入院が必要なコロナ感染者が自宅待機させられたあげくに、病状が悪化して亡くなるケースが続出している。一時は重篤な状態に陥ったタレントの野々村真氏は、自分は自宅から24時間スタッフに看病してもらえる病院に入れてもらえたから命を救われた、「自宅療養」とは「自宅放置」のことだ、と言っていた。まさしくそうだ。これを「棄民」政策と称するのは、いくらぎょうぎょうしくても、現在のコロナ患者に対する政府や東京都の姿勢を的確に示していると思う。
ところが、ことは日本国内に限らなかった。アフガニスタンでも日本大使館が文字通りの「棄民」をしていたのである。驚きである。
自衛隊機の派遣も、要するに「やってる感」を演出するのが主目的で、実際上、役に立つかどうかは二の次なのだ。
ケロ爺さんのTweetより、引用を許されたい。
https://twitter.com/kero_jiji/status/1431198686399270917
凄いよね
タリバンのカブール制圧が8/15
アフガニスタン日本大使館は
同日中に大使館を閉鎖し
他国の軍用機でドバイに退去
8/16にはツイッターアカウントまで消し去ってる
アフガニスタン在留日本人達への退去の手当もせず
自分達だけさっさと逃げちゃった訳よね
その上でコレだもんな…๛(꒪⌓꒪)⁾⁾
退避対象に日本の民間非営利団体(NPO)等のアフガン人職員も加えたのは当然の話なのだが
その家族は認めないってどんだけ無情無慈悲なわけ?
家族の身に危険が生じる状況で
本人だけ退避なんて出来ないだろ
NPO職員本人も退避対象 アフガン人、家族は認めず
https://nordot.app/803631087302131712
韓国大使館は15日に一旦カタールに退去したが
22日にはカブールに戻り
現地駐在の韓国人やアフガニスタン人スタッフ救出の為に
現地で直接交渉してるのよね
「カブールの奇跡」…韓国に協力したアフガン人391人、無事にアフガン脱出
アフガニスタン人協力者とその家族、無事にカブールを脱出 韓国式の連絡網のおかげで集合場所に時間通りに集まれる 「彼らをこのまま置き去りにすれば、タリバンに確実に処刑される 韓国の信義と意志を国際社会に再認識させなければならない」
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40928.html
そしてフランスも
大使館員が最後までアフガニスタンに残り
フランス人やアフガニスタンスタッフの救出避難に尽力
…皆責任を持って仕事を遂行してる
フランスは今日、自国民とアフガン関係者全員の避難を完了予定。どのように行ったか。日本との違い。
バイデン大統領は、8月31日の撤退期限を守るつもりである。そんな中、フランスは27日にすべての退避を終わらせる予定だという。どのように進めてきたのか。そして日本の状況は。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20210827-00255196
…で…
本邦はどうなったか…
どうすんの?放置?
時間が経つ程
避難は難しくなる
特にアフガニスタンスタッフや家族は
逃げる事が出来なくなる
日本人1人が自衛隊機でアフガニスタンからパキスタンに退避 | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210827/k10013228231000.html
<以下略>
アフガニスタン在住日本人とアフガニスタン人のスタッフは計500人規模だという。避難猶予は今月末だというから、あと4日しかない。それが救援のために向かったはずの自衛隊機が日本人1人を乗せて退避し、今は隣国パキスタンで様子見をしているとは…。
<追加>
アフガン退避で日本と韓国の差! 外交官は逃げて民間人と現地職員を置き去りの日本、外交官がアフガンに戻り390人を退避させた韓国|LITERA/リテラ
「やってる感」や「棄民」の発想は他にもある。東京都が事前予約なしで受けられるとしていた若い世代向けの渋谷のワクチン接種会場。初日の昨日8月27日、朝7:30の時点ですでに300人以上が並び、予定していた1日の接種可能数を超えたたため、都は急遽受付を終了させたとのこと。
東京の若者向けワクチン接種 想定超える人数に急きょ整理券|NHK 首都圏のニュース
都の担当者は「接種をためらう若者が多いということだったので、ここまで並ぶとは想定できなかった」と釈明。
小さな島や山奥の村でもあるまいし、どうして東京都心に人が集まるのに、200とか300という数量で大丈夫と判断してしまうのだろうか。自衛隊の大規模接種センターのときの失敗を生かす気がないのだろうか。
もっと惨いことに「これはモデルケースであって、もともと若い世代の接種を渋谷の会場だけで済ませようとするものではない」というようなあきれた釈明も聞いた(今日28日の朝、テレ朝の「週刊 ニュース・リーダー」内)。足らなくなるのは最初から分かってやっているということらしい。
これも主目的は「やってる感」の演出であって、集まった人たちに実際にワクチンが行き渡るかどうかには関心がないのだ。できなかった人は運が悪かった、そんなに必要ならまた来てください、ということらしい。
運まかせのワクチン接種や検査。病人を放置し、邦人を救出しない国家。危険にさらされる外国人を見捨てる日本国。いったいどこまで墜ちていくのだろうか。
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