ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

6月11日参院予算委より

 昨日の参議院予算委員会を眺めている。Twitterで北村大臣の失態ぶりが少し話題になっていたので、見てみると、北村大臣が答弁するときは衆目が大臣に注がれるのだが、その視線が少し異様だ。ハラハラ、ドキドキ、のような…。その一方で答弁までの間にはウンザリした空気も漂う。相変わらず作文を読み上げるだけの答弁で、「(文書を残すかどうか)担当大臣の判断で……」などと繰り返すものだから、蓮舫さんに「あなたは何のためにいるのですか! 担当大臣はあなたですよ」と問われると、「必ずしもそうとは限らない!」と。えーっ!
 Twitterで閣僚名簿から「公文書管理担当」の文字が消えているとの指摘があり、調べて見ると、確かに、北村大臣の肩書は「内閣府特命担当大臣(地方創生 規制改革) まち・ひと・しごと創生担当」になっていて「公文書管理担当」の肩書がない。「そうとは限らない」などと口走る根拠はこれかあ? 昨日をもって、「公文書管理担当」の大臣はこの国からいなくなりました。

 例のサービスデザイン協議会についての質問に対する梶山経済産業大臣の答弁もまたすごい。

蓮舫:経産大臣、確認しますが、 本当に実体あるんですか? この法人……。
梶山:あの、これまでも受注実績がありますし、その補助金の仕事もしております。実際に実体があると思って我々も…、実体があるという前提でね(笑声)、我々も契約をしております。(笑声)
蓮舫:ちょっと、答弁、大丈夫ですか?

 「実体」があるかどうかわからないけど契約はするんだ、この政府は……。何か凄まじいね。


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