから、日米安保は盤石なんですよ。他国だっておいそれと日本攻撃はできませんよ。ゴルフはその「抑止力」を引き出すためにしかたなくやっていたわけで、私が国のために身を粉にしてやってきた姿をきちんと評価してもらわないと困りますね。
ソ：その「身を粉にする」ってのも、おめえにはまったくふさわしくねえよな（笑）。その使いものにならないイージス・アショアはどうするんでしたっけねぇ。まあいい、それよりおめぇんとこの元秘書が地元の山口で立憲から立候補するそうだが…。
ベ：それについてはノーコメントです。
ソ：ん？ なんだ、急に黙って。何か握られてんのか？
ベ：いや、別に選挙に出るのは自由ですから、勝手にどうぞって話です。
ソ：ふーん。でも、反旗を翻したのは確かだよなあ。おめーも群れて一緒にやってるときはいいけど、ちょっと距離があくと途端に豹変するなあ。
ベ：何ですか、それは…？
ソ：おめえが担いだ政調会長だよ。派閥に戻りたいって言ってんだから、入れてやればいいじゃねえか。
ベ：まあ、それは派閥内の同意がありませんと、なかなかねぇ……。
ソ：そんなこと言って、総裁選のときは派閥の同意なんか関係なく、後ろ盾になって動いたじゃねえの。
ベ：それは日本の未来を考えたとき、アベノミクスの継承ほか、彼女の主張は非常に重要でしたから。
ソ：アベノミクスも最近の円安ですっかり旗色が悪くなってるしな。
ベ：いや、急に円安に振れたのは日銀の「指し値オペ」のせいで、アベノミクスのせいではありません。
ソ：それじゃ、なんで「指し値オペ」しなきゃいけなくなったんだ？ アベノミクスの失敗を認めたくないからだろう。
ベ：いやいや、みなさん、アベノミクスは失敗だ、失敗だと言いますが、景気がよくなったのは事実ですから。「悪夢の民主党政権」の時代と比べて、よーく考えてもらわないといけませんね。
ソ：震災や原発事故の復興需要があったから、アベノミクスがなくとも景気自体は持ち直していたという意見もあるけどな。こないだキッシーと飯食って何しゃべったんだ？
ベ：いや、ステーキ食ってワイン飲んだだけで、たいした話はしてないですよ。そちらこそ、翌日すぐにキッシーと会ってるんですから、すでにお見通しでしょ。
ソ：7月までのあと3ヶ月間は、ミソジニはまずいから十分注意してくれ、と言われたよ。
ベ：何ですか、それ？ 期間限定の料理ですか？
ソ：おめぇ、ミソジニ、知らねえのかぁ？ 漢字でな、「三十路煮」と、こう書くんだ（笑）。
ベ：何だ、それじゃ我々はもう食える年じゃありませんね…。で、具は何ですか？
ソ：………。
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