これはうれしい判決が出た。2011年の東京電力福島第一原発事故により千葉県内に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めた訴訟。一審の千葉地裁では東電には賠償を命じたが、国への請求は認められなかった。今日19日の東京高裁の控訴審では、国と東電の両方に同等の責任を認める判決が出された。
原発避難訴訟、国の責任認める 高裁で2件目:朝日新聞デジタル
国の責任認定、原告逆転勝訴 「対策取れば事故至らず」―原発避難者訴訟・東京高裁:時事ドットコム
千葉県内に住むよしみで、7年前に知人から協力を頼まれて、この件で公正な裁判を求める署名を集めたことがあるので、この裁判は気になっていた。2017年9月に千葉地裁の判決が出てからは少し縁遠くなってしまったが、原告のみなさんもホッとしたことだろう。最高裁まで進む可能性があるので、まだ安心はできないが、今夜だけは喜びを分けていただこうと思う。
なお、国の責任をめぐるこれまでの判決の一覧は下の通り(東京新聞2021年1月31日付)。
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/83187)
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