ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

アベに直訴しようとする人々

 「のら猫寛兵衛」さんのブログに目が留まった。東京・富ヶ谷のアベ首相の自宅近くで「直訴状」をもった男たちと警察との押し問答が見えたというのだ(写真つき)。冒頭だけ引用させていただく。

富ヶ谷の安倍の自宅の路地口で「直訴状」手に通せ通さぬ:のら猫 寛兵衛:SSブログ

きょうの午後、とぼとぼと家路についた私は ちょっと面白い光景に出くわした。
富ヶ谷の安倍の自宅の路地口で 押し問答のような雰囲気。
警察の車が入り口を塞ぎ 警官が男らに説得している模様。
この道を通すわけにはまいりません お引き取りください ということのよう。
男たちは食い下がっているのか 男は書状を手にしており 見ると「直訴状」と書いてあるのか 「直訴」までが見えた。
男の短パンには小さな旭日旗が縫い付けてある。
ここにはいつも警官がひとり立っていて 横に警察の車が4台止めてある。
きょう警官の数が多いのは 中から出てきたのだな。
これを突破するのは難しかろう。
硬い警官隊の守り フォワードにバックス フルバックもいて 三段構えの陣形をとっている。
……以下、略。

 確か4月にはアベ・麻生宅前経由のデモ行進もあった。
 コロナ禍や豪雨被害でぎりぎりの状況に追い込まれている人が数知れない中、今回のGoTo“トラブル”には失望感と危機感が広がっている。思いつきで22日前倒し開始を打ち出しておきながら、その数日後に一部を撤回するというお粗末さ。感染者数は今後どれほど“爆発的”に増加するかというのに、病院はひっ迫してませんという発言!?(病院関係者は耳を疑う!)……等々。ここ数日だけでもアベ政権の迷走と無策は改めて強く印象づけられている。
 こうした政権を選んだのは国民の責任だ、みたいなことがよく言われるが、正確に言えば、国民が選んだのはアベを多数決で首班に指名した国会議員たちである(手の込んだ仕組みだが、国民には首相を選べない)。だから、局面を転換するためには、理屈の上では、議員がアベ以外の誰かを首相に選べばいいのである。で……。
 ……あっそう? は?(麻生!?)ダジャレですか? それじゃ、国会議員を選びなおすしかないです。




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