宮武領さんの人気のブログ「Everyone says I love you !」を拝見している。
アベシンゾー首相はまたしても昨夜、“朗読の夕べ”を開催した。河井夫妻の逮捕を受け、何とか話題を変えたい、「やってる感」を出したい、自分は河井とは関係ない、……ということだろうか、「……そうやって印象操作を一生懸命されていますけれども、一生懸命、一生懸命」（森友学園の質問に対するアベ答弁より）。まだまだ続く“操作”劇。他方で進む“捜査”劇……。そこで、唐突に、今国会で改憲の議論が進まなかったことを取り上げ、改憲の議論をしないのは政治家としての責任を果たしていないなどと言いはじめた。……いや、さすがに、これはちょっと待て！ である。国会の会期延長の要請を却下し、さっさと閉会にしておいて、改憲の議論をしないのは国会議員としてけしからんって、それはないだろう。だったら会期を延ばせばいいじゃん。
・「いま目の前にある課題を決して先送りすることなく解決していく。これは政治家の責任だ。」
→いや、まず、自分が法務大臣に任命した河井克行氏の任命責任をはじめ、これまで「責任は私にある」と称した数々の「責任」をとることが先だ。
・「改正に反対か賛成か、どういう意見か、国民は見たく、聴きたいのではないか。」
→５月３日のＮＨＫ世論調査で「憲法以外の問題に優先して取り組むべき」と答えた人が78％。むしろ「国民が見たく、聴きたい」のは、自民党県連が反対しているのに河井案里氏を党公認の候補者に強引にねじ込んだのが誰なのか、そしてまた、彼女の選挙資金の1億5千万を出すと決めたのは誰なのか……の方だろ。
・「国会議員としてその責任を果たさなければいけないことを改めて認識していただきたい」
→“お前が言うか！”ってみんな失笑しとるよ。
宮武さんのブログの中に一枚の写真がある。何かのデモで参加者の一人が持っていたプラカードと思われるが、「改憲バカ しつこい」と書かれている（笑）。
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