ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

総理大臣の疲労蓄積?

 お盆前の秘密会談?
安「いやー、もう散々だよ。Go To 始めたら感染者は激増するし、支持率は下がるし……。」
甘「テレビに呼ばれているので、何か援護射撃しときましょう。」
安「そう。一週間くらい夏休みをとりたいのよね。別荘に行ってゴルフしたくてうずうずしてるんだけど、今の風向きだと、ゴルフしたら世間がうるさいよね。困ったもんだよ。」
甘「じゃあ、過労による疲労蓄積が心配だから、強制的にでも数日間休みを取るべきだと言っときましょう。」
安「総理大臣として、強い使命感をもって職務に取り組んでるって強調しといてよ。」
甘「わかってます。総理は責任感が強く、自分が休むことは罪だと考えていると、これで行きましょう。」
安「その『責任感』って嫌味っぽいねえ。また、『任命責任』とか『責任を痛感』とか、自分の過去の「責任」発言を引き合いに出して、どこが『責任感が強く』だ! とか罵る輩がいるんだろうなあ。」
甘「大丈夫です。緊張“感”、スピード“感”、責任“感”……。みんな“感”なだけで、何を言ってもどうせ本当のところは問われませんから。」
安「その投げやり“感”がいいねえ。」
甘「総理のおまかせ“感”には勝てませんがね。」
ガッハッハ……みたいな。

 ちなみに、3月6日、全国の学校の一斉休校を発表した際、総理大臣は「政治は結果責任。その責任から逃れるつもりはなく、その責任を先頭に立って果たす」と言い放った。このほか「政治は結果」発言は数多い。

 その総理大臣を、8月16日のテレビ出演で自民党の税調会長は、「強制的に休ませなければならない」と強調した。これは実際にあった話。

甘利氏、安倍首相を「休ませて」 コロナ対応で疲労蓄積を心配 | 共同通信

自民党甘利明税制調査会長は16日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルス対応のため、連続勤務となっている安倍晋三首相の疲労蓄積を心配した。「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と述べた。甘利氏は首相側近。12日に1時間近く2人で会談している。
 首相は例年8月15日の全国戦没者追悼式に出席後、山梨県鳴沢村の別荘で静養に入るが、今年は東京都内の私邸に帰った。甘利氏は番組では「数日でもいいから強制的に休ませなければならない」と強調した。
 野党の臨時国会召集要求は「首相を引っ張り出すためなら意味がない」と指摘した。



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