ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

もし、この国の国民でなかったら……

 安倍さん、あんたもう替われよ。人が生死の崖っぷちにいるのに、あの記者会見はないだろう。「緊急事態」を解除できないのはわかったよ。でも、「延長します」って言ってるだけじゃ、生きていけない人がいっぱいいるんだよ。もう、1カ月我慢しろって、一日一日が分かれ目なんだよ。あんたのその場当たり的な対応は何だ。アベノマスクなんか欲しかないけど、そのマスクさえ届いてないんだよ。給付金だって、メルケルの国じゃ、簡単な手続きで、すぐ支給されてるよ。おまけに「……申し訳ないけれど、手続きしてから2、3日かかってしまうので、それは我慢してほしい」って、もう泣けてくるよ。なんで安倍晋三の国では同じようにできないんだよ。外国と比べてると、この国の国民でよかったなんて思えなくなってくるよ。あんたはこの連休中、ほとんど朝から昼過ぎまでご自宅でお過ごしだけど、外国の様子とか気にならないの? 国民の様子はどうなのよ? 寝ないで働けとまでは言う気はないけど、明日のことで寝られない人がこの国には今大勢いることを少しは想像しなよ。これまであんたがやってきた所業を許すわけではないけど、もういいから即刻替わってくれって!
 ……少し脚色した(=「マイルド」にした)が、来宅した妹夫婦と昨日交わした話の概要である。しかし、この話の内容が特異でないのは、他の方々のブログやTwitterを見れば明らかである。

 二つほど以下に引用・紹介させてほしい。
 まずは、作家の雨宮処凛さんのブログから「生活はギリギリ。コロナになっても、ならなくても死ぬ」(4月30日付)

「生活はギリギリ。コロナになっても、ならなくても死ぬ」。悲痛な叫びを受けて、国へ緊急要望書提出 | ハフポスト

 二つ目は、その雨宮さんのブログを読んで、カナダの状況を知らせてくれた、モントリオール在住の長谷川澄さんの「コロナ禍 : 弱者に手厚いカナダの休業補償〜月15万円を4か月間給付」(5月4日付 レイバーネットからの引用)。

www.labornetjp.org/news/2020/1588480486091staff01

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