ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

またまた「会見の儀」

 Twitterを眺めていたら、毛ば部とる子さんが、8月9日のアベ首相の会見の様子について、記者が質問している間、「安倍首相の顔がアップになり続けるのだが、キョロキョロとして落ち着かない。笑えるくらい全然聞いていないことが分かる。事前調整で質問内容を知ってるんだろうけど、非常に見苦しい」と書いている。

https://twitter.com/kaori_sakai/status/1292388655143821312

どれどれと、動画を見てみる。こういうとき、ふつうの人(答弁者)は質問者の方を見ながら、必要事項をメモ書きするものだが、最初から「解答(回答)」が与えられているので、そんな必要もないらしい。驚いたことに、その「解答用紙(カンペ)」をこちらに見せている写真まで上がっている(大島堅一さんのTweetによる)。

https://twitter.com/kenichioshima/status/1292420976127303688

大島さんは「事前に質問回答を書面で配っておき、会見ではそれを前提に質疑応答してはどうでしょうか」と至極当然のことを書いている(普通の場合は……)。が、アベにとってこれは、記者の背後に国民がいることを想定した会見ではなく、単なる「会見の儀」だから、15分でも30分でも時間をつぶしたら終わりでいいのだ。

別のtweetには、「安倍首相の長崎での式典でのあいさつが広島でのあいさつと地名以外まったく同じです。」という指摘も上がっている。

https://twitter.com/Iwakawa_Arisa/status/1292289928122912768

もうバカバカしいので検証はしないが、ここまで無知と無恥が傑出している輩に、政治家どころか総理大臣をつとめさせる愚には、ほとほと疲れた。こんなのでも担いでいる勢力には「利用価値」があるのだろうが、まだ奈落の底が見えないというのだろうか。



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