ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

コロナ・ウィルスは人工?!

 フランスのリュック・モンタニエ博士が、新型コロナウィルスは人工だとする論文を発表したことが波紋を広げているようだ。私は、とあるロシア語学習者のブログに、タス通信にパリ発のこんな記事があったとの紹介を見て知った。こういう噂は先月から耳(いや、目か!)にしていたが、ノーベル賞受賞者が同僚の研究者とともにウィルスを分析して得た結論ということになると、ちょっと無視するわけにはいかない気がした。引用は、「地球最期のニュースと資料 In Deep」さんの記事から。

[特報]HIV発見の功績でノーベル賞を受賞したリュック・モンタニエ博士が「新型コロナは人工ウイルス」とする論文を発表。そして「人為的な改変は必ず消える」とパンデミックが干渉と共に終わる道筋を表明 - In Deep

 概要は以下のとおり。
 これまで、SARS-CoV-2 コロナウイルスは自然の中での突然変異の結果生じたもので、コウモリからヒトに伝染したなどと推測されてきた。ところが、「このウイルスは人工的なもの」と断言する人物が現れた。1983年に HIVエイズウイルス)を発見し、2008年にノーベル医学賞を受賞したリュック・モンタニエ博士(Professor Luc Montagnier)だ。博士は、SARS-CoV-2 は中国・武漢にある研究所から誤って流出したもので、このウイルスには人為的な操作が組み込まれていると主張している。博士によれば、中国の研究者たちがエイズのワクチンを開発している中で、コロナウイルスベクター(細胞への遺伝子運搬因子)として使用し、これが2019年の後半に、誤って外部に流出したという。これまで私たちを含めた医学関係者の多くは、武漢の海鮮市場からヒトに感染が始まったと考えてきたが、これとは異なる見解である。 
 フランスの医学者であるジャン=フランソワ・ルモワン博士からのインタビューに対して、リュック・モンタニエ博士は、「私の同僚の生物数学者と共に、この RNA ウイルスである新型コロナウイルスのゲノムを注意深く分析した」という。モンタニエ博士は、これはすでに他の科学者たちによっても分析されていて、以前、インドの研究者たちが、このコロナウイルスのゲノムに「別の HIV ウイルスの配列が含まれている」ことを示す論文を発表しようとしたが、科学界の主流からの圧力で調査結果を撤回せざるを得なかったのだという。
 ルモワン博士は、「この新型コロナウイルスは、HIV に感染している患者から来たのではないか」とモンタニエ博士に質問したが、博士は否定し、「HIV 配列をコロナウイルスのゲノムに挿入するためには、分子ツールが必要で、それは、研究室でのみ行うことができる。」と答えた。
 モンタニエ博士によると、このコロナウイルスの改変された要素は、感染が拡大していくにつれて排除されるとする。「自然にある存在は、分子の人為的な改変を一切受け入れない。自然の存在は、これらの不自然な変化を排除していく。特別、何もしなくても、このような人為的な改変は消えていく」「そのために、状況は次第に良くなっていくだろうが、残念ながら、それは多くの人々の死を伴った後になってしまうかもしれない」「(ウイルスの)干渉波の影響の中で、ウイルスの中の人為的な配列が排除されていき、結果としてパンデミックは止まるだろう。」と。
 しかし、こうした発言を「陰謀論」ととらえる可能性もないではない。モンタニエ博士は、誰かを非難するようなことをしたいわけではないが、中国人科学者たちが、彼らの研究室で起こったことを彼ら自身が認めることを期待しているとして、「いずれにせよ、真実は必ず出てきます。」と述べた。

「人工」ゆえに“自然”に帰っていく過程で無害化はしないまでも、普通の風邪のコロナ・ウィルスのようになっていくだろうというふうに理解した。が、その代償や犠牲はあまりに大きすぎる。さらにこんなに悲惨な国政の姿を見せられては…。