今日はメモ書き程度です。
昨日投開票された全国各地の市長選挙で、自民党が推薦した現職候補が相次いで落選したことは、人によってはちょっと衝撃をもって受け止められています。
自民また負ける 埼玉・久喜や千葉・東金の市長選など複数の地方首長選で推薦現職が新人に - 政治 : 日刊スポーツ
もちろん国政と地方の「争点」は別もので、個々の自治体が抱えている課題も同じではないと思われますので、この結果をもって短絡的に現政権のことを云々しても、あまり意味がない感じはしますが、上の記事にある6市の市長選のうち、5つで(自民党が推薦した候補よりも)比較上年齢の若い候補が勝っているのは、何か示唆的です。有権者が「老齢」だけを嫌って投票したわけではないにしても、世代交代や、地方行政に「新しい風」を待望する空気はあったのかなというところです。
千葉県でいえば、東金市の女性市長誕生は初めてです。おそらく(毎日新聞の地方面でも再三取り上げられてきたとおり)東千葉メディカルセンターの不祥事と経営赤字の問題がずっと尾を引いていたでしょうし、その分、現職に対する批判票が新人候補に集まったのでは、と想像します。他方、お隣の山武市は現職が退任し、三新人の争いになりましたが、こちらは自民・公明推薦の元県議が、元市議らにだいぶ票差をつけて当選しています。もし、こちらも自民党の推薦候補が敗れていたら、自民党県連にとっては「一大事」ですから、胸をなでおろしたことでしょう。しかし、千葉県内とはいえ、住んでいない自治体の詳細はわかりませんし、ましてや、他県の自治体の事情はもっとわからないので、これ以上のことは、関連する報道が出るのを待ちたいと思います。
今朝の毎日新聞の一面の左には(こっそりと)「内閣支持率53% 5ポイント減」という世論調査結果の記事があります。ほんとうはトップ記事で大々的に報じてもよかったと思うのですが、何か「忖度」でもしてるんじゃぁ(笑)
毎日新聞世論調査:毎日新聞世論調査 内閣支持53% 5ポイント減 高市政権、発足以来最低 | 毎日新聞
前首相の石破さんの場合、毎日新聞の調査では、内閣支持率が50%を超えたことは一度もありませんでした。高市内閣は、今回の調査では不支持が33%でもありますし、53%の支持率はまだまだ高いとは思います。ただ、もう「高止まり」という評価は当たらない感じです。
先週の4月11・12日の土日に選挙ドットコムとJX通信社が共同で行った電話・ネットの調査でも、内閣支持率は55.9%で、先月に比べれば微減ですが、なお下落傾向は止まっていません。
【速報】高市内閣支持率は55.9%(電話)予算審議時間の短縮や「独身税」への評価は?2026年4月電話×ネット意識調査 | 日本最大の選挙・政治情報サイトの選挙ドットコム
参考までに、その他のメディアの今月の調査結果を一覧にすれば、以下の通りです。
・NHK 支持……61%(前月比+2%) 不支持……22%(前月比-4%)
・読売新聞 支持……66%( 同 -5%) 不支持……24%( 同 +4%)
・朝日新聞 支持……64%( 同 +3%) 不支持……24%( 同 -2%)
毎日新聞の記者は、内閣支持率の「変化の兆し」について、こう書いています。
読む政治:高市内閣、支持率に変化の兆し…開く男女の差 若年層の評価は? | 毎日新聞
……内閣支持率は、従来の調査から変化の兆しも見えた。25年10月~26年3月の調査では、男性の支持率が一貫して高い傾向があったものの、女性との差は5㌽以内にとどまっていた。だが、今回は、男性の支持率が59%だったのに対し、女性は50%と9㌽離れている。
また、2月調査の年代別支持率は18~29歳が70%、30代は72%に上った。ところが今回は、18~29歳で51%、30代では54%に下落した。物価対策などで着実に成果を出さなければ、支持率の下落傾向が続く可能性もある。
こういうのもメディアの報道のしかた次第だと思います。明日から靖国神社で春季例大祭があります。高市首相は過去に、自分が首相になっても靖国参拝はやめない、(首相になったからといって)「途中で参拝をやめるなど中途半端なことをするから相手がつけ上がる」と豪語したことがあるようですから、報道どおりに今回参拝しないとなれば、明らかな言行不一致――そうメディアが追及すれば、多くの人々が、何だよ、と思うでしょう。特に若い人たちには、高市首相は「そういう政治家」ではないと思っている人が多いようですから、さらに失望が広がるでしょう。
首相になっても靖国参拝 高市氏が意欲「中途半端はつけ上がる」 | 毎日新聞
高市首相、靖国参拝見送りへ 春季例大祭、中韓に配慮(時事通信) - Yahoo!ニュース
いやいや、参拝はしない方がいいんですよ。でも、少なくとも「私は逃げません(ぶれません、決断します)」と(選挙動画で)言っといて、このケースでは「逃げる(参拝しない)」んだったら、国民に対して、申し訳ありませんでした、首相の立場でそんな「無謀」なことはできません、過去の発言は取り消しますと、きちんと謝罪しないといけませんし、国民も全体として言行不一致で言葉の軽い首相をこんなに支持していてよいのかという話です。それでは止まらんですよ、首相のこの軽薄さは。
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