ペンは剣よりも強く

日常と世相の記

ワクチンと死亡事例 国会議員の勉強会

 超党派の国会議員による「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会(会長・川田龍平参院議員)の動画を見ました。ワクチン被害者遺族の会の方や医療関係者などが話をしていましたが、これは「天上界」(web)では話題になっても、「地上界」では扱いが極小です。あちこちで疑義が上がって、国会議員がこうして「勉強会」までしているというのに、W杯サッカーをトップニュースにして、皇居や名勝地の紅葉がどうのというのは、情報操作による話題そらしでしょう。
「新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える」勉強会 - ニコニコ動画
(※遺族の会の方々の話は7分50秒過ぎから)

 夫を亡くした女性:厚労省のHPにはワクチンで亡くなるのは希なケースだとありますけど、それじゃあ亡くなった1908名は希なんですか? まだ足りないんですか? 何名の犠牲者が出たら希じゃなくなるんですか?
※彼女の取材記事(11月27日付「河北新報」)
ワクチン接種3日後に死亡 宮城・男性の妻「実態究明を」国に訴え 遺族会結成、訴訟も検討 | 河北新報オンライン

 京大の福島雅典先生:(24分50秒過ぎから)……即刻評価委員会を解散して、全例調査をしなさい。これが結論です。ワクチンを打って調子が悪くなった人は、全医療機関に周知してね、もたもたしてたらダメで、何が起こるかわからない。

 「にゃんこ丸」さんが11月26日付blogにまとめているので、文字起こしはしませんが、
新型コロナワクチン接種と死亡事例の因果関係を考える勉強会 - お天道様は見てござる

ここに来て話を聞くべきなのは、本当は実務権限のある官僚かそれに準ずる者でなければならないはずで、若手を「人身御供」にしているところに、薬事行政の姿勢が現れていると思います。
 薬害の歴史がまたもくり返されていることに愕然とします。






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「隙」を突かれて

 今日はごく短く。
 W杯サッカーで、先日日本代表がドイツに勝って盛り上がっていたので、昨日テレビで(珍しく)コスタリカ戦を通して見ました(見てしまいました)。結局後半35分の相手ゴールが決勝点になり、ファンには残念な結果となりました。
一瞬の隙突かれた日本 快挙かすむ黒星―W杯サッカー:時事ドットコム

 観戦していても、ニュースのダイジェストで見るようなシーンが続くわけではありませんが、素人目には「見せ場」というか、惜しいシュート・シーンが乏しく、面白みを欠いた試合でした。でも、「つまらない試合」になったとしても、引いて守って一発で決めるというのは相手のコスタリカの戦術だったでしょう。日本の選手が最低引き分けでいいと思って戦っていたとも思いませんが、全体として何となく「迫力」不足で、敵陣を崩せず手をこまねいているうちに、一瞬の隙を突かれた感じです。
 しかし、事前の予想では、1次リーグでスペイン、ドイツと同じ組になってしまって、場合によっては3戦全敗の可能性もあったわけで、2戦終わって1勝1敗なら、まあよく頑張っていると考えた方がいいように思います。緒戦でドイツに勝ってしまったから、楽にグループを勝ち抜けられるような気になってしまっただけで、もし、これが逆に、緒戦ドイツに負けて、今回コスタリカに勝っていたら、みんな、よしよしと思っていたでしょう。FIFAランキングを「実力」と考えても、「実力」があれば勝つわけではないし、勝てばそれで「実力」があるとも言えません。勝負事に時の運や偶然が作用することはみんな承知のことです。それを一喜一憂、一夜で天国から地獄へのように、勝手に盛り上がって勝手に気落ちして、熱くなるのがファンとはいえ、関心のない人には、何なのいったい?と映っているかも知れません。

 試合後のweb上の反応には少し怖いものがあります。負けたために?「戦犯」探しのようなTweetが多数上がっていますが、中には、これが証拠だとばかりに切り取り動画を付すものが幾つもあります。試合中の具体的な場面を切り取れる技術の進歩は、確かに客観性や公正さの精度を上げていると思いますが、同時に、その一挙手一投足をいちいち評価に晒すことで、自分本位の攻撃的感情を増幅させてもいます。個々の選手のプレーもさることながら、これが審判の判定にまで話が及ぶとなると、かつてのようにマラドーナの「神の手ゴール」などという牧歌的な話で笑っていられなくなります。選手や審判員が凄まじい罵詈雑言に晒され、普通の生活が脅かされるような事態は何としても避けなければならないと思います。

 人権意識を欠くweb上の言説を含め、W杯で世間が盛り上がっているうちに、焦点の旧統一教会信者救済の関連法案の方は与党(自民・公明)によって骨抜きにされつつあります。「騒ぎ」に気をとられてこちらが疎かにならないよう、国会の行方にも目を向けていかなければと思います。彼らも「隙」を突くのがお得意です(自分の政治資金の管理は隙だらけのくせに)。


 

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「東日本大震災に匹敵する大災害」

 人口動態統計によると、今年2022年は21年よりも死亡者数が激増していて、8月までの累計で、すでに死者の増加数が戦後最大なのだそうです。とりわけ、今年の2月は、昨年2月に比べ、約1万9000人も死者が増えているとのこと。web上でワクチン接種とこの死者の増加の因果関係を疑う話をたびたび目にします。

 たとえば、元厚労省官僚で科学評論家の田口勇氏は、「プレジデント」の11月25日付記事で以下のように書いています。
元厚労省官僚が警鐘「ワクチン接種期に震災以上の超過死亡」政府やマスコミが黙り込む"不都合な真実" 「30代・40代・60代」は接種者のほうが感染しやすい… (2ページ目) | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

「2022年は、日本で東日本大震災に匹敵する大災害が起こっていた可能性がある」と言うと、「まさか」と驚くかもしれません。しかし、厚生労働省の「人口動態統計」に示された、歴然たる事実です。新聞やテレビなどではほとんど報じられていませんが、私は人口動態統計のデータを分析して、そういう結論に達しました。
22年の月次人口動態統計速報を見ていくと、21年よりも死亡者数が激増しているのがわかります。22年は8月までの累計で、すでに死者の増加数が戦後最大です。とりわけ、22年2月は、21年2月に比べて約1万9000人も、死者が増えていました。これは、極めて“異常”な数値といえます。
高齢化が進んだ日本では毎年、死亡者数が増加しているのですが、それでも、月平均で1500〜2000人ほどしか増えていません。ということは、22年2月には、高齢化以外の原因で、死者が1万7000人以上も増えたことになります。東日本大震災による死者は、約1万6000人なのですが、それと同規模の「激甚災害が発生した」と考えなければ、理屈に合いません。
その時期に大量の死者を出した原因として、すぐに思いつくのが「新型コロナウイルス感染症」でしょう。ところが、22年2月に、新型コロナが直接的な原因で亡くなった人は、前年に比べて約4000人の増加でした。コロナ禍では「自殺の増加」も問題視されていますが、22年2月の自殺者数も、大きくは増えていませんでした。
そのほかに、死亡者数激増の要因として考えられるのが、実は、「新型コロナワクチンの接種」です。22年2〜3月は、ワクチンの3回目接種が本格化した時期。そこで、3回目接種数と死亡者の増加数を調べてみることにしました。まず、目をつけたのは、新型コロナでお馴染みになった国立感染症研究所の統計。わかりにくいので知っている人が少ないのですが、週単位の死亡者数をHPに掲載しています。また、ワクチンの毎日の接種数はデジタル庁が発表しています。
両者のデータを週単位でまとめ、グラフ化すると、ワクチンの3回目接種数と死亡者の増加数との間には、明らかな相関関係があることがわかりました。人口動態統計では、22年8月も前年より死者が激増し、これは4回目接種との関係が疑われます。


 上の記事にはわかりやすいグラフもあるので、その他も含めて是非ご覧いただきたいと思います。それにしても田口氏が続けて書いているとおり、現段階で新型コロナワクチンが「大災害」の原因であると断定はできないでしょうが、逆に、ワクチン接種と死者の急増に因果関係がないことも明らかにできていないのです。厚労省は、因果関係のあるなしを調べて、国民にことを明らかにする責任があるのに、「ワクチン接種の推奨」しかしません。この国には何度も薬害をくり返してきた歴史があるのにもかかわらず、です。

 中部日本放送CBC)のニュース映像でしょうか。mooncaveさんのTweetにはこんな動画もあります。
mooncave on Twitter: "テレビのキー局ではまず放映されない。名古屋CBCの大石キャスターに期待。 https://t.co/eDY77hHfZ2" / Twitter

 小生は3回目のワクチンを接種した人たちの様子を知って不安になって以降は、ワクチンの接種はしていませんし、こうした記事を見るにつけ、ますます接種には慎重にならざるを得ません。これは「陰謀論」の類いではなく、科学的検証が求められる「現実」だと思います。




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