ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

核兵器禁止条約 2021年1月22日発効へ

 ホンジュラス核兵器禁止条約 を批准し、批准国はついに50か国となった。これで来年1月の発効が決まった。

 以下、核兵器廃絶国際キャンペーンICAN(International Campaign to Abolish Nuclear Weapons)の日本語版の今朝のTwitterの記事。

https://twitter.com/nuclearban_jp/status/1320105303573028864


 中國新聞の本日25日付の記事。

「廃絶への大きな一歩」被爆地・広島に喜び広がる 核兵器禁止条約年明け発効へ | 中国新聞デジタル

 核兵器禁止条約の批准国・地域が発効に必要な50に達した25日、広島の被爆者や平和運動に携わる人たちに喜びの声が広がった。今度こそ核兵器の終わりの始まりに―。被爆75年の節目に遂げられた偉業を歓迎する一方、実現までに険しい道のりが予想される核兵器廃絶に向けて決意を新たにした。日本政府には、条約への参加を強く求めた。
 「大きな興奮を覚えている。ただちに廃絶が進むわけではないが、悲願である核兵器の禁止・廃絶を具体化する大いなる一歩」。日本被団協代表委員を務める広島県被団協の坪井直理事長(95)はコメントを発表した。
 核兵器保有国と日本政府を含む「核の傘」の下にいる国々には条約への参加を要請。「険しい道が続くのかもしれないが、忌むべき兵器を世の中から無くしたい」と前を見据えた。
 「世界が動いた感動と感激で胸がいっぱいだ。諦めることなく、声を出し続けることが大事だ」。箕牧(みまき)智之理事長代行(78)も力を込める。核保有国の為政者に向けて「広島を訪れて核兵器の恐ろしさを肌で感じ、条約批准へ政策を転換してほしい」と求めた。
 もう一つの県被団協の佐久間邦彦理事長(76)も「さらに世論と運動を強め、条約を拒否する諸国を追い詰める。核兵器のない世界の実現、核被害者の支援に一層の努力を続けたい」と誓った。


 「第一幕」が終わり、舞台は「第二幕」へ。とりあえず喜びと祝福の次は、核保有国(利益集団)の包囲。まだまだ長い。

<2020年10月25日9:00 雲間に青空がのぞく千葉県にて>



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