今日は事情があってブログの更新ができそうにないかな……と思っていたら、よいニュース。
禁錮10月の実刑判決を受け、昨年12月より「服役」中だった周庭さんが、今日6月12日に出所する見通しとなったと、11日付の香港紙「明報」が伝えた。模範囚として刑期を短縮されたとのこと。
「周庭さん、6月12日に出所」香港メディアが報道。デモ扇動の罪などで収監されていた | ハフポスト
周庭さんのTwitterの更新は2月26日が最後になっているが、支援者が次のように当時の彼女の近況を伝えている。引用を許されたい。
Admin：旧正月の間に友人が新年の挨拶のために周庭を訪問しました。最近の周庭は、読書をしたりラジオを聴き、いつも手紙を読むことを楽しみにしているそうです。「ノルウェイの森」を読み終えたばかりで、引き続き、村上春樹さんと東野圭吾さんの本を読む予定だとのことです。
（https://twitter.com/chowtingagnes/status/1361650822623293441）
それから3ヶ月半。発信が途絶えていたのも、6月の「出所」を意識してのことだろう。「便りがないのは良い便り」。
服役中の他の人がどうかも気になるが、とりあえず安堵。早く姿を見せてほしい。
＜追記＞
先ほど帰宅して、周庭さんの「出所」を確認した。半年間、本当に大変だった。早くもとの元気な姿を取り戻すことを切に願う。
毎日新聞6月12日付記事より。部分引用する。
「とてもやせたので、しっかり休む」 出所の周庭氏がインスタ投稿 | 毎日新聞
…この日午前10時（日本時間午前11時）ごろ、香港の女子刑務所前に姿を見せた周氏は、大勢の報道陣に囲まれたが無言で迎えの車に乗り込んだ。集まった支援者らは「ゆっくり休んでください」などと呼びかけた。
その後、12日夕に周氏は写真共有アプリ「インスタグラム」に「雨の中、（刑務所前に）来てくれた皆さん、ご苦労様です。とてもやせたので、しっかり休んで体調を整えなくてはなりません（苦笑）」と投稿した。
19年6月に警察本部を包囲するデモを扇動したとして、周氏は民主活動家の黄之鋒氏＝無許可集会扇動罪などで服役中＝らとともに逮捕、起訴された。20年12月に禁錮10月を言い渡され、服役していた。模範囚として刑期を短縮されたとみられる。
ただ、周氏は20年8月に香港国家安全維持法（国安法）違反で逮捕された後に保釈されており、警察は同法違反容疑でも捜査を続けている。
周氏は国安法施行前、得意の日本語も駆使して民主派への支持を呼びかけていた。しかし、当局が国際社会への支持呼びかけを国安法違反に問うおそれがあり、今後、発信を続けるのは難しいとみられる。
周氏は服役後、接見した友人を通じてツイッターに近況を発信。6月に出所する可能性が出ていた今年2月16日には「刑務所での生活は心身ともにつらいので、6月に刑務所を出たら、少し身体を休ませたいと思っています」と投稿していた。
↓ よろしければクリックしていただけると大変励みになります。
