ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

失言対談あるいは火消しセミナー

 今年の3月に、石破総理では参院選を戦えないと、公然と石破おろしののろしを上げた議員がおりましたが、今度は、自らの「失言」で、周囲から「これでは参院選を戦えない」と非難され、この議員は昨日(9日)しぶしぶ発言の撤回と謝罪に追い込まれた模様です。

 今日はこの議員と日本を代表する「失言王」を当ブログにお招きして、お話をうかがいました(言うまでもなくこれは仮想の戯れ言です)。

失言王 おー、お前かあ、今、世間を騒がせている「失言君」というのはぁ。
議員  はあ、先生からしたらまだ「失言君」といったところで、まだまだ先生の域には遠く及びませんで。
 ほー、俺の「域」っていうと、どんなのを知ってるのかね?
 そりゃあ、何と言ってもまずは漢字の間違いですけど……。
 こらこら、漢字の間違いは「失言」じゃねえだろ。
 webで探すと一覧表になってましてね。主なのを挙げておきますと……。
 未曾有を「みぞゆう」とか、有無を「ゆうむ」とか、「怪我」を「かいが」とか、踏襲を「ふしゅう」なんてのもありました。
 シンゾーの「云々(でんでん)」や「背後(せいご)」よりはセンスがいいと思うがな。
 あと、人の名前の間違いってのもありましたね。上川大臣を「うえむら」って連呼しちゃったり。
 ふん、それは話題づくりよ。無名であっても、そうやって俺が間違えると、世の耳目が集まるってもんだ。
 その上川大臣で言えば、「このおばさんやるねー」とか「そんなに美しい方とは言わんけれども」というのもありました。
 本人をほめるつもりで言ったんで、そこだけ変に切り取るからおかしくなるんだ。
 あと「ナチスの手法に学んだらどうか」ってのもありますが、それにしても、初めて衆院選に出馬した1979年、登壇して開口一番「下々の皆さん」と言ってしまう人はなかなかいないと思いますね。当選後「将来の総理大臣に?」という問いにも「年寄り代議士が何人か死ねばね」ですから。私なんぞとはレベルがちがいます。

麻生太郎の問題発言、失言まとめ・漢字読み間違いって本当? | エンタメファミリー

 ま、あんまり褒められている感じもしないので、お前の話に移るか。で、何を言ったんだって?
 いや、その、憲法改正の集会で、なぜ今の憲法をもつに至ったのか、「正しい歴史」を知らなきゃいかん、「自虐史観」や「東京裁判史観」はダメだという趣旨の話をしたんですが、沖縄の集会だったこともあって、ついついひめゆりの塔の名前を出して、あそこの展示はなってない、「歴史の書き換え」になっていると言ったところ、後でいろいろと反響がありまして。

自民 西田参院議員“ひめゆりの塔 歴史書き換え発言”撤回せず | NHK | 沖縄県

 一度「撤回」しないって言ったんだから、批判されてもそのまま突っぱねろよ。どうせ、そのうち世間は忘れるんだからよ。
 参院選がなけりゃそうしますけど、今度は自分も改選なもんで。
 そういうときは、マスコミがねじ曲げた報道をしてるって、まずはマスコミのせいにしないとダメだぞ。
 もちろんです。やつら、すぐに揚げ足取りで、話を針小棒大にして報道しますからね。
 謝罪するにしても、「もし、誤解を招いたのであれば」とか「もし、不快に思われた方がいるのであれば」って、必ず「前置き」を入れた方がいいな。
 はいはい、わかってます。
 あとは「真摯に受け止めます」と「国民に寄り添う」という二大フレーズは絶対に忘れないこと。
 もちろんです。私もカンペをちら見しながら、「沖縄の県民の心に寄り添って国会議員として働く」とちゃんと言えましたんで。
 って言っても、お前さん、京都が選挙区だろう。大丈夫かぁ?
 大丈夫です。いつも選挙はトップ当選ですから。
 なんなら、俺と同じように「下々の皆さん」ってあいさつしてみたらどうだ? それでもトップ当選するなら、「失言王」の地位はお前に譲るけどな。
 いや、そんな、滅相もございません。

 ということですが、沖縄県民にも、千葉県民の小生にもいかんともしがたいので、京都のみなさん、ほんとにこの議員、何とか、お願いします。

「非常に不適切だった」自民・西田議員、ひめゆりの塔めぐる発言を謝罪(2025年5月10日掲載)|日テレNEWS NNN




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