当日完売したと言われる件の『週刊文春』3月26日号をやっと手に入れた。巻頭は広瀬すずさんのグラビアページ。めくっていくと、方眼紙のようなマス目のある紙に「森友問題」と題された赤木俊夫さんの手記の写真が出てくる。次をめくると、見開きで赤木さんの書斎、右上に赤木さんの手帳、左上に手記の末尾の写真。目次などを経て数ページ後に相澤冬樹さん(大阪日日新聞・元NHK 記者)の記事が続く。最後に赤木さんの手記。グラビア部分をのぞくと全体で12ページにわたる。
……いままでも様々なスキャンダルがあったと思うが、今回のはとりわけ異様で気を重くさせる。赤木さんは「内閣が吹っ飛ぶようなことを命じられた」と言っていたらしいが、現在の政権は、このことに限らず、ふつうの状況だったら何度倒れたかわからないような異様な集団である。誰かが述べていたが、やはり森友の国有地売却の疑惑が明らかになった時点で交替していなければならない内閣だったと今さらながらに思う。そうであったら、赤木さんも…。
赤木さんに合掌し、奥さんを援護していかなければ、…と思う。