高市政権の政策&発言の評価・不評価をランキングした「週刊女性」の記事を見ました。30代~60代の男女500人(男女比不明)に緊急アンケートを実施し、集約した結果ということですが、どうせだったら上位5つだけでなく、下位を含めたその理由・意見の生の声をもっと載せてほしかったところです。引用させてください(文言は主旨が変わらない範囲で変更しています)。
《高市早苗首相の政策&発言「評価できる」ランキング》“働いて働いて ”発言を抑えた1位は「物価高と賃金停滞に明るい材料」(4ページ目) | 週刊女性PRIME
《高市首相の政策&発言「評価できない」ランキング》定数削減に2万円給付、台湾有事の国会答弁を抑えた1位は国民の不満爆発の“ばらまき政策”(4ページ目) | 週刊女性PRIME
「評価できる」もの
① ガソリン税の暫定税率廃止 113(男77/女36)
② 外国人の土地取得ルール検討 56(男29/女27)
③ 働いて× 5 労働時間見直し 49(男29/女20)
④ 年収の壁178万へ 所得税見直し 48(男28/女20)
⑤ スパイ防止法検討 33(男25/女 8)
「評価できない」もの
① おこめ券配布 113(男75/女38)
② 台湾有事発言 61(男50/女11)
③ 子ども一人2万円給付 54(男22/女32)
④ 働いて× 5 労働時間見直し 41(男25/女16)
⑤ 定数1割削減法案見送り 38(男28/女10)
それぞれの1位に付せられた意見だけ見ておきます。
<評価① ガソリン税暫定税率廃止>
・「迅速で、値段が下がった感じが実感できた」(三重県・56歳・男性)
・「誰もできなかった暫定という名の恒久税にメスを入れることができた」(東京都・60歳・男性)
・「国民にとって最も心配な物価高騰と賃金停滞にとりあえず少し明るい材料」(岩手県・69歳・女性)
<評価不可① おこめ券配布>
・「ばらまきより持続的に生活が楽になるやり方をしてほしい」(岐阜県・54歳・女性)
・「少額ですぐ使い切り、日本経済にとって限定的な効果しかない」(大阪府・54歳・男性)
・「国民が真に必要なものをわかってない。農水相は更迭すべき」(神奈川県・48歳・男性)
「評価する」もののトップになったガソリン税の暫定税率の廃止は、もともと野党がまとまって与党に承諾を迫ったもので、自民党はもし少数与党でなかったら突っぱねていたでしょう。これを高市政権の施策というのは無理があります。しかも、自民党がこれをさも政権の実績であるかのように、新聞広告に掲げるに至っては、我田引水というか、手柄の横取りというか、他党を選挙目当てで一緒になったと批判し、自民党はそういう政党とは違うんですなどと言う資格がどこにあるのかと思います。これを政権のおかげと思っている有権者も有権者です。
他方、「評価できない」もののトップになった「おこめ券」問題は多言を要さないでしょう。物価高騰の主因が円安だという認識は広く共有されています。コメ価格についても、米増産に舵を切るのか切らないのか、農政がぶれまくって、高止まりしたままです。こんなことを続けていたら、消費者のコメ離れがさらに進みそうですし、農家もそんなことは望んでいないでしょう。消費者を守らないだけでなく、生産者にとっても望まぬ結果が待っている。おこめ券が1位になったのは、多くの人がコメを一回限り安く手に入れられても、問題は何も解決しないことがよくわかっているからでしょう。これは知見のない、浅はかな政策ととらえていると思います。
TVで自民党候補者の選挙活動を見ていると(TVの編集のせいもありますが)、「高市、高市」の連呼ですね。とにかく「高市」の名前を出せば当選できるってことでしょうか。で、その高市本人は、お伊勢参りで安倍晋三の遺影を持ち歩いているように、自分は安倍晋三の後継であると、以前からアベ、アベって言ってるわけです。その安倍晋三はこの世にはいません――空疎というか、根無し草というか。こういう主体性のない、空っぽな選挙をやってていいのか。総理大臣なのに、党首同士の討論さえ受けて立たず、それくらいやってから選挙だろっていう世論の流れもつくれずで。
青森や秋田や北海道や……豪雪で大変なことになっている様子を毎日TVで見ていますが、こんな中で選挙をやれって。外には出られないし、雪の重みで屋根はきしんでるし。高市首相も、同じものを見ているのだとしたら、毎日遊説であちこち飛び回っているようですけど、立場が立場なんだから、遊説よりも豪雪地帯に視察に行った方がよくないか。まさか、これもケガで行けないってことはないでしょう。
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