日米首脳会談で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルド(トランプ大統領)だけ」などという、言われた本人さえ当惑しそうなブラック・ジョーク(!)を飛ばした高市首相ですが、どうも健康不安が囁かれているようです。
3月12日の衆院予算委員会の閉会直後、椅子に座ったまましばらく立ち上がれなかったことがあったことはよく知られています。病気を理由に、催しものを選り好みする「得意技」を有する御仁ですから、これも先々への「伏線」を狙ったものでは、などという「悪説」もありましたが、巷で受け止められているよりも、事は深刻かもしれません。
高市首相、問われる体調管理 1分近く立ち上がれず公務欠席、疲労を気遣って野党議員が予算委員会で質問自粛、レクも充分に受けられない…それでもたばこは止められず |NEWSポストセブン
……予算審議の最中での訪米という負担は、確かに高市首相の体を蝕みつつある。
会談前の3月12日、衆院予算委員会の後、椅子に座ったまま1分近く立ち上がれない場面があり、その後の公務を欠席したのだ。永田町関係者が言う。
「その日、首相は朝から具合が悪そうで、声もガラガラでした。トイレ休憩の際には壁に寄りかかる姿を見せるなど、もはや"限界状態"。帰りの車にも何人かに体を抱えられるようにして、ようやく乗り込んでいました。
見た目もやつれていて自身を追い詰めるかのように公務に当たっているため、議員のなかには"たばこと栄養ゼリーしか摂取していないんじゃないか"と案ずる人までいるぐらいです。公務欠席は"風邪の疑い"のためと発表されていますが、現実には寝不足が大きかったとも聞きます」
かつて"午前3時出勤"が話題になった高市首相だが、いまやその勤勉さがあだになりかねないというのだ。
「会食が少なめなことも"孤高"というより体力が厳しいという面が大きいようです。もともと体が強い方ではなく、過去には赤坂宿舎のエレベーターで壁にもたれかかり、憔悴した姿を目撃したという議員もいます。予算委員会では、明らかに疲労の色が濃い首相を気遣い、不必要な質問を自粛した野党の議員もいました。最近は官邸入りの時間も遅くなることが増え、会談などに必要なレクも充分に受けられていないとか」(前出・永田町関係者)
早朝に公務が入っていると体調が悪いのか、秘書官など周辺に対し、不満をあらわにすることもあるという。しかしその割には"悪癖"も止められない様子だ。
「リウマチにもよくないだろうに、国会が終わると首相官邸に戻る前に、車の中でこっそりとたばこを吸っているそうです。体調管理も仕事のうちですから、批判されることを恐れているのかもしれません」
こんな状況をよそに、というより、それゆえに、というべきでしょうが、自民党内の「グリップ」は緩み始めているようです。「日刊ゲンダイ」の小塚かおるさんは「高市首相は案外、長くないかもしれない」という党内の声を伝えています。
「高市首相は案外、長くないかもしれない」自民党内から聞こえる面従腹背の声、囁かれる健康不安と派閥復活の包囲網(2/4) | JBpress (ジェイビープレス)
睡眠3時間の限界、国会答弁で露呈した高市首相の「健康不安」
……自民党内からはこんな意外な見方が聞こえてくる。
「選挙であれだけの勝利を党にもたらした総理・総裁ですから、今は執行部含め党内はみな、もの言えば唇寒しでおとなしいが、その実は面従腹背。党内の7割は高市首相の政治手法をいいとは思っていない。高市さんはもともと党内基盤が弱い。案外、長くないかもしれない」(党重鎮のベテラン議員)
理由のひとつは、最近、永田町で頻繁に耳にする「健康問題」だ。
……体調を崩したのは睡眠不足が理由とされる。
「予算委のある日は3、4時間ほどしか眠っていない。そのため昼休みは執務室のソファで横になっている」(官邸関係者)
国会中継などを見ても、確かに以前に比べ痩せて頬もこけたように見える。
昨年末にも、ある閣僚経験者が「高市首相は、関節リウマチの持病があり、薬剤で進行を止めている状況だと国会答弁で自ら明かしている。首相の激務にストレスが重なって病気が悪化。潰瘍性大腸炎の持病が悪化し、1年で退陣した第1次安倍政権を思い出させる」と話していたが、その見立てがまだくすぶっているということだ。
高市首相の足元で着々と進む「旧派閥」の再結集
そして、もうひとつの理由は派閥復活の兆候だ。
衆参合わせて400人超の大所帯となったうえ、新人が66人。裏金問題などで落選していた議員もほとんど戻ってきた。
自民党内で唯一、派閥を存続させている麻生派は18人が新規加入し、60人の勢力にまで拡大した。これが契機となり、旧派閥がみな蠢きだした。
表で報じられているだけでも、旧二階派は衆院選で返り咲いた武田良太元総務相が新たに研究会を発足。政界引退した二階俊博元幹事長ら20人超が出席した会合は、さながら派閥引き継ぎの“セレモニー”だった。
旧岸田派は岸田文雄元首相、木原誠二元官房副長官らが初当選組を含む30人ほどで会合。林芳正総務相や小野寺五典税調会長らも、旧派閥議員20人ほどと別途、会合を開いた。
旧安倍派も萩生田光一幹事長代行と西村康稔選対委員長が呼びかける形で食事会を開き、約20人が集まった。
旧茂木派は会長だった茂木敏充外相が旧派閥議員らとの昼食会を定期的に開催している。
「党の規模が大きくなればなるほど、主導権争いで議員数がものを言う。勉強会や研究会などと称してグループ化が進むのはある意味、必然だ。派閥復活は次の総裁選を見据えた動きでもある。
高市さんの任期は、前任の石破総裁の残り期間なので来年秋まで。普通に考えれば、無投票再選を狙うだろうが、その時の支持率と状況次第だ。もともと高市さんは仲間がいない。支持率が3割台にでも下がれば、各派閥は『ポスト高市』を探して動くだろう」(前出の党重鎮)……
この国の為政者の中には自らの病気を国民の同情を引く一手段として有効活用する者がいましたが、通常、一国のリーダーの健康不安は、その国の国情の評価に直結するので、事実であれば隠されるべきことです。私は今病気だからお手柔らかにどうぞなんて、修羅場をくぐり抜けてきた外国の首脳に通じるはずもなく、それで「強かな外交」を展開するのは無理でしょう。
表向き(メディアの前で)は自己イメージを気にして作り笑いを浮かべている首相が、執務室に戻ると奥の部屋でタバコをぶかぶか吹かしている姿は、(昭和の中小企業の社長らしくて)個人的には笑えますが、多くの国民にとってはあまりイメージのよろしくないことです。喫煙者のニコチン中毒はいかんともしがたいのでしょうが、タバコをやめるのと首相をやめるのと、どっちか選べと言われたら、高市首相はどちらを選ぶんでしょうか。
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