自民党の総裁選ネタにはもう飽き飽きですが、今朝の新聞に小さな記事があって「やっぱりな」と思いました。
自民総裁選管、「やらせ」問題で厳重注意か 対象や内容明かさず | 毎日新聞
前回のブログで書いた通り、「やらせ」は小泉陣営だけじゃないようです。党内には「国政選挙だと皆やっている」「他の陣営の書き込みだってひどい」という声が上がっているんだそうです――それじゃ、批判などできっこないですよね。同じ穴のむじな同士なんだから。公開討論会では、小泉陣営の誹謗投稿の件で、司会から批判するようけし掛けられた高市早苗は、怒るどころか、例の作り笑いで隣の小泉進次郎と見つめ合ってましたよね(気持ち悪い)。
野党は首班指名で統一候補を出す気がないようなので、このままいけば波乱もなく自民党総裁が総理大臣に指名されるようです。「赤信号みんなで渡れば怖くない」式の不正に寛容な(不正をしないと損をする)政党から選ばれる代表者が、次の総理大臣に指名されるとは。「解党的出直し」を称するDappi自民党は、裏金問題からも、統一教会からも、まるで「脱皮」することなく、メディアも国民も「Dappi文化」に馴化され(怒りや抵抗心を削がれ)、自民党政権がなおも続いていくことになります――ほんとに情けなく、恥ずかしいなと感じます。Dappiのことは以下を参照してください。
Dappi問題から続く自民党のステマ手法とその問題性|BriBliss (ブリブリス)🌞
Dappi 裁判第6回口頭弁論より - ペンは剣よりも強く
月が替わって、再び3,000品目以上の値上がりや高齢者の医療費負担の増加(移行軽減措置の終了)など、政治の体たらくともども、元気が出るネタは少ないのですが、新聞を眺めていてひとつだけ、いい記事を見つけました。2019年に火災で主要部が焼失した沖縄の首里城が、復元工事の結果、正殿(の外観)が姿を現したということです。写真で見る限りは、出来立てで湯気が立っていそうですが(笑)、むかしここを訪問して、ゆるやかな坂道を上がって行って見上げた姿を思い起こしました。写真でしかわかりませんが、6年でよくぞここまで戻してくれたと、関係者には感謝の気持ちでいっぱいです。自民党の再生の姿とはほとんど重なるところがないので、記事で並べても違和感しかありませんが、願わくば(ほんとに願わくばですけど)、自民党もこの首里城のように再建しないと(できないと)いけないのだと思います。
mainichi.jp
首里城、2026年秋に正殿再建 過去に5度焼失も立ち上がる<沖縄の象徴再びー首里城火災から5年> - 琉球新報デジタル
