ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

ワクチン頼みの危うさ

 一昨日、病院に行った。いつもにもまして混んでいた。看護師さんに「今日はやけに人が多いですね。」と言うと、「ワクチン接種をしてるからでしょう」とのこと。そう言われると、いくぶん高齢者が多い印象ではある。

 定例の検査をし終えて、先生に呼ばれた。
先生:何か変わったところがありますか?
小生:いえ、別に…。
先生:まあ、数値も下がってるし、安定してますよね。
小生:ほんとですか!(と、渡された表を見たら、0.1しか下がってない!)
先生:じゃあ、次回は8月ということで…。
小生:はい。
先生:それまでにワクチンどうするか、考えといてください。
小生:はあ…。
 先回は様子見させてくださいと言ったが、一応「基礎疾患を有する」立場で、優先的に接種ができるんだから、早く受けなさいということなのだろう。とはいえ、やはりこのワクチンへの疑念は払拭されない。

 ワクチン接種が進むイギリス では6月1日、ついに一日の死者数がゼロになったと報道された。「三密」状態で6万人を集めた実験イベントでは陽性反応は15人にとどまり、ワクチンの絶大なる効果を実証したとも言われていた。市民のあいだにもコロナ前の日常を取り戻したかのような解放感が見てとれた。
 ところが、実は6月に入って、イギリスの1日あたりの感染者数はじりじりと増え始め、9日?には一日の新規感染者数は7,540人に達した。これは、2月26日以来の水準という。6月21日を「自由の日」と称して、コロナの「克服」を宣言するつもりだったジョンソン首相としては、何やら怪しい雰囲気となってきた。
COVID-19: UK daily cases highest in months – as PM says June 21 lockdown decision rests on vaccine rollout data | UK News | Sky News)  

しかし、もっと問題なのは日本である。190人以上の人がワクチン接種後に亡くなっているというのだ。因果関係は明らかではないということだが、徹底的に調査すべきだ。今日(6月10日付)のTBSニュースより。

【独自】ワクチン接種後に190人以上死亡、遺族「詳細な調査を」|TBS NEWS

新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため全国各地で加速するワクチンの接種ですが、その陰で190人以上の人が接種後に死亡しています。「亡くなったのはワクチンが原因ではないか?」先月末、接種から数時間後に急死した兵庫県神戸市の女性の遺族や病院側がJNNの取材に応じ、胸の内を語りました。

 「今回は覚悟も何もないですから、いきなりでしたから。それがつらいですね、ほんとうに」(死亡した女性の夫〔74〕)
 先月28日、神戸市に住む73歳の女性は、かかりつけの病院で夫と一緒にファイザー製のワクチンを接種しました。女性は15年前から糖尿病の持病がありましたが、当日の体調に特に問題は無く、午後4時半ごろに接種を受けた後、30分ほど病院で待機し帰宅したといいます。しかし、その後・・・。
 「テレビを見て午後7時すぎくらいに、胸が痛いから先に休むね・・・それが最期の言葉でしたね」(死亡した女性の夫)
 呼吸が一気に荒くなるなど女性の容体は急変し救急搬送されましたが、病院に着いた時にはすでに心肺停止状態で午後8時すぎに亡くなりました。ワクチンを受けてわずか3時間半あまり、突然の別れでした。
 「どこかが調子が悪くてという話であればわかりますけど、何もない状態でほんとうにすぐでしたんで・・・。時間がたつにつれて、もう考えたらそれしかない消去法で言ったらそれしかない」(死亡した女性の夫)

 女性にワクチンを接種したかかりつけ病院の主治医は・・・。
 「お元気な状態で帰られたので問題なかったなと。びっくりしました。本当に。えっという感じで。(Q.ワクチン接種が関係していると?)思ったか思わなかったかでいえば、そら、思いましたね。日常生活のなかで、それまでとその日唯一違っていたところでいうと、ワクチンを打ったか打っていなかったかだけなんで」(かかりつけ医)

 実は国内でワクチン接種後に少なくとも196人が死亡しています。副反応を検討する厚生労働省の専門部会は、分析を行った139人について「ワクチンとの因果関係が評価できない」としていて、これまでに死亡との関連性を認めた例はありません。多くの遺族が解剖を希望せず詳細な検査ができないことや、たとえ解剖しても因果関係の特定は難しいからです。
 厚生労働省の資料にも亡くなった女性とみられる記載があり、死亡原因については「評価中」となっています。遺族は大学病院に詳細な検査を依頼していて、ワクチンが原因で亡くなったのかどうかはっきりさせるべきだと考えています。
 「政府が一生懸命やっているのはよくわかるんですけど・・・。(因果関係を)つまびらかにする必要がある。誰でもかれでも打ちなさいということではないと私は思います」(死亡した女性の夫)
 政府が加速させるワクチン接種。接種との関連が不明のまま亡くなる人がいることも事実です。

 ほとんど一つ覚えのようにワクチンに頼る政府、というか、スガ首相の姿勢には、根本的に疑念を持っていた。インフルエンザ・ワクチンでも接種したからといって感染しない保障はないのに、間に合わせで急遽作り出した代物に全幅の信頼がおけるだろうか。しかし、まさか接種後の副反応?で、すでにこんなに亡くなっている人がいたとは思いもしなかった。普通だったら、接種を一時中止して、因果関係の有無が明らかになるまで接種を再開しないのではなかろうか。そういう「普通」のことが許されないのが、このコロナ・ワクチンだ。政治が絡んだせいで余計な「オプション」がつきすぎた。

 父親に感染させるとまずいのでワクチンをうってもらおうかとも考えていたが、このままではモヤモヤしたまま8月に病院に行かなければならなくなりそうだ。



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